霧隠れの里(NARUTO)

登録日:2012/04/30 Mon 21:07:22
更新日:2024/04/11 Thu 19:11:56
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漫画NARUTO‐ナルト‐』及び続編の『BORUTO‐ボルト‐』に登場する架空の組織。

●目次

【概要】

水の国の隠れ里。
各地に存在する隠れ里の中でも特に強大な力を持つ忍五大国の隠れ里の一つ。
象徴となるマークは四本の波線であり、水のうねりを表していると思われる。

深い霧に覆われた寒冷な山間部に位置しており、天然の要塞に守られることで難攻不落となっている。
最強忍者である水影*1と、最年長の長老の二名によって治められる。
住人はギザギザとした歯や干柿鬼鮫のように魚類のような顔を持った人物が多数いる。
また忍装束は一般的な物の他にタンクトップ、タートルネック、着流しなどがあり、他の里と比べると種類や着回しのバリエーションが非常に多い。

初代・白蓮の意向が現在まで続いており、島国の山間部という地形ゆえの閉鎖性と相まって近年まで極端な秘密主義が徹底されており、所属する忍の中には五代目以前の水影に関する情報を知らない者すらいた。
中でも三代目~四代目・やぐらの時代まではアカデミーの卒業試験が生徒同士の殺し合い、という凄惨なものであり、「血霧の里」と呼ばれていた。
このやり方は桃地再不斬の起こした事件がきっかけで見直しを余儀なくされ、五代目・メイの時期には政策そのものが大きく転換されている。
ただし、やぐらの時代の悲惨な状況はやぐらの裏にいた黒幕による隠れ蓑だった可能性が高い。

血継限界を持つ者は内乱に利用されるため忌み嫌われて迫害される傾向にあるらしいが、五代目・メイは血継限界を有するため、近年では改善されてきている模様。
他の里よりも剣術の修得に力を入れており、『BORUTO』ではアカデミー生の時点で不安定な水上でバランスを崩すことなく模擬試合ができる練度を誇る。
またアニオリでは霧隠れはお家騒動が絶えない水の国の大名家への介入権限を持たない為、大名家絡みの依頼はなどに回される事もあることや、霧隠れは捕虜交換には応じないため、他里の忍が捕まった場合は、忍の忍術やチャクラの性質を徹底的に調べ上げ、抹殺することが語られている。

尾獣は三尾・磯撫と六尾・犀犬を擁しており、三尾の人柱力のやぐらは尾獣を完全に制御でき、ウタカタもアニオリでペイン2体を倒すなどそれなりの実力を擁していた。
しかし管理状態は悪く、血霧の里の時代にウタカタは抜け忍となり、やぐらの死後は三尾も失っている。

第四次忍界大戦の後は六代目・長十郎のもとで木ノ葉隠れの里以上の近代化を遂げているが、「血霧の里の時代を覆い隠そうとしている」という批判も絶えず、『BORUTO』では当時の惨状を知らずに平和な世の中を快く思わない一部の若い世代が、血霧の里の名を用いてトラブルを起こすようになる。

全体的に忍んでない忍者や里ばかりの本作において、秘密主義・里の立地が天然の要塞・閉鎖的な土地柄・捕虜は最終的に殺す・卒業試験が殺し合い・忍装束の色合いが暗めの薄紫系とある意味で最も忍者らしい里でもある。

住民の名前は、植物(主に果物)に因んでいることが多い。



【主な施設と独自の武器】

  • 忍者学校(アカデミー)
忍者を養成する学校。
木ノ葉隠れの里忍者学校(アカデミー)に比べて剣術の習得に力を入れている。
また、三代目水影の時代から本編開始の10年程前まで忍者学校(アカデミー)の卒業試験として生徒同士の殺し合いが行われていた。
この試験の特筆すべき点は、対象がまだ忍の資格を持たない子供である点で、結果的に合格者が全体の半数にまで減ってしまうにも関わらず、その試験の残虐さや当時の里の閉鎖性、合格者の多くが実力者として名を馳せたことも相まって、霧隠れが「血霧の里」と呼ばれる原因にもなったが、上記の通り再不斬が受験生全員を皆殺しにした事件を契機に改変が行われ、作中の時代では廃止されている。

  • 慰霊碑
アニメ版『BORUTO』に登場。戦没者を弔うための慰霊碑。
かつて卒業試験で殺し合いが行われていた施設の近くに建立されているが、やぐらとその一族・一党の名前は刻まれていない。

  • 東雲(しののめ)
水の国が開発した大規模発電プラント。
周囲の荒れた海流を利用して発電する機能が備わっているが、更に海流を制御することで荒れたを穏やかな海へと変貌させることさえ可能としている。
これにより従来の発電施設の数十倍の電力供給を可能とし、今後10年をかけて8基の東雲を建造して海を完全にコントロールする計画となっている。
しかしこの計画は強硬な大名主導でもあるため反対派も多く、1号機の稼働までに様々なこともあったらしい。
舟戸一族のテロの際にも東雲反対派が多数舟戸に加担したこともあり、テロ鎮圧後計画は凍結されることとなった。

霧の忍刀七人衆とその忍刀

霧隠れに伝わる特殊な7本のとそれを扱う猛者達。
かつては霧隠れといえば忍刀七人衆と言われるくらい他里から恐れられ、七人衆が揃えば一国を落とせたとも言われ、忍刀を持つ事自体が霧隠れの忍にとっての一種のステータスでもあるようで、他里の忍に使われる事を露骨に嫌悪している忍もいる。
……なのだが、マイト・ガイの父マイト・ダイの八門遁甲により当時の7人中4人が戦死*2。更に相次ぐ内乱などで所有者が刀ごと里抜けするなどしてしまい、第四次忍界大戦直前時点で里に残っていたのは五代目・メイの側近の長十郎と彼の持つヒラメカレイのみだった。
アニメ版『BORUTO』では第四次忍界大戦後には里外に流出していた刀は全て霧隠れに返還されている。
一方で血霧の里の実情を知らずに他里に恐れられていたという面だけを賛美した一部の戦後世代の忍達が「新・忍刀七人衆」を結成してクーデターを企てたが、修学旅行で霧隠れの里を訪れていたボルト達の活躍によって阻止され、かぐら以外のメンバーは全員再教育を受けることとなる。

  • 断刀“首斬り包丁”
作中で最初に登場した忍刀で、全長250cm、重さ30kgという巨大な大剣
忍刀七人衆が使う刀の中では一見するとただ巨大なだけの刀にしか見えないが、血液中の鉄分を吸収する事で刀身を修復する能力を持っており、いくら刃こぼれしたり折られたりしても、敵を斬り続ける限り何度でも修復されていく。
…と明かされたのは終盤の忍界大戦編になってからであり、それ以前では特にその効力は発揮されなかった。後付け?
に入った枇杷十蔵を経て桃地再不斬が所持していたが、里抜けした彼の死後は墓の傍に置かれていたところを水月が盗んで引き継いだ*3
五影会談襲撃の際、四代目雷影・エーに折られて行方不明になるが、再不斬が穢土転生蘇生するとその手に戻り、更に彼を倒したはたけカカシが手に入れ使用した。

