ロマリー・ストーン

登録日:2012/03/25(日) 18:42:00
更新日:2023/11/22 Wed 12:33:52
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いいなぁ……




機動戦士ガンダムAGE」の登場人物。


アセム編からの登場で、第二部のヒロイン。年齢は17→18歳。
茶髪に碧眼の美少女で、外見はフラウ・ボゥミリアリア・ハウに少し似ており、ポジション的にも近い。
アセムゼハートが通っていた学校の同級生で、いいとこのお嬢様らしくアイドル的存在でもあった。



しかしコロニーがヴェイガンに襲われ負傷した所をアセムに助けられ、また彼がガンダムに乗って戦う所を何度か目撃し、
それもあってか元々興味を示していた「MSクラブ」にも頻繁に顔を出すようになり、またその中でアセムとゼハートに興味を抱くようになっていった。

しかし、卒業式の日にアセムとゼハートが戦っている所を目撃してしまい、卒業後は「自分がなすべきことを探す」ために連邦軍に入隊。
ディーヴァのブリッジクルーに配属される。


特に有名なものが21話にてゼハートと交戦したアセムに対する「(ゼハートと会えて)いいなぁ」という発言で、傷心のアセムと視聴者に多大な衝撃を与えた。

また24話ではゼハートがアセムに銃を向けた場面に遭遇、アセムが隙をついてゼハートの銃を奪い形勢逆転した時はゼハートを庇っている。
これによりアセムとの溝は決定的になったのか、とうとう無視されてしまった。

ちなみに以上の直前の話の23話では民間人に犠牲の出る作戦に反発して脱走したアセムを「これは戦争なのよ」と非常に現実的なご意見で叱責している。
…しかし皮肉な話、言った本人も割り切れていなかったようである。


OPでの扱いや第3部の主人公キオと髪の色が同じといった点から後々アセムの嫁となり、キオの母親になると指摘されていた。


ノートラムの決戦後、一年後の「勇気の日」に至るまでに軍を除隊し、故郷であるトルディアへ帰ることになる。
空港でアセムに見送られるが、自身がアセムとゼハートに憧れ入隊したことを告げ、学生気分でいた事を反省し、アセムに謝罪する。
「何のために戦うのか」の答えを見いだしていたアセムは彼女を許し、正式に和解。
去り際に「自身を守る」というアセムの告白めいた言葉に、涙を流してアセムと抱き合った。


数年後、アセムと結婚し、A.G.151年にキオを授かる。





第3部においては、キオを育てるも、キオ曰く「いつも笑ってて怒っている所を見たことがない」と言われている。
オリバーノーツがヴェイガンに襲撃された時は、エミリーと隣町に避難しており無事であると確認されている。


第四部では、キオを火星から連れ帰って来た夫のアセムと十数年ぶりに再会し、思わず涙を浮かべてアセムに抱きつく。
その後、再び宇宙海賊として戦いに赴くアセムをユノアと共に見送った。


小説版での彼女は親の敷いたレールを蹴ってオペレーター養成過程を受け、自分の意思で軍隊に入った他、
初めてAGE-1に乗って苦戦するアセムをサポートした実績からAGEシステムのオペレーティングも彼女が担当している。
問題のシーンもアセムの行為が八つ当たりであることを指摘しつつ、あくまで理性的に努めている。
また、色々と物議を醸した「いいなぁ…」はカットされた。


MEMORY OF EDEN
アセムの幼馴染という設定に変更され、最初からMSクラブに所属している。
アセムとゼハートとの絡みが大幅に増えた他、TVでは写真のみだった水着姿やシャーウィーに盗撮写真を撮られるシーンも披露した。

またアセムがAGE-1に乗って戦っているときには(離れて見てたってのもあるだろうが)
真っ先に新手に気づいたあたり、覚醒する環境にいなかっただけでXラウンダー適正は高かった可能性もある。
(息子のキオのXラウンダー能力が高いため、絵空事というほどのものでもない)

「いいなぁ…」はゼハートに会えたことは本質的な意味ではなく、
海で和解シーンの「いいなぁ…男の子って」との対比だと思われる。

つまりまさに「学生気分が抜けていなかった」ということである。


ラストシーンでは夜の地上で一人佇み、降り注ぐ流星群を見上げていた。


スパロボシリーズにて
AGE初参戦のBXに登場。
キオ編からのため出番は少ないが原作では会うことのなかったゼハートにトルディアで再会したり、後にアセムとゼハートが酒を飲み交わしている場面で通信を入れるなど割と優遇されている。


■余談
前述の「学生気分が抜けていなかった」点については21話放送時点でもロマリー役の花澤がラジオでこのようにフォローしていた。
また、シリーズ構成兼脚本の日野氏は「ロマリーはスタッフの間でもこの展開だと視聴者に嫌われちゃうねーと、悩みながらやってました、実は」と呟いていた。

24話のシーンが元で紫豚ことニナ・パープルトンと同類扱いされてしまうことも多かった(日野は過去に0083が好きと発言しており、実際に元ネタであった可能性も高い)。




ゼハート…私、ずっと…ずっと追記・修正したかった…!

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最終更新:2023年11月22日 12:33