ナミ(ONE PIECE)

登録日:2009/09/12(土) 04:17:04
更新日:2024/03/31 Sun 13:15:00
所要時間:約 7 分で読めます


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20歳 ONE PIECE ONE PIECE登場人物項目 どうも息子がお世話になってます へそ出し アーロン一味 エミリー・ラッド エロ注意 オレンジ オレンジ髪 クリマ・タクト ココヤシ村 スリ トラウマ持ち ナミ ナミゾウ ネーミングセンスは残念 パンツ見せて貰ってよろしいですか?→見せるか! ヒロイン ブレスレット ミカン ワンピース 下乳 全世界人気投票3位 初登場が物語開始~クロ編終了まで 司令塔 同人誌のエース 四皇幹部 天候を従える女 天候棒 天才 女幹部 女海賊 姉御肌 子供好き 守銭奴 安産型 小悪魔 山崎和佳奈 岡村明美 巨乳 幸せパンチ 性の目覚め 悲劇の人生 懸賞金3億越え 戦災孤児 数奇な運命を背負った女 暴力ヒロイン 東の海 根は優しい 根は繊細 棒術 泥棒 泥棒猫 海賊 海賊嫌いの海賊 海賊専門泥棒 爆乳 犯罪者 破廉恥娘 結構重い過去持ち 臆病 航海士 被害者 豊口めぐみ 財布役 賞金首 金の亡者 金好き 長身美女 青少年のオカズ 非能力者 養子 魚人海賊団 麦わらの一味 麦わら大船団



相手が風と海なら航海してみせる!!

この船の"航海士"は誰!!?

漫画『ONE PIECE』の登場人物。

●目次


【プロフィール】

本名:ナミ
CV:岡村明美山崎和佳奈(代役)/豊口めぐみ倒せ!海賊ギャンザック
演:エミリー・ラッド(TVドラマ版)
懸賞金額:1600万ベリー→6600万ベリー→3億6600万ベリー
異名:泥棒猫
所属:魚人海賊団(アーロン一味)麦わらの一味
役職:航海士
出身:東の海(イーストブルー)・コノミ諸島・ココヤシ村(出生はオイコット王国の戦災孤児)
年齢:18歳→20歳(2年後)
身長:169cm→170cm(2年後)
誕生日:7月3日
星座:蟹座
血液型:X型(現実だとA型)
3サイズ(左から、東の海時点→ウォーターセブン時点→2年後)
B:86cm(=Fカップ)→95cm(=Iカップ)→98cm(=Jカップ)
W:57cm→55cm→58cm
H:86cm→85cm→88cm
イメージカラー:オレンジ
好きな食べ物:みかん、フルーツ全般
嫌いな食べ物:オランジェット(フルーツはそのままの味を楽しむのが一番だから)
初登場:単行本第1巻・第8話・『ナミ登場』
目標:自分の目で見た世界地図を描くこと
苦手:虫、幽霊


【概要】

ルフィの「2人目の仲間」(登場順)。
元魚人海賊団アーロン一味の幹部で、現在は麦わらの一味の航海士。

麦わらの一味の財布役も務めており、彼女が居なければ麦わらの一味は資金難で全滅すると思われる。
元は海賊を標的として詐欺や窃盗を働く"海賊専門泥棒"で、非力ながら自身の美貌と抜け目のない性格で東の海(イーストブルー)でも噂になっており、裏切りの魔女とも呼ばれていたが、成り行きで麦わらの一味に同行するようになり、一度は離脱したがその後正式に仲間入りした。
ちなみに原作では第8話からの登場*1だがアニメでは1話目から登場しており、アルビダの客船襲撃のどさくさに紛れ財宝を盗んでいた最中に船から脱出したルフィと一瞬だが邂逅している(そのためかアニメでのキャスト順はルフィとゾロの間に表記されている)。

