サシャ・ブラウス

登録日:2013/05/23 (木) 23:58:24
更新日:2023/03/12 Sun 00:20:26
所要時間:約 5 分で読めます




「それは…何故人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」








進撃の巨人」の登場人物。
CV.小林ゆう







第104期訓練兵であり、成績上位者の一人。順位は9位。
教官からの評価は、「型破りな勘の良さを持つが、型にはまらない故に組織的な行動に向かない」。

出身はウォール・ローゼ南区のダウバー村。人里離れた山奥にある少数民族の村で、狩猟を生業にして生活している。なので彼女も弓による射撃を得意としている。
率直に言うとド田舎。彼女も本来は方言丸出しなのだが、それが恥ずかしいのか常に敬語で話す。
別に礼儀正しいとか物腰が丁寧とかそんなことはない。本当にない。





■芋女伝説


彼女の最大の特徴


それは


とにかく食い意地が張っているということである。



以下彼女のキャラを決定づけた出来事

  • 訓練兵団の入団式でいきなり芋を食い出す。
  • 教官に何をやっていると問われるが、自分のことだと気づかずにさらに芋を食う。
  • 怒鳴られてようやく自分のことだと気づき、何を持っているかを問われて堂々と「ふかした芋です!」と答える。ついでに調理場から盗んできたことも正直に言う。
  • 「なぜいま芋を食べだしたか」を問われ、「冷めてしまっては元も子もないと判断しました」と返す。
  • 教官困惑。質問の仕方を変え、「なぜ貴様は芋を食べた」と問われ、項目冒頭のセリフ。哲学的エクストリーム解釈。
  • 周囲の(゜д゜)な空気に気づき、ようやく自分がずれていることに気づく。
  • 教官に「半分どうぞ」と芋を差し出す。明らかに半分より小さい。




ドヤ顔





結果教官によって死ぬ寸前まで走らされ、夕飯も抜きにされ、付いたあだ名が「芋女」。
その後も、夕飯を取っておいてくれたクリスタを神と崇める、教官の食料庫から肉をパクる→あまりの興奮にアヘ顔、
ウォール・マリア奪還作戦直前の宴会ではせっかく奮発して用意された肉に目が眩んで暴走し、止めに入ったコニーの手にも食いついたため飯抜き刑にあうなど、
その食いしん坊っぷりは留まることを知らない。


そしてアホ。
対人格闘の訓練でコニーと共に荒ぶる鷹のポーズ→説教。放屁事件等、本作では貴重なギャグ担当。
嘘予告でも活躍しており、ライナーに特に理由なき暴力を振るったりしている(OADではまさかの映像化しており、大型猪狩りに乗り気じゃなかったライナーを説得している)。



そんな彼女も巨人との戦いの中で成長しつつあり、所属先を決める際には涙を流して怯えながらも調査兵団への参加を決めた。

アニの関係者として非武装で隔離され巨人が出現した際は非武装のまま各地を調べて回り、巨人に食べられている母を見つめていた少女を発見。
普段敬語の彼女が「走らんか!」となまりのあるしゃべり方で女の子を逃がした。
自身も得意の弓矢と父に教わった心得を思い出し、巨人相手に奮戦、結果的にサシャも生き残り、助けた少女はダウパー村の人たちに無事に保護される事となる。
以後も場を和ませながらも、得意な弓で的確なサポートしつつ活躍していた。




































以下ネタバレ


























































「うるさいなぁ...もう...」






「ご飯は...まだですか...?」







「.........肉」












クーデター及びウォール・マリア最終奪還作戦を負傷しながらも激戦を生き残り、
最終奪還作戦直後他の生き残りが「エルヴィンかアルミンか」という究極の選択を強いられた後暗くなる中一人だけ負傷で昏倒しつつも寝言で和ませる等、ムードメーカーとしても場を和ませていた彼女だが、
マーレに侵入しエレンを救出した際(ちなみにこの時はライフル銃装備)、突然乗り込んできたマーレのガビ・ブラウン(ライナーの従妹)から発砲を受け、遂に死亡してしまう。
このことには長年の付き合いであったコニーはもちろんミカサやアルミンも涙し、ハンジも知らせを受け唖然としていた。

エレンは突然笑いはじめ、狂人のような振る舞いをしていたが、トロスト区攻防戦が起きた日に言っていたサシャの「土地を奪還すればまた、牛も羊も増えますから」という場面を思い出し、内心では無念さを噛み締めていた。*1

彼女の死により、エレンと第104期メンバーに亀裂が生まれることに。


そして、どういう運命の巡り合わせか、ガビは脱走の最中にサシャが過去に助けた少女カヤに牧場に招かれ、サシャの両親達と出会うこととなる…。
ガビからすれば、サシャは昔から教えられてきたパラディ島の悪魔の末裔であり「故郷を荒らした悪魔をやっつけたぜヒャッハー!」なつもりだったが…
パラディ島の人々も自分たちと変わらない人間であり、自分のしたことはただの人殺しに過ぎなかったことを思い知るのはもう少し後の話である。





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最終更新:2023年03月12日 00:20
添付ファイル

*1 ネーム段階では、食いしばる表情ではなくボロボロ泣くエレンの姿が描かれている。