トビ(NARUTO)

登録日: 2012/04/10(火) 12:11:16
更新日:2024/04/13 Sat 13:18:35
所要時間:約 5 分で読めます





一尾〜、二尾〜、僕はトビ……


なんちって☆


トビとは週刊少年ジャンプで連載されていた漫画NARUTO‐ナルト‐』の登場人物。


二部の風影奪還の章にて、怪力医療忍者ことサクラ砂隠れの里のご意見番ことチヨバアに敗れ死亡したサソリの代わりにに入ったフレンチクルーラー型の仮面の男

暁メンバーの中ではムードメーカー的存在……のはずだが、デイダラ以外は基本シリアス一辺倒の連中ばっかりなのでぶっちゃけた話かなり浮いている。

お調子者で、よくデイダラ先輩をイジったりおちょくっては首を絞められたり爆破されたりしてる。
でも爆弾設置を手伝ったりしており、何だかんだで仲は良い様子。


戦闘能力ははっきり言って不明。賑やかしとしての登場が多く、トビ自身がナルト達と直接戦ったシーンは一度のみ。
ただし、不死コンビの登場前後で、ある湖に解放されていた三尾・磯撫を単独で沈黙させている。
この事から、暁の中でも潜在的な戦闘力はトップクラスに高いと思われる。

また、ナルト達がイタチを捜索していた際に出くわして戦闘になった際はまともに相手をせずあしらっていたが、謎の時空間忍術を用いて攻撃を回避し続け、最後の最後まで一発も食らわなかった。
確認できる限りでは土遁が使える様子。



せんぱ~い!
追記修正していきましょうよ~!







うわー!しんじられなーい!






……なーんてね!


思った通りだ…




CV.内田直哉/高木渉(563話以降)


【概要】

上記の振る舞いは全て演技。
自らを『うちはマダラ』と名乗り、『トビ』の仮面を被って水面下で密かに自身の計画を実行すべく暗躍していた暁の裏のリーダー。
イタチの死をゼツから聞かされた際のリアクションが上のもので、「なーんてね」までは高木氏、それ以後は内田氏が担当。


【人物】

本来の性格も上記の性格とはかけ離れたモノで、目的の為に嘘を吐いたり、裏切り者は容赦なく殺すなど冷酷な面が目立つが、死んでいった暁の仲間達に対しては良くやってくれたと労う一面を持つ。

クシナから九尾を抜き取ってに追いやった張本人であり*1波風ミナトは他里とのパワーバランスを考え、自分の命と引き換えに屍鬼封尽九尾ナルト封印したので、ナルトにとっては両親の仇であると言える。

トゲトゲアロエヤローことゼツ並みに神出鬼没であり、物音一つ立てずに突然現れる事が多々。
消える時はまるで何かに吸い込まれるかのように(パッと見、写輪眼に吸い込まれるような描写で)姿を消す(時空間忍術)。
これは右目の写輪眼の能力らしい。この能力はカカシと似ている。トビはこの術で離れた場所から場所へと飛び回っており、内部の時空間に人や物を収納することもできる。

ゼツ以外がいる時は常に仮面を被っているため、彼の素顔を見た者は一部の人間のみ。
その素顔を見た鬼鮫曰く元水影だとか。これはかつてトビが四代目水影こと橘やぐらを写輪眼で操り、霧隠れの里を「血霧の里」と呼ばれるほどの過酷な里へと変えたためである。
鬼鮫は霧隠れを抜ける前、トビがやぐらを操っていたことを『月の眼計画』の概要と共に本人に知らされていたのだ。

右目は写輪眼、仮面を替えた後は左目に長門から移植した輪廻眼を宿しているのが分かる。
前の左目の写輪眼は『イザナギ』を使用した際に使えなくなった。

劇中で何度か右腕がもげているが、その後に再生している。これは初代火影こと千手柱間の細胞の賜物らしい。


【月の眼計画】

尾獣を集めているのは『月の眼計画』を実行する為。
九体の尾獣を手中に収めることで十尾復活させ、それの人柱力となり、十尾の力と月を用いて、全世界に大規模な幻術無限月読』を掛ける。
これによって人々をそれぞれの理想がかなえられたの世界に永遠に閉じ込め、この世から争いを根絶する、というもの。

見方を変えればマダラが全てを支配するのと同義であり、結局はまやかしの平和でしかない。


【正体】

そう、彼は自らをうちはマダラと名乗った

のだが……



第四次忍界大戦。
九尾と八尾を奪取すべく五影に堂々と宣戦布告したマダラ(+その他諸々)と、世界を暁に明け渡さぬ為に各里が一丸となって作られた忍連合軍の戦いである。

白ゼツの能力によって撹乱され一時はピンチに陥るも、新たな力を得たナルトの参戦で勝機が連合軍側に傾き始めたその時。



穢土転生によって本物の『うちはマダラ』が現れたのだ。



真っ先にマダラと対峙する事となった我愛羅オオノキは当然、動揺を隠せない。
穢土転生で目の前に居るという事は、うちはマダラは今の今まで本当に死んでいたことになる。
では、マダラを名乗り暗躍する、あの面をした男は一体誰なのか……?

ナルト達に対しては正体を明かす気がないらしく、何者だと問われても、


オレは誰でもない

誰でもいたくないのさ…


といった台詞で返している。
彼の正体の予想は諸説あったが……。




ナルト達との交戦の末に上記の時空間移動の術がカカシの万華鏡写輪眼・神威と同じ術と判明、そのギミックを利用され遂に螺旋丸で仮面を破壊される。


もう逃げられねーぞ! てめェは…

誰だァァァアア!!




【もう一人のトビ】

「トビ」という名は、中身の人物がマダラのアジトで療養していた際、不安定な人造体を補うため「装着」していた柱間細胞から生まれた人造人間の名前*2
フレンチクルーラーの仮面のデザインもトビの顔を模したものである。

こちらのトビはオビトの正体が割れた後ヤマトを中身として乗っ取り、木遁・真数千手の仏像でヒルゼン率いる忍連合の部隊を襲撃していた。

無限月読解術後、大本の外道魔像が封印されたことで生命維持が出来なくなり、解放されたヤマトを再び乗っ取ろうとするも果たせずそのまま解けて崩壊してしまった。


【余談】

つけていた仮面は、初期は神威の吸い込みを模倣した渦巻き、大戦時は輪廻写輪眼を模した「波紋模様に写輪眼の勾玉型の穴」というデザインになっていた。



文字数は犠牲になったのだ
古くから続く追記・修正…その犠牲にな

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最終更新:2024年04月13日 13:18

*1 人柱力は尾獣を抜かれると死ぬ

*2 オビト自身は「グルグル」と呼んでいた