  • 大刀“鮫肌(さめはだ)
作中で二番目に登場した忍刀。
幾重の棘状の刃が重なった刀身を持ち、「斬る」事よりも「削る」事に重点が置かれた忍刀。
相手のチャクラを削り取り喰らう習性を持つ。使用者と融合して肉体を強化したり、鮫肌が喰らったチャクラを吸収して回復することも可能。
実はこの刀自体に意思があり、生き物のように自分の意思で動き回るだけでなく口も持っている。
所有者と融合したり、『BORUTO』においては未熟な者が使用すると所有者に対し強制的に融合を行い、意思を乗っ取り暴走する危険性すらあることが明らかになった。
自らが認めたもの以外が掴むと柄からも鋭い棘を伸ばして拒絶したりする。
現在のところ、河豚鬼、鬼鮫、キラービーが使い手として認められている。
これ本当に刀?と突っ込んではいけない

  • 双刀“ヒラメカレイ”
作中で霧隠れが唯一所有していた忍刀。別名「大双剣」。
刀身は一つだが柄が二つついており、魚を真上から見たようなデザインをしている。
その真の能力はチャクラを貯め、それらを一気に開放する事で切れ味を強化する、形状を変化させる、刀身を柄毎に二分割し2本の刀に分離させる事などが出来る。

  • 雷刀“牙”
切っ先と鍔元に牙状の突起が付いている二刀一組の忍刀で、細身の刀身が特徴。
刃に雷遁を帯びさせる事で、強力な切れ味を発揮する。つまり雷切や千鳥を武器越しにやってるのと同じ。
更に、避雷針代わりになったり、逆に周囲に放電したりすることも可能である。ガンダムシリーズの誘導兵器のような遠隔操作やチャクラの増幅なども可能と、忍刀の中でも強力な攻撃力を持つ。
尚、この刀は原作より先に第1部のアニオリの中で登場した忍刀であり、アニメから逆輸入された刀でもある。

  • 長刀“縫い針”
刺繍針をそのまま巨大化させたような忍刀。
「斬る」ことよりも「突き刺す」ことに特化しており、突き刺した相手を縫い合わせるように拘束する他、刀に通した糸(ワイヤー)を周囲に張りめぐらせる事で動きを封じることも可能。
アニメでは必殺仕事人の如くワイヤーで相手の首を吊って絶命させていたりもした。また、糸がチャクラ自体を縫い付けるため、鬼灯一族のような体を流体にできる者であっても拘束できる。

  • 鈍刀“兜割(かぶとわり)
刀というよりも最早ハンマーを紐でつないだようなデザインの忍刀。
刀とハンマーを別々に扱う事もできるが、最大の特徴は鍔迫り合いに持ち込んだ時や硬いものを斬る時に、刀の峰をハンマーで叩き、二撃目を加える事でガード毎相手を切り伏せる事である。

  • 爆刀“飛沫(しぶき)
斧に巻物を組み合わせた形状の忍刀。
巻物に大量に張られた起爆札で相手を爆殺する事を目的とし、鍔迫り合いは勿論、例え軌道が逸れたとしても爆風に巻き込まれてしまう。
巻物をトイレットペーパーの様に回す事で再び起爆札を補充することができる。


【所属する主な忍者】

水影

霧隠れの里の里長。
本来は国の国防を担う「忍里」という一機関のトップに過ぎないのだが、『NARUTO』の作中世界は長く戦乱の時代が続いたことで国全体が忍者に依存するようになった事から、比例して権力も大きくなっていった。
代々里で最強の忍が水影に就任するのが掟。
現在は六代目まで存在している。
  • 白蓮(ビャクレン)
CV日野聡
初代水影
左目が失明していると思われる白髪のじいさん。
優れた才覚で霧隠れの里を興し、五大隠れ里の一つにまで育てた英傑だが、非常に厳格な人物で、それ故に他里との交流を隔絶させてしまう一因となった。
第四次忍界大戦の際に千手柱間回想の中で登場。五影会議では風影の要求を窘めていた。

  • 鬼灯幻月(ゲンゲツ)
CV:梅津秀行
二代目水影
眉なしチョビ髭の男。かつて二代目土影・無との戦いで相討ちになった。おしゃべりでややテンションが高いバトルマニア。水月・満月兄弟と同じ鬼灯(ほおずき)一族で、水遁や幻術のエキスパート。
無との死闘は現在でも忍界の語り草となっているが、戦争編で霧隠れの忍が自分のことを知らないと知った際には先代・白蓮の影響による里の秘密主義体質を嘆きつつ「もっと伝説を残しておけば良かった…」とぼやいていた。
なお、初の五影会談において、後に二代目の影となる者達(扉間、無など)が初代の影達の護衛を務めている中、彼だけは初代水影に同行しておらず、代わりに次代の三代目水影が初代の護衛を務めていた。
戦争編で無・三代目のエー・羅砂と共に穢土転生で復活。油の性質を持った水と口寄せの術によって召喚した大蛤による蜃気楼の幻術*4我愛羅を追い詰めた。
始めは忍連合軍に協力的だったが、我愛羅の強さに戦闘欲が沸き、切り札の無限爆破忍術「蒸危暴威(ジョウキボーイ)」を使い、我愛羅に自分を超えてみせるように挑発。
最後は機転を利かせた我愛羅の前に蒸危暴威を破られ、笑みを浮かべながら封印された。
眉毛がないことには拘りがあるようだが、逆にチョビ髭のことは逆鱗らしく、無に言われた際には激昂、疾風伝で連合の忍に言われた際は「穢土転生関係なく殺すぞコラ!!」とキレていた。
強い相手と戦うことを好む戦闘狂だが、戦闘スタイルそのものはいたって堅実で、得意の幻術と蒸危暴威でかく乱しつつ攻撃し、隙あらば一網打尽という徹底して本体が前に出ないやり方を取る。

  • 三代目水影
初の五影会談で初代水影の護衛を務めた長髪の優男。
現代への登場は大筒木ハゴロモによる口寄せに参加した時のみで、全五影の中ではただ一人プロフィールその他が全く不明*5
しかし時系列から考えると、「三尾の人柱力はのはらリン→四代目水影」「はたけカカシとのはらリンと桃地再不斬は同年代」ということから、彼の時代に霧隠れの悪しき風習であり再不斬の名を知らしめた「仲間を殺す卒業試験」が行われていたと思われる。

  • (たちばな)やぐら
CV:入野自由
四代目水影。故人。
元・三尾の人柱力で、尾獣を完全に制御できた*6
見た目は少年だが続編の『BORUTO‐ボルト‐』の時代にボルトと同世代の孫が居る辺り、結構年上の模様*7
仮面の男幻術で操られてしまい*8、そのために里を恐怖政治で支配していた。
干柿鬼鮫はその洗脳されたやぐらの元で暗殺などの任務を行い、やがて仮面の男に信頼されてに加入した。
その後、白眼を手に入れた青がやぐらの洗脳を見破り解除した。
人柱力としてはのはらリンの後任と思われる。
アニメでは、水の国に暗殺依頼のために訪れた枇杷十蔵とうちはイタチを追撃し(おそらく洗脳解除後)、尾獣化によって十蔵に致命傷を負わせるも、イタチの天照で重傷を負い戦闘不能にされて、イタチも疲労困憊だったため放置された。この傷が元で死亡し三尾が野良になったものと思われる。
相手の攻撃を相殺する「水遁・水鏡の術」といった高度な水遁や、尾獣の力を使い相手に珊瑚をへばりつかせて行動を制限する「珊瑚掌」などといった術を使う。