外見

オレンジ色の髪をした自他共に認める美人で、スタイルも抜群。そしてかなりの巨乳。
作中でも天使やら女神に喩えられるほどの美貌の持ち主で、金を盗まれた盗賊側が「しかも結構可愛い!」とか、ついぬかしてしまうほど。本人も、「キュート美人」、「そりゃ私はかわいいしスタイルもいいし」と言っている。
本作のお色気シーンを一手に担う存在で、新世界編までロビンには全くといっていい程ない入浴シーン*2、水着姿、下着姿の描写がナミには全てある。

序盤は自身の事情によりTシャツだったのだが、アーロンパーク陥落以降は段々と露出の多い衣装も増えていった(本人曰くラフなのが好み)。
また、裸や着替えを平気で見せるなどあまり恥じらいのないかなりおおざっぱな娘である。覗きには罰を与えるが・・・。*3
ロビンと違い明るく活発で船上では指揮を取ることもある。
さすがに仲間以外に全裸を見せるのは恥ずかしいのか、彼女もお年頃なのか、新世界編のワノ国銭湯で男達に全裸を見せる羽目になった際や、大人の姿になった光月モモの助に胸を触られた際は恥ずかしがっていた。

雑誌に載せると騙され撮られた手配書の写真も、グラビアアイドルのようなポーズとアングルで、
父親代わりの故郷のゲンゾウは「こんな淫らな写真では賞金稼ぎより求婚者が殺到してしまう!」とご立腹。
海軍に文句を言ったが親バカ丸出しなので当然聞き入れてもらえてない。
ゲンゾウ自身も写真自体は気に入っており、部屋の壁一杯まで引き伸ばして貼っている。

Mr.2ボン・クレーが色仕掛けをする時ももっぱらナミに変装する。
あと本人も時々色仕掛けをする。

同人誌ではそのまま行為に発展する。
エロい。

【人物】

◆仲間に対して

性格はしっかり者で抜け目がないちゃっかり屋。

仲間内では男性陣相手には何かやらかす(つまみ食いとか…)たびに鉄拳制裁を行い(サンジが喰らう時はたんこぶがハート型になる)、また、一見するとかなり強引かつ乱暴な性格。
ルフィに対しても宴会で一億ベリーをほとんど使ってしまったエニエスロビー編、滝から飛び降りての出国を強行してしまったワノ国編では、顔が化け物になるぐらいボコボコにしている(完全に自業自得ではあったのだが…)。

一味ではゾロと並ぶとんでもない大酒飲みでもあり、いくら飲んでもまるで酔わない。
ウイスキーピークでは齢18歳にしてゾロ以上に酒を飲み、相手は飲み比べ対決で酔い潰れさせるのに難儀していた。因みにゾロも当時は19歳である。
しかも酔い潰れたのは演技であり、実際にはそこまで飲んでまだ平気で動けていた。
普段から飲んだくれていると言う訳ではないが、酒で相手を潰すこともしょっちゅう。

勝気で男勝りでもあるため、苦し紛れのはったりで「男」だと名乗った時は信じ込みやすい性格とはいえチョッパーに妙に納得されていた。
一方で虫や幽霊など気味の悪いものが苦手など年相応の女性らしい面もある。

しかし本質は情に厚く仲間や家族、友人のことを非常に大事に思っており特にルフィのことは強く信頼している。
大切な人を失ってしまいそうな状況におちいると、とたんに涙もろくなり泣き崩れるなど、繊細な一面も持っているのも特徴。
時には自身を犠牲にしてでも大切なものを守ろうとするなど深い情愛を持っている。

仲間や身内、同性に対してはかなり甘い面が多く一味から離脱したウソップが謝罪をせず復帰することを認めないゾロに対してサンジが宥めるまでは反論していた。

幼少期の経験から海賊が世界で一番嫌いだが、麦わらの一味の仲間は特別。
過去の因縁もあり、魚人族のことも大嫌いだった。
魚人島に行くのには2年前も2年後も彼女だけは最後まで難色を示していた*4が、実際にシャボンディ諸島や魚人島で彼らの実情を知ったことと、はっちゃんジンベエの謝罪を受け、悪人の魚人族はほんの一握りであることを知り、この考えは改めた。

