mazohyst of decadence(Dir en grey)

登録日:2012/10/18(木) 01:01:30
更新日:2023/02/02 Thu 17:49:16
所要時間:約 2 分で読めます




「mazohyst of decadence」は日本のバンド,DIR EN GREYの楽曲の一つ。
1stアルバム「GAUZE」の8曲目に収録されている。

メンバーの薫曰く,「聴いてる内に眠たくなって次に飛ばしたくなる感じにしたかった」とのこと。

中絶をテーマにした楽曲であり9分を超えるロングナンバー。
歌詞の内容は堕胎される胎児の視点から描かれておりボーカルの京の歌い方も相まって聴き終えた後の脱力感はハンパないものである。
歌詞にも規制がかかっており、歌詞カードには

cageの僕を愛せぬならそれで良い。

と記載されている。
檻の僕?イミフと感じるだろう。実際にCDを再生すると

♪き(ピーーー)の僕を〜♪
と「ピー音」で消されている。

これを歌詞カードと合わせると
きcage→奇形児と言うことになる。

ライブでは長らく披露されていなかったが、2011年より大幅にリアレンジされて、現在は頻繁に演奏されている。
しばらくリアレンジ版のスタジオアルバムへの収録はなかったが、
2022年に発売されたアルバム「PHALARIS」の完全生産限定盤/初回生産限定盤のボーナスディスクに
『TOUR2013 TABULA RASA -揚羽ノ羽ノ夢ハ蛹-』以降に披露されたアレンジ準拠で収録された。
ただし原曲が10分近くの長尺なのに対してリアレンジ版は6分弱と短縮されている。歌詞もブックレットには敢えて記載されていない。

ちなみにPVも制作されており、PV集「GAUZE-62045」に収録されたが、規制がかかっている。
無修正版は後に発売されるインディーズ流通のPV集「AVERAGE PSYCHO」で見ることができる。

歌詞の内容を忠実に再現したドラマ仕立ての内容で中絶の様子を生々しく描いており、
破水する妊婦・医師との話し合い・堕胎道具・最後にゴミだらけの島・それに群がるカラスとカモメ…

そのためグロ耐性のない人は視聴をおすすめしない。



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最終更新:2023年02月02日 17:49