  • 照美(テルミー)メイ
CV:日野由利加
五代目水影
モデル体型の妙年の美女で、歴代の水影の中でも唯一の女性(くノ一)
暁に洗脳されていた四代目の死後、水影に就任した。
水影に就任後は「血霧の里」と呼ばれた恐怖政治の名残を払拭すべく、その手腕を振るっている。
外交を行わず、抜け忍を多数輩出している霧隠れの里は、暁発祥の地とされ、他の里からは疑惑の目を向けられていたが、彼女の政策により、霧隠れの情勢は徐々に回復しつつある。
このように五影の中でも里長として優れた能力を持っており、小説版「サスケ真伝」では、やぐら統治時に霧隠れに利用された末に裏切りに遭った義賊集団(全員が血継限界の使い手)の生き残り達を里に迎え入れるなど度量の大きさも見せているが、激務に追われているせいか婚期が遅れており未だ独身。
その為、彼女の周りで結婚を匂わす言葉はタブー。
「結婚」「婚期」「遅れる」「破棄」という類の言葉やそれらの同音異義語に(時に文脈を無視して)過剰に反応する。
五影会談に向かう前は「近頃の若者は”根気が”」「会談に”遅れる”」などの言葉から”婚期が遅れる”を連想し、付き人の青に「黙れ殺すぞ」と笑顔で言い放ち青を困惑させた。

火遁、土遁、水遁の3つの性質変化(もう一つ雷遁も使用可能)を使用でき、それらを組み合わせた血継限界である「溶遁」と「沸遁」を得意とする。
戦争編では大名の護衛に当たっていたが、本物のうちはマダラが穢土転生されたことを受けて他の五影と共にマダラと戦う。
他の五影と違いいわゆる「自分よりも格上の敵」との戦闘経験が少ないのか*9、無茶苦茶な実力を振るうマダラに気圧されていたが、そもそも性質変化を利用した血継限界を使用するには先天的・後天的問わずかなりの鍛錬が必要であるため、血継限界の血族が迫害される傾向にある霧隠れにおいて血継限界を2つ操り水影にまでなった彼女自身弱いわけではなく、実は性質変化による血継限界を同時に2つ持っている忍は彼女ただ一人である*10
第四次忍界大戦後は現役を引退したが、結局結婚はまだの模様。

  • 長十郎(ちょうじゅうろう)
CV:宮田幸季
六代目水影。第四次忍界大戦後、一線を退いたメイの後任として就任した。
忍刀七人衆最後の一人であり、大刀ヒラメカレイを操る凄腕。忍界大戦当時はメイの護衛を務めており、腕とは裏腹に弱気な部分が目立ったが、水影就任後は鳴りを潜めている。
実はを振らせると静かにのめり込むバーサーカータイプで、「自信の力=敵を斬った数」という物騒なモットーを持っている。そのためか、水影就任後は「霧隠れ最強の人斬り」と呼ばれている。
ちなみに里長としての能力はメイに負けず劣らず優秀で、血霧の里の実情を知らずに当時を賛美する一部の若手達に手を焼きつつも、それまで田舎だった里を僅か数年で木ノ葉以上に発展させている。

上〜下忍

CV:西前忠久
霧隠れの里の上忍。
眼帯で覆い隠した右眼には日向一族の白眼が宿っている。
これはかつて戦場にて日向一族の者に勝利した戦利品で、裏の世界では『白眼殺しの青』の異名で恐れられている。
また四代目水影に掛けられた幻術を解いた過去も持ち、五影会談の最にはダンゾウ写輪眼でミフネを操っていたことを看破した。
第四次忍界大戦では感知部隊の隊長に任命され本部に常駐していたが、十尾の特大尾獣玉により本部が壊滅したため戦死したと思われていた。
しかし、続編の『BORUTO‐ボルト‐』にて生存が判明した。

  • 元帥
霧隠れの里の長老(相談役)。
年齢は90歳とかなりの高齢*11だが水影と同等の権力を持ち、里内の重要事項は彼に助言を求めるのが霧隠れの里の掟。

  • 美瑠
霧隠れの里のくノ一
暗号部に所属しており、鬼鮫に護衛される形で共に任務を行っていた。
他の暗号部の忍たちが「話が合わない」と鬼鮫を冷遇する中、彼女だけは鬼鮫に優しく接していた。
だが、森乃イビキ率いる木ノ葉隠れの部隊に襲われ包囲された際、敵に情報が漏れるのを防ぐため鬼鮫に殺害された。
アニメ版では鬼鮫を任務後の食事に誘ったり、鬼鮫に致命傷を負わされた時も恨言を言わず鬼鮫のつらい任務を憐れむなど、より優しさや好意が強調されていた。
彼女に対しては鬼鮫も好意を持っていたのか、小説「暁秘伝」で彼女の事に触れている場面がある。
穏和な性格だが、時系列的に彼女もアカデミーの卒業試験である生徒同士の殺し合いを生き残ったと思われる。

  • 巌流(がんりゅう)
CV:松本保典
アニメ『疾風伝』オリジナルキャラクター
「ヨスガ峠の悲劇」と呼ばれる事件で岩隠れに裏切られ、仲間を失った。この一件以降岩隠れを強く憎んでおり、忍連合結成に反発。使者としてやってきた赤ツチと黒ツチを襲撃するが、ナルト復讐で平和は生まれないことを説かれ、さらに黒ツチの攻撃から身を挺して自分を守ったナルトに死んだ仲間を重ねたこと、赤ツチ達の目的が「ヨスガ峠の悲劇」の件の謝罪だったと知ったことから、改心し拘束される。
その後、第4次忍界大戦で釈放され、忍連合の一員となった。

  • 中吉(ちゅうきち)
CV:広田みのる
感知タイプの上忍。団子鼻とサングラスが特徴。
本編時点では既に死んでおり、第4次忍界大戦でカブトに穢土転生される。
暁には協力しないと公言していたがアッサリ感情を抜き取られ操り人形と化す。
連合の忍を感知したりアニメではデイダラの逃亡を手伝ったりと結構頑張っていたが、最終的に穢土転生の解除に伴い昇天する。

  • ミスノ
『BORUTO』に登場。
六代目水影に就任した長十郎の側近。
背の高い細身のくノ一で、普段はマスクで顔の大半を隠しているが、マスクを外すと美しい素顔が現れる。
ちなみに漫画版やアニメ本編では一切名前が出てこない。