麦わら一味では常識のある方なので、ほとんどの場合ツッコミ役・・・というか一味のツッコミ役の大半は彼女とウソップが担っている(ローなどの同行者に丸投げする場合もあるが)。

◆お金好き

お金やお宝が絡むと目の色変えて真っ先に暴走しポンコツになる
分け前の話になるとしれっと大半を独り占めしようとして、ルフィやサンジからもツッコミを受けることも。
この性格のせいでよくロビンにのせられる。
ゾロに貸した金を使わずじまいだったにもかかわらず、利子3倍で返すことを要求するなどお金に関してどケチであることは確かである。ゾロに文句を言われた際「私の金は私のもの、私の契約はあんたら全員の契約」と、どこぞのガキ大将のような言葉で返している。

しかし単なる守銭奴ではなく、恩人のローラに財宝をポンと分け与えたり、友人のケイミーを救うために全財産である2億ベリーを投げ打とうとするなど、使うべき時には惜しまない。
そもそもお金に執着するきっかけも、故郷を救うことが原因ではあった。

それに、全体的におおざっぱな一味のこと、ナミが金銭管理しなかったら肝心な時にお金がなくなるのは目に見えており、その意味でも一味での役割は大きいと言える。*5

◆子供好き

ココヤシ村ではアーロンに無謀な敵討ちを挑もうとするチャボを死なせないようにあえて痛めつけたり、空島スカイピアでは成り行きで保護したシャンディアの少女アイサに対してなんだかんだ姉のように振る舞ったりした。

新世界編以降は母性が強くなっており、子供に頼られたら放っておけず助ける事を優先するようになった。
8歳の光月モモの助に対しても甘やかすなどしている。
彼女の目の前で敵が子供に怪我を負わせる事はナミにとっての地雷であり、そんな事をした相手は例え実力に差があってもナミに倒されるまで標的にされる。
ゆえに子供の姿をした敵はナミにとって攻撃できない天敵となっている。

◆ネーミングセンス

壊滅的
ラクダに「マツゲ」、ヒッコシクラブに「ハサミ」など、見たままの特徴をそのまま名前にするなどネーミングセンスはかなり適当。
SBSによればおそばマスクに代わりの名前を付けるなら「まんと」。
ゼウスが仲間入りした時には生まれ変わった彼に新しい名前を求められたが、「わた」とあまりにも雑な命名だったためナチュラルにスルーされた。
ただしこれは彼女に限った話ではなく、ルフィやほかのメンバーも技名以外のネーミングセンスはあまりよろしくない*6

◆航海士として

航海術の腕は超一流で、有事の際にはクルーに的確な指示を出す司令塔的存在。
一味のメンバーもナミの指示には全幅の信頼を置いている為、航海の指示には素直に従う。
特に天候を読む力はずば抜けており、予兆がないと言われるサイクロンを風の動きだけで予測し回避するなど、一種の未来予知に近いものがある。
これは学んで得た知識だけではない、いわば天性の才とでも言うべきものらしく、アーロンやシキからもその実力を高く評価された。
また測量、交渉、スリなどの技術にも長けておりこれらもしばしば一味の役に立てている。
ただし、出鱈目な偉大なる航路の風土や裏社会の情報など一般常識から外れたことには、度々驚かされている。

◆料理や裁縫等

裁縫や料理など家事も一通りこなすなどできることは多才である。

もっとも料理は有料なので、サンジ加入までの麦わらの一味は2度と頼まなかった。
ただしホールケーキアイランド編でサンジ奪還に向かった際はルフィに料理をまかせて大惨事になったので、さすがに2回目からは自分で担当した。
因みに得意料理の鴨肉のロースト みかんソースは義母のベルメール譲り。
このように女子力も低くはないが、ロビンと比べるとさっぱりしてお転婆な面が目立つ。