  • 枸橘(からたち)かぐら
CV:河本啓佑
アニメ版『BORUTO』に登場。霧隠れの中忍。
ボルトたちと同年代だが、長十郎の側近を務め、彼から正式に忍刀七人衆となるよう勧められるほどの実力者。
実は四代目水影・やぐらの孫で、刀を持つと人が変わってしまい、過去に忍者学校での訓練中に同期に斬りかかり、止めようとした屍澄真に怪我を負わせてしまった。
このトラウマと出自から「呪われた血を引く人斬り」と自分を卑下しているため、真剣を使うことに拒否感を抱き、以前から推薦されている忍刀七人衆への選定も保留にしている。
修学旅行で霧隠れの里に来たボルトと友達になったが、忍者学校の先輩だった干柿屍澄真への恩義から、屍澄真が結成した新・忍刀七人衆に加わってしまう。当初はボルトと対峙するも、彼の説得で改心し、共に暴走した屍澄真を鎮圧した。事件後はボルトに合わせる顔がないと悔やんでいたが、後日改めて手紙を送っている。
それから約1年後には水影直属の特命参事に昇進しており最新鋭設備の刑務所所長となってボルトと再会し、侵入して来た舟戸の一派とボルトと共に交戦した後、長十郎からヒラメカレイを渡され、部下として文淡達を一時的に釈放した上で舟戸の部下に襲われたデンキ達を助けに向かうボルト達に協力する。
また霧隠れを木ノ葉に負けないくらい立派な里にしたいという思いから、経済や科学技術よりももっと人を育てていくべきと考えている。
かつてボルトが自分にそうしてくれたように、罪を犯した新・忍刀七人衆達を信じており、蛇苺が自分を殺そうとして時も周囲には隠し、蛇苺への態度も変えなかった。
そうした行動により思いが通じたのか、理想通り文淡たちが協力的になってくれる。

  • 蜂谷釣糸(はちやつるし)
CV:高橋伸也
霧隠れの下忍で、かぐらとは同期。金髪のロングヘアで額当てをカチューシャの代わりにしたヤンキーのような風貌をしている。平和な世の中に鬱屈していたところを屍澄真に唆されて彼の手下になっていたが、その危険な思想までは知らなかった。
ボルトたちに絡んで二度も返り討ちにあったことが原因で屍澄真の制裁を受けるが、逃走したところで出会ったサラダの治療を受け改心し、ボルトらに屍澄真の企みを伝えた。
1年後はかぐらによると真面目に働いているとのこと。

  • 撰歌(せんか)三兄弟
CV:奥村翔
アニメ版『BORUTO』に登場。霧隠れの下忍の中でも高い実力を持つ高波・細波・巻波の三つ子の兄弟で、髪型と髪色がそれぞれ違う。3人同時に影分身を発動し、本体を含めた9人がかりでの物量戦を得意としている。
ボルト達と同じく中忍選抜試験に参加し、二次試験でボルトたち第七班と対戦する。
影分身を使い全員でボルトを集中攻撃するも、科学忍具による水遁と雷遁で返り討ちに遭い、幻術で偽装していた旗もサラダの写輪眼で見切られ敗北した。
劇場版にも登場しているが、名前はアニメ版で判明した。

忍刀七人衆

  • 鬼灯満月(ほおずきマンゲツ)
忍刀七人衆の前任者の一人。
鬼灯水月の兄で、鬼灯兄弟の片割れ。
忍刀七人衆が持つ全ての七刀を使いこなすことができ、その様から「鬼人の再来」と言われた。
鬼鮫が弟・水月を「お兄さんとは違い、やんちゃ」と評しているように、性格は水月よりは礼儀をわきまえた人物だったと思われる。
忍刀を継承することを夢見て日々の過酷な任務を送り、全ての七刀を使いこなせるようになるが志半ばで命を落とした。
正式に忍刀七人衆に列した事があるかは不明だが、その高い実力からか薬師カブトによって歴代最強の七人衆としてピックアップされてしまった。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇る。
穢土転生での蘇生時は時空間忍術で忍刀を召喚しているが、自身の分の使える刀がなく、水化の術で戦っていた。
全く会話シーンや刀もないこともあってか、アニメオリジナルエピソードでも他の七人衆と違い活躍は増えなかった。

  • 林檎雨由利(りんごあめゆり)
CV:田村聖子
忍刀七人衆の前任者の一人。雷刀“牙”の使い手。
雷刀“牙”の使い手としては先述の黒鋤雷牙の前任者と思われる。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇る。
原作ではあまり活躍しなかったが、疾風伝ではアニメオリジナルエピソードでその詳細が語られ、なんと女性であることが発覚した。
アニメオリジナルで明かされた設定によれば、不治の病で若くして死んだ雷遁使いの天才であり、刺激を求める性格で「あたしのハートをビリビリさせてくれる人」を好み、真向から自分に挑んでくる相手よりも自らを恐れて逃げ出す相手を先に殲滅することを優先させる。本人曰く、「好きな方は最後に残すタイプ」
オモイたちのいる部隊と交戦している最中、逃げまわることを嫌がり真正面から戦いを挑んだオモイの事を気に入り、オモイの策で追い込まれた底なし沼に沈む寸前に自らの雷刀・牙をオモイに託し、最後は沼へと沈んでいった。

  • 栗霰串丸(くりあられくしまる)
CV:白熊寛嗣
忍刀七人衆の前任者。長刀“縫い針”の使い手。
追い忍の仮面を被った2mを超える長身細身の男で、その表情は窺い知ることはできない。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇る。
原作ではあまり活躍しなかったが、疾風伝では生きたまま相手を弄ぶように殺すことを楽しむ残虐さを見せ、カカシから「同じ忍であることを嫌悪する」と揶揄されている。
また、カカシが仕入れた記録によると師匠殺しや兄弟殺しなど数多くの残忍な前科があるらしく、無梨甚八と合わせて「非情コンビ」と評価をされていた。

  • 無梨甚八(むなしじんぱち)
CV:松本大
忍刀七人衆の前任者。爆刀“飛沫”の使い手。
殺人を楽しむ残忍な性格をしている一方で霧隠れの忍刀七人衆であることに誇りを持っており、カカシが首切り包丁を携えて現れた時には「誰に断ってそれを使っている?」と怒りを露わにしていたが、彼自身は殺人を楽しむ残忍な性格からカカシに軽蔑された。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇る。
原作ではあまり活躍しなかったが、疾風伝では同じ忍刀七人衆の栗霰串丸とコンビを組みカカシとガイを追い込む。
だが2人の連携で逆転され、2人を道連れに自爆しようとするも、援軍に居た奈良一族の術で動きを封じこまれ封印された。

  • 道草野餌人(あけびのじにん)
CV:宇垣秀成
忍刀七人衆の前任者。鈍刀“兜割”の使い手。
霧隠れのマークが入った帽子とのように結った髪、ポンチョのような服装が特徴の小柄な男。
「霧隠れの鉄槌」の異名を持ち、「この鈍刀・兜割の前に、ガードなんて意味ねえんだよ!」と豪語する自信家でもあるが、カカシの首切り包丁の扱いを見て「まだこの世にもちったぁ手応えがある奴がいたようだな。」と少なからず相手の実力を認める部分もある。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇る。
原作ではあまり活躍しなかったが、疾風伝では、はたけカカシやサイロック・リーらと戦闘。
一度はカカシに体を真っ二つにされたうえ奈良エンスイの影縛りの術で動きを封じられてしまうが、応援に来たガリにより影縛りから解放され復活した。
しかし復活までの間に、不の感情をコントロールする封印術のコツを掴んでいたサイに封印術・虎視眈々を放たれ、一度は兜割の斧を岩に引っかけて抗うも、どんなガードをも崩す力が仇となり、封印されてしまった。

  • 西瓜山河豚鬼(すいかざんふぐき)
CV:広田みのる
忍刀七人衆の前任者。大刀“鮫肌”の使い手。
干柿鬼鮫のかつての上司で鬼鮫以上の巨漢の男。
鬼鮫と同等に鮫肌を使いこなしていた。
また、髪の毛を針状にする術を持ち、マイト・ダイの八門遁甲による壮絶な戦いを生き延びるだけの実力の持ち主。
鬼鮫に仲間の護衛と仲間殺しの仕事を命令しておきながら、自身は他里に内通して情報を流しており、それが発覚した為か、四代目水影・やぐらの命令を受けた鬼鮫によって殺害された。
アニメ版でのその時の鬼鮫の表情は憎悪に満ち、殺害に使用したそれまでの得物だった河豚鬼の血に塗れた大刀を放り投げ捨てるほどの激情を露わにしていた。
第四次忍界大戦において他の忍刀七人衆の前任者達と共に薬師カブトの穢土転生の術で蘇るも、鮫肌を持たぬ彼は本来の実力を発揮できたとは言えず、封印の憂き目にあった。

新・忍刀七人衆

  • 干柿屍澄真(ほしがきシズマ)
CV:木村良平
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆のリーダー。
かぐらの忍者学校時代からの先輩で、クーデターの首謀者。
クーデターを起こし、大刀“鮫肌”を強奪した。
年齢は18歳だが顔つきが大人びているため、ボルトからは当初「オッサン」呼ばわりされた。
干柿鬼鮫と同じ一族の生まれで、鬼鮫同様のエラのようなものが頬にある。また、胸にはかつて乱心したかぐらに負わされた刀傷がある。
霧隠れの若手の忍の中でも随一を誇る実力者であり、多彩な水遁術を操り、剣術にも長けている。
新・忍刀七人衆をはじめ多くの若者を従えるなど人心掌握にも非常に長けており、霧隠れの若い忍の中には彼に憧れている者も多い。一方で、見限った相手は容赦なく切り捨てる冷酷な面もある。
戦後の里の体制には反抗的で「血霧の里」時代への回帰を目論んでおり、以前から水の国の大名家の後ろ盾を得てクーデターを画策していた。
かぐらがヒラメカレイを継承することを知ると、彼の弱みに付け込んで味方に引き入れ、保管庫から強奪した忍刀を携え仲間と共に行動を始動する。
新七人衆を従えるための大義名分として革命を掲げているが、実際には殺し合いを好むがために戦争を起こしたいだけで、仲間たちのことは内心では道具とみなし、裏では邪魔者の暗殺にも手を染めていた。
ボルト達に敗北後はかぐらを除いた他のメンバー共々更正プログラムを受けることとなるのだが、それから約1年後にボルトが再び霧隠れを訪れた際にはなんと当時の刑務所所長を殺害し、文淡達を捨て駒にして脱獄していたことが判明した。

  • 黒鋤文淡(くろすきブンタン)
CV:伊瀬茉莉也
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆の一人。
屍澄真に加担してクーデターを起こし、雷刀“牙”を強奪した。
かつての忍刀七人衆である黒鋤雷牙の娘だが、物心付いたころには父は里を抜けており、唯一の家族である母には父に似た目つきを疎まれ、肩身の狭い思いをしていた。
雷遁忍術の使い手で、先代の七人衆たちと同レベルに忍刀の扱いに長けているなど、同世代の霧の忍の中でもかなりの実力を持っており、錬度が低い新忍刀七人衆の中では屍澄真と並んで抜きんでた実力者。
地下の水場でサラダと戦い、雷遁の応酬を繰り広げるが、幻術にはめられ敗北した。
その後は刑務所に収監されており、屍澄真の脱獄にも関与していないとのこと。
実は元々屍澄真と共に逃げようとしていたが、屍澄真に看守の目をそらすためにを盛られ、捨て駒にされた。このことから、自分の手で屍澄真を殺すと誓っている。
一方で復讐にとりつかれたことには思うところがあるようで、蛇苺と巨峰には「自分みたいになってほしくない」という理由から、屍澄真の所業は黙っていた*12
舟戸一族による一斉蜂起を受けて反乱防止用の呪印を刻まれた上でかぐらの部隊に組み込まれる形で仮釈放され、ボルト達と行動をともにする。
当初は勝手な行動が目立ったが、任務自体は何だかんだ真面目にこなしている。かつて戦ったサラダともお互いに認め合うようになる。
フナムシ撃破後はかぐらと蛇苺を殺した舟戸への憎しみを募らせ、戦争を止めたいと考えるボルトに激怒し切り掛かるもイワベエに阻まれ交戦する。
最終的にはメタルの説得や命を懸けて戦争を止めたボルトの姿を見て復讐を止め、終戦後は霧隠れの忍びになることをかぐらと蛇苺の墓の前で伝えている。

  • 尾道八朔(おのみちはっさく)
CV:奈良徹
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆の一人。
外見はボンタンとアフロヘアーが特徴。
屍澄真に加担してクーデターを起こし、断刀“首斬り包丁”を強奪した。
他国からの旅行者相手に嫌がらせするなど忍である以上に排他的で粗暴な性格だが同世代の霧の忍者の中ではそれなりの実力を有する。
蛇苺、巨峰と共に長十郎に立ち向かうが剣の腕前は歴然の差だったので敗北。
その後は刑務所に収監されていたが、屍澄真の脱獄に協力して共に脱獄しようとするも、彼からは捨て駒にされ文淡達とは別の刑務所に収監されている。

  • 蛇苺(へびいちご)
CV:東山奈央
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆の一人。
顔に派手なメイクを施した小柄なくノ一。特技は裁縫。
屍澄真に加担してクーデターを起こし、長刀“縫い針”を強奪した。
上品な話し方をするが、性格は残忍。
幼少期はゴミ山で極貧生活をしていたが、あるとき逃げてきた抜け忍を偶然目撃してしまう。口封じに殺されそうになるが、無我夢中でその抜け忍を返り討ちにする。そして抜け忍を追ってきた忍に「お前には人を殺す才能がある」と生まれて初めて褒められたことで、その才能を活かすために忍になった。
クーデターでは3人がかりで長十郎の身体に縫い針を貫通させたが、それでも立ち向かってくる彼に恐れを抱き、隙を見せたところに刀の柄による鳩尾を突かれ気絶した。
その後は刑務所に収監されており、屍澄真の脱獄にも関与していないとのこと。
舟戸一族による一斉蜂起を受けて反乱防止用の呪印を刻まれた上でかぐらの部隊に組み込まれる形で仮釈放され、ボルト達と行動をともにする。
一度はかぐらを殺して逃げようと考えたが、自分を信じ続けるかぐらやメタルの優しさに触れたことや文淡に説得されたこともあり、最終的に真面目に任務に取り組むようになりメタルとの仲も深めていた。だが、舟戸の精鋭を恐れて一度は逃げ出してしまう。
しかし途中で舟戸がかぐら達の作戦を見抜いている事を知り、自分の命と仲間の命で迷った末にかぐら達を助けに戻った。

  • 笛吹巨峰(うすいきょほう)
CV:間宮康弘
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆の一人。
覆面を被った巨漢の青年。すさまじいパワーを誇るが、思考・言動がかなり遅く味方も苛立たせるほど。
屍澄真に加担してクーデターを起こし、鈍刀“兜割”を強奪した。
長十郎の刀を折ったが、八朔と蛇苺が敗れ勝ち目がないと思ったのか降参した。
その後は刑務所に収監されており、屍澄真の脱獄にも関与していないとのこと。
舟戸一族による一斉蜂起を受けて反乱防止用の呪印を刻まれた上でかぐらの部隊に組み込まれる形で仮釈放され、ボルト達と行動をともにする。
また過去に舟戸によって故郷の村を焼かれ、自身も顔に傷を負ったために覆面を被っていることが明かされた。
根は仲間思いの良い奴で、仮釈放された3人の中では最も早くボルト達と打ち解ける。特にイワベエとは、パワータイプ同士で相性が良いためか良いコンビに。
最終的にはメタルの説得や命を懸けたボルトを見て復讐を止め、終戦後はかぐらの育った村を守るために霧隠れには戻らずに村に残った。

  • 鬼柚子一朗太(おにゆずいちろうた)
CV:時永洋
アニメ版『BORUTO』に登場。新・忍刀七人衆の一人。
頭脳派で、小難しい言い回しを好む。
屍澄真に加担してクーデタターを起こし、爆刀“飛沫”を強奪した。
八朔達が敗れたので仲間達諸共長十郎を爆殺しようとしたが、駆け付けたイワベエに阻まれそのまま交戦。
しかし力量の差は歴然であり、イワベエに敗れた。
その後は刑務所に収監されていたが、屍澄真の脱獄に協力して共に脱獄しようとするも、彼からは捨て駒にされ文淡達とは別の刑務所に収監されている。

【抜け忍】

里を抜け自らの目的のために活動する忍者。里に所属していないため任務が自動的に来るわけではなく、自ら暗殺・ボディガードなどの仕事を受け生活するが、作中に登場する抜け忍はそのほとんどが盗賊やテロリストに身を落として諸国から指名手配されている。
また忍は里の機密情報を知っていたり、その里独自の秘伝忍術や血継限界を持っている者も少なくないため、本人に害はなく、犯罪行為を行っていなくても抜け忍になった時点で里に不利益をもたらす可能性があるとして抹殺するのがセオリーとされている。

CV:石塚運昇
元忍刀七人衆の一人。
霧隠れの暗部において、「鬼人・再不斬」の異名で恐れられており、無音殺人術(サイレントキリング)の達人として知られる。
クーデターを企むも水影暗殺に失敗し、数人の部下と共に里を抜けた。

CV:浅野まゆみ
再不斬の腹心の部下。
血継限界の血族で、氷遁忍術を駆使して戦う。

  • 鬼兄弟
CV:くわはら利晃
再不斬の配下。
元・霧隠れの中忍で兄弟でコンビを組んでいる。
兄の名前は業頭(ごうず)。弟の名前は冥頭(めいず)

  • 枇杷十蔵
CV:後藤光祐
の一員。元忍刀七人衆の一人で、『断刀』首斬り包丁の使い手。
時系列的に桃地再不斬の前任者であると思われる。

CV:檀臣幸
の一員。元忍刀七人衆の一人で、「霧隠れの怪人」という異名を持つ。
霧隠れの里のある水の国で大名殺し、国家破壊工作などの重罪を犯した危険な人物。
相手のチャクラを奪う大刀「鮫肌」を持つ。ナルトの3倍以上に及ぶ圧倒的な量のチャクラを持ち、尾の無い尾獣とも言われる。
常に丁寧な口調で話すが残忍。
地味な立ち位置だが「お身体に触りますよ」という名言を残した。誤字によって犠牲になったのだ
この同じ種族として別作品に出演しても違和感が無いほどの名が体を表しすぎな風貌であるが、実は肌が白いのを気にしている。

  • 黒鋤雷牙(くろすきらいが)
CV:藤原啓治
アニメオリジナルキャラクター。忍刀七人衆の元メンバーで、雷刀“牙”の使い手。
当時は霧隠れの追い忍だったが、里抜けをしてカタバミ金山のボディーガードの「黒鋤ファミリー」の棟梁となった。
雷撃を利用した術を用い、蘭丸が自分の目や耳になるため非常に広範囲な洞察力を持ちようになり、そのおかげで一介の追い忍から忍刀七人衆にまで上り詰め、牙を使用するようになった。
同じ忍刀七人衆でありながら、再不斬や鬼鮫のことは嫌っている。
自分を裏切った者に対して、悪い思い出は全て水に流して良い思い出だけを残すために生きたまま葬儀するという狂気を秘めている。
また余り頭は良くなく、どこか子供っぽいところがある。
相棒である蘭丸に非常に深い情を持ち、病弱な蘭丸の手足になって色々な世界を見せるため村から連れて行った。
蘭丸が自分の元を離れた後は、蘭丸が人との繋がりや生の実感を新たに感じ取ったことで相容れなくなり深い悲しみと怒りを抱いていたが、本当は見送る気持ちを持っており、自身の敗北を機に真の自由を手にした蘭丸を笑顔で見送った後、自分の身体にを打たせて灰になり死亡した。
続編の『BORUTO』では娘が居たことが明かされ、原作でもガイの回想で第三次忍界大戦で彼に似た人物がガイ達と出くわしている*13

  • 蘭丸
CV:矢島晶子
アニメオリジナルキャラクター。雷牙の相棒で、千里眼のような不思議な力を持つ少年。
元は水の国にある小さな村に一人で暮らしていたが、その能力で実際に見たわけではないにも関わらず村人達の行動を言い当てたことで気味悪がられるようになり、孤立していた。
任務で村人を皆殺しにした雷牙と出会い、彼から気に入られ、共に行動するようになる。雷牙が病弱な蘭丸の手足となり、蘭丸が能力で雷牙をサポートすることで驚異的なコンビネーションを誇っていた。
ナルトと雷牙の戦いの際にテンテンの言葉で雷牙から離れることを決意。
黒鋤ファミリーの一員・カラシと出会い、彼の母親が経営しているカレー屋に住むこととなる。

  • ウタカタ
CV:鈴村健一
六尾の人柱力。シャボン玉を操る特殊な水遁を使う。
原作では知らない内に倒されたが、アニメでは二人の救世主の章の前に登場。
オリストでは里抜けの経緯も判明している。かつて師匠だったハルサメに無理矢理尾獣の力を引き出されそうになったのを期に師匠というものを嫌い、里抜けしたことが語られている。ハルサメはその際の暴走で死亡したため、霧隠れでは「師匠殺し」と呼ばれている。

とある事情でホタルという少女に弟子入りを志願され、彼女を守るためにナルトに協力する。
この時犀犬にチャクラを「貸してくれる」ように頼んでおり、実際に尾獣チャクラを使って禁術の暴走を止めたことから、人柱力と尾獣の間に目立った確執や距離がなかった可能性もある。
オリストの最後にペインに遭遇したが、餓鬼道を含めたペイン2体を仕留める等そこそこ善戦し*14、人柱力の意地を見せたが最後は捕まり、尾獣を引き剥がされて死亡する。
また、こちらだとバージョン2のチャクラ色が青と黒だった。

CV:近藤隆
鬼灯満月の
「鬼人・再不斬の再来」とまで言われる神童で長年大蛇丸に捕らえられていた。
第四次忍界大戦の後も里には戻らず現在は音隠れの里に所属している。

  • 華氷(かひょう)
外伝小説「カカシ秘伝」の登場人物。
波の国で活動するテロ組織龍波(りゅうは)武装同盟」の幹部を務める美女。氷遁の使い手で、喰らったものは常に体内のチャクラを循環させ熱を発生させていなければたちまち凍り付いて死亡してしまう氷遁・地鎖連氷(じされんひょう)を得意とする。
元々は霧隠れの中でも最下層身分の出身で、迫害から逃れるため夫と共に里抜けする。
夫の発案で波の国で抜け忍達と共に依頼を請け負っていたが、どれだけ頑張っても波の国の人々に受け入れてもらえない事実に精神を病んだ夫は酒におぼれた末に事故死。
その後は幼い息子・薄氷(はくひょう)と2人で暮らしていたが、スズメバチから友達を守ろうとして氷遁を使った薄氷は抜け忍の子とバレて見捨てられ、波の国中の医者が第四次忍界大戦で忍連合に従軍していたせいで治療を受けられず死んでしまう。
このことから世界を憎み、龍波武装同盟に加入。
龍波武装同盟首領・我龍(がりょう)を釈放させるために羅氷に従い、世界初の飛行船「飛鯱丸(とびしゃちまる)」の遊覧飛行でハイジャック事件を起こすが、カカシに説得されたことや目的のために罪のない人を平気で殺す羅氷の姿を見て自分達の間違いを悟る。
その後はカカシに協力して飛鯱丸の墜落を阻止。その後は六代目火影となったカカシから鬼燈城での無期懲役と他の収監者の監視任務を言い渡され、実質的な城主として鬼燈城で収監者を監視している。

  • 羅氷(らひょう)
外伝小説「カカシ秘伝」の登場人物。
龍波武装同盟の幹部で、華氷の兄。こちらも氷遁の使い手で、拳を鋼鉄並みの強度の氷で固める氷遁・砕氷槌(さいひょうづち)を得意とする。
ナルトに敗れ鬼燈城に収監された我龍を解放するべくハイジャック事件を起こし、人質を解放するふりをして落下傘に爆発物を仕込み、人間爆弾にして鬼燈城に落とし混乱に乗じて我龍を救出するという外道過ぎる作戦に出るが、カカシに敗北。
その後爆発物の暴発で抜けた船底から落下し、敵である自分を助けようとしたカカシに「お前のような忍もいたのか」と表情を和ませ、そのまま落下していった。

  • ゲンゴ
CV:斧アツシ
外伝小説「シカマル秘伝」の登場人物。
黙の国の里長で、元々は白と同様に再不斬の配下として従っていたが里抜け後に訣別。
黙の国でクーデターを起こし、黙の国の大名を追放し里長となる。
無力な大名ではなく忍術という力を持つ忍びこそが支配者となるべきと説き、甘言と幻術を用いて忍者を洗脳し支配下に置いていた。
だが、黙の国の調査に来ていたサイを捕らえた事で木ノ葉に目を付けられ、奈良シカマルに敗れ拘束された。


【舟戸一族】

水の国に存在する一族の中でも最も古い家系の一つとされる一族。
海での戦いを得意とする一族で代々海賊行為を行っており、水の国は舟戸一族の略奪行為に長年悩まされ続けてきた。
5年前に大規模な掃討作戦が行われて当主のアラウミを捕らえることに成功したことで海賊団は壊滅し一族は散り散りになったが、アラウミの血縁達は水の国の知事と内通したり霧隠れから科学忍具の技術を盗むなどして密かに戦力を集めていた。
一族と言っても血縁関係にあるのは一部の幹部だけで、他のメンバーは頭部に共通の入れ墨を持つ。当主の血筋の者は幼少期に荒れた海に飛び込むという習わしがあり、それを乗り越えて力を得た者には証が現れる。
敵に対しては容赦ない一方で、メンバー間の仲間意識はかなり高いが、それ故に自分達から戦争を仕掛けておいて仲間がやられると復讐を誓うなど身勝手な集団である。
また、幹部格には我が強く他人の指図を聞かない者が多いため、仲間意識の高さの割にチームワークは結構ガタガタ。

  • 舟戸アラウミ
CV:千葉繁
舟戸一族の当主。
水の国の島々だけでなく他国を結ぶ航路を襲うことで元々は水の国に数多くいる海賊の一つに過ぎなかった一味を水の国有数の巨大勢力に拡大させた。
5年前の討伐作戦で捕らえられて内部が高温に保たれた特殊ガラスの独房に厳重に拘束されていたが、イサリ達の手により脱獄に成功する。
その後は本拠地の島に戻っていたが、テンマの死亡や青爛の負傷などを受け、戦力差から一時撤退も考慮すべきというイサリの言葉にも耳を貸さず、自らが指揮を執るようになる。
イカダが生まれて間もない頃、最愛の妻を霧隠れとの戦闘で失っており、そのこともあってかどれだけ戦況が不利になろうと徹底抗戦を主張し続ける。
イカダが儀式を成し遂げるとイカダに指揮を任せ、独断で霧隠れへ和平交渉に向かったイサリを殺害し、水の国との全面戦争へと向かうが、イカダや大半の部下がボルトの説得によって改心してしまい、それでも強引に戦争を続けようとしたがカワキによって止められ、戦争終結後は再び全身の水分を奪われて捕らえられた。

  • 舟戸イサリ
CV:川原優久
アラウミの息子で彼が投獄されている間の舟戸一族を纏めていた男。
鮫肌と同じく自我を持つカジキのような特殊な銛を操る。
良くも悪くも猪突猛進タイプなアラウミと異なり戦況を見極め冷静な判断を下せるが、退くことを良しとせず徹底抗戦を主張するアラウミとは徐々に意見の相違が見られるようになり、前線での指揮権を剥奪されるなど長男ながら何かと苦労が耐えない
元々霧隠れに対し戦力で劣る自分達には短期決戦でしか勝ち目はないと考えていたため、指揮権を剥奪された後もアラウミに撤退を訴え続けていたが、聞く耳を持たないアラウミに見切りをつける。
そして自分達が制海権を握っていて交渉を有利に進められるうちに和平を結ぼうと密かに長十郎に接触したが、アラウミには見透かされており、銛を遠隔操作され殺害された。

  • 舟戸テンマ
CV:坪井智浩、松本沙羅(幼少期)
アラウミの次男(養子)で移動要塞の指揮官。
元々は親の顔も知らずに育った孤児であり、生きるために盗みを働くなどして村の者達には疎まれていた。そんな中、村に略奪に来て村民達を虐殺していくアラウミの強さに憧れ、自らアラウミに強くしてくれと頼み込み、気に入られて養子となった。
舟戸一族の中でもアラウミの次に凶暴な男とされ、5年前の討伐作戦では霧の忍を大勢殺害しており、彼の部隊では新入り同士を戦わせて生き残った者のみを取り立てるなど弱肉強食を徹底している。
自分にはイサリのような頭脳がないと自覚しており、一族の後継者にはイサリがなるべきだと考えているが、アラウミに力で認められたいという思いから戦闘力の面ではイサリと張り合っている。
移動要塞を使い霧隠れの前線基地を破壊し、金山での金塊強奪任務に就いており、要塞に侵入してきたボルト達をカニのハサミを模した武器「シオマネキ」を使って追い詰めるも、ボルトの機転で巨大科学忍具の攻撃に巻き込まれて取り逃がしてしまう。
青爛が霧隠れの里を奇襲する際には陽動を務めたが、奇襲の失敗を知ると長十郎の首を取って早期決着を図ろうとし、夜霧に紛れて襲撃をかける。
しかし長十郎には見透かされており、待ち受けていた霧隠れの精鋭部隊との乱戦に発展、自身は長十郎に敗れ死亡する。

  • 舟戸青爛
CV:潘めぐみ
アラウミの長女で、イサリの妹、テンマの姉。
他の一族同様凶暴で冷酷だが、一方で兄弟に冷遇されているイカダを気にかけている。しかしイカダの夢は認めておらず、イカダを一族に連れ戻そうとしている。
刺さった相手のチャクラの流れを乱し痺れさせる矢を放つ弦楽器とを合わせた骨のような武器を扱い、弦を鳴らし反響で敵を感知できるほか、弦を鳴らすことで矢の軌道を自在に変えられる。
イサリとテンマが陽動を務めている間に陸路を通って霧隠れを奇襲する手はずになっていたが、その前に自分達の邪魔をしたボルトを見せしめに暗殺しようとする。が、感付かれており失敗。得意距離のアドバンテージもあり、ボルトと、ボルトを助けに来たかぐらの二人を相手に優位に立つが、二人の連係プレーに敗れ意識不明の重体となる。
その後はイカダの看病を受けていたが、フナムシが死んだ頃に意識を取り戻す。そのまま戦場に戻ろうとして倒れるが、イカダから「自分とアラウミで兵を率いて霧隠れを殲滅した」というを聞かされ、それを信じ満足げに死亡した。

  • 舟戸イカダ
CV:白井悠介、長妻樹里(幼少期)
アラウミの三男で末っ子。
他の兄弟と違って温厚な性格で、争いを好まない。アラウミや青爛には一族の中でも最も強い力を持っていると期待されているが、その力はなかなか発現せず、証が出なかったこともあって兄たちには馬鹿にされており、自身も自分の力に自信がないため、戦い以外の方法で一族の役に立とうと家出同然に水の国一の船大工であるカジキ親方に弟子入りしたが、家族には認められていない。
は「自分の作った船で世界中を旅する」こと。常にメモを持ち歩いて熱心に勉強しており、親方にもその心意気は買われている。
本気を出すと水かきが出る特異体質の持ち主。
島に来たボルト達と仲良くなるが、フナムシから青爛がボルトとかぐらにやられたことを聞き、一族の下に戻る。その後は青爛の看病を続けていたが、青爛の死を機に自分も戦うことを決意。再び荒れた海に飛び込み、力を完全に覚醒させるとアラウミから一族の新たな指揮官に任命される。
霧隠れとの一触即発の状況で現れたボルトに戦争を止めるよう説得されるも断り、ボルトは代わりとして自分の首を差し出すとして、イカダもボルトが殺されてもサラダとミツキが大人しくしていれば戦争を止めると約束。イカダの怒りを止めるために自ら海に身を投げるボルトと復讐をしないサラダ達の姿を見て、自分の負けを認める。
そして再びボルトを海の中から助け出して和解し、終戦後は長十郎からは監視下に置くためとしてカジキ親方の元で働くように命じられ、再び夢に進む。

  • 舟戸ミナモ
CV:柚木尚子
アラウミの妻。かつて霧隠れとの戦いで、霧隠れの忍の放った氷遁からイカダをかばい死亡。凍り付いたまま海の底に沈み、死体は現在もそのままの姿で海底にある。

  • ジビキ
CV:深町寿成
イサリの部下。
大量の水を放ち、それに映った物を見ることが出来る感知タイプ。

  • フナムシ
CV:藤原貴弘
青爛の部下。高いパワーと優れた剣の腕を持ち、かぐらと渡り合える実力者。
青爛への忠誠心は最早狂信の域に達しており、彼女を意識不明に追い込んだボルト達を執拗に付け狙うが、あくまでボルトとかぐらを標的にしているだけであり、無関係の子供は巻き込まないようにする一面もある。
血を吸っている間その相手の体を操る特殊な蛭を口寄せする他、強力な水遁の使い手で、アラウミに伝授された奥の手として他人から血を吸い取ることで水のない場所でも強力な術を放つことができる
陸路からの霧隠れ奇襲作戦の途中の村でボルト達と交戦し、かぐらを殺害することに成功するも、自身は(カーマ)で強化されたボルトの螺旋丸を受けて重症を負ってしまう。
それでも青爛の復讐のためにアラウミからの撤退命令を無視して村の襲撃を続行し、再度ボルト達と交戦するも、切り札の術を破られ、最期は文淡によって刺殺された。

  • ゴカイ
CV:坂泰斗
青爛の部下。フナムシよりは冷静な性格で、青爛への復讐を最優先するフナムシを説得しようとしていたが、彼も彼で青爛ヘの忠誠心は強く、最終的にはフナムシに従う。
フナムシの死後は、コブナとともにフナムシの敵討ちを目論む。

  • コブナ
CV:田野アサミ
フナムシの一人息子。
父親がボルトに殺されたとの知らせを受け、ゴカイと共にボルトを付け狙う。
彼との遭遇により、ボルトは復讐が復讐を生む現実に直面することになる。

  • コブナの母
CV:山田奈都美
フナムシの妻で、コブナの母。名前は不明。
舟戸一族の本拠地の島で、他の舟戸兵の妻達と共に船の修繕などの裏方仕事をしている。




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最終更新:2024年04月11日 19:11

*1 そのためやぐらのような若年者が就任する場合もある。

*2 アニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』イタチ真伝篇~光と闇~ 第676話より

*3 アニオリでは盗んだのは水の国の大名の側近で、水月はその人物を襲撃して奪っている

*4 蜃気楼のため攻撃は効かず、本体も蜃気楼に隠されていて接触感知をしない限り見つけられない(通常の感知では反応しない)上に蜃気楼から繰り出される攻撃は実際に効果を発揮するという鬼畜仕様。

*5 一応三代目風影も本名などが不明だが、人物像や使用術などは判明している。

*6 ダンゾウ曰くキラービーと比肩するレベルだったようだが、言動を見るに磯撫と完全に同調できていたわけではなく、一方的にコントロールしていただけの模様

*7 仮にボルトの祖父であるミナトと同い年ぐらいだとすると享年40前後

*8 尾獣と協調した人柱力ならば幻術解除は可能なはずだが、三尾ごと幻術に囚われたのだろうか。

*9 オオノキはうちはマダラ、我愛羅は君麻呂綱手は山椒魚の半蔵、エーは波風ミナトといった強敵との戦闘経験がある

*10 サスケイタチは写輪眼と炎遁、マダラは輪廻眼木遁を使用しているが、炎遁は万華鏡写輪眼の開眼、マダラの木遁は柱間細胞を取り込むことがそれぞれ修得条件である。他にもカブトや劇場版オリジナルキャラの卑留呼も複数の血継限界を持つが、いずれも人体実験や禁術によるもので、自前かつ先天的な能力ではない

*11 角都と1歳差。

*12 後に蛇苺には、彼女がかぐらを殺して屍澄真と合流しようと目論んでいたため、説得のために話した。

*13 このことの伏線か、マイト・ガイの名を聞いた際に笑みを浮かべている。

*14 自来也ですらペインを1体倒すのがやっとであり、当時はまだナルトは仙術をマスターしていなかった。