【戦闘能力】

本来の役職が航海士という事もあって序盤は非戦闘要員に近く、最前線には滅多に出ない事もあって戦闘シーンでの活躍らしい活躍はほぼ見られなかった。
棒術の心得もありはするようで、下っ端海賊を不意打ちで倒せる程度の能力はあるが、まともに戦えばバギー一味やクロネコ海賊団の三下共にすら軽くあしらわれ、幹部クラスとなると手も足も出ないなど、本物の荒くれ者には遠く及ばず、一般人に毛が生えた程度の域を出ない。

本人もルフィ達と旅を続けていくうちに戦闘面の重要性を痛感し、アラバスタ王国編以降は天候棒(クリマ・タクト)による電撃、蜃気楼、棒術などを用いた戦法で戦闘に参加するようになった。
もともと戦闘のセンスは悪くないようで、ミス・ダブルフィンガーカリファアブサロムといった強敵を幸運に助けられながらも倒しており、ダブルフィンガーからも戦闘に関して全くの素人という訳ではないと評されている。
完成版天候棒に移行してからは雑兵相手であれば余裕を持って殲滅できる程度の戦闘能力を獲得しており、相変わらず上級幹部クラスには太刀打ちできないとはいえ幹部どころか一般戦闘員にすら苦戦した当初と比べて大幅な進歩を果たしている。

素手の戦闘力だと弱いイメージがなんかあるが、ギャグシーンとはいえ鎧や木の杭をワンパンでブチ砕いていることや泥棒時代のフットワークの軽さからも分かる通り身体能力は決して低くはなく、リトルガーデンでは体重10tまで加重した能力者を棒の一撃で殴り倒して軌道を変えている(殴った瞬間能力が解けたかもしれないが)ほど。
それでも超人揃いの麦わらの一味の中では、肉体的には常人の域を超えない為、直接戦闘はやはり不得手で、頭脳を活かしサポート等に回ることが多い。

2年後では実力は上げていたものの、次々パワーアップを果たしていくどいつもこいつも人外連中の仲間達との間でインフレに付いていけず差を開かれていたが、偶然からホーミーズの一人『雷雲のゼウス』を奴隷仲間にしてからは、火力が大幅にパワーアップした。
ただ、必然的にゼウスがビッグ・マムの元に一時寝返った時は大幅に弱体化してしまった。

ギャグシーンでの戦闘力は特に高く、仲間になってからは覇気なしの打撃は効かないルフィを時々ボコボコにして折檻している(正式加入前は、打撃が効かないという理由で針で折檻していたことも)。
覇気の詳細判明以前は、モンキー・D・ガープが「愛ある拳ならルフィにもダメージを与えられる」と説明したことからSBSに「ナミのルフィへの折檻も愛があるから防げないのか」と質問が来たが、作者尾田栄一郎曰く「戒めの拳」とのこと。
アニメ891話では、六式“剃”のSEと共に高速移動してルフィを殴っていたことも。
*7
もしかしたら本人は気づいてないだけで、武装色の覇気の才能があるのかもしれない。

ちなみに初期案ではハルバードのような大斧で戦う案もあったらしい。


◆武器・技

アラバスタ前まで使っていた、何の変哲もない木製の長尺の棍。3本に分解して腿に隠し持っている。
専ら不意討ちで殴り倒すなど、ひ弱さをカバーする感じで使われた。
ナミ自身特に棒術などを修めているわけでもないため、護身道具の域を出ない。
しかしサーベルを受け止めながら折れるどころか変形すらしていないという、木製という割には異様な頑丈さが見られる。

  • 幸せパンチ
巻いていたタオルを落し、相手に強引に魅惑のボディーを拝ませ一人10万ベリーを徴収する荒業。
この攻撃を受けた人間は皆一様に鼻の辺りから大量出血を起こしており、その威力の程がうかがえる。
新世界編ではさらにグラマラスになったため、現在のスタイルで幸せパンチをしたら2年前より数倍以上のベリーを要求される事がSBSで明かされている。

初期のグランドバトルシリーズでは「魅惑のキス」という似た技として登場。
ヒットすると相手を魅了して動きを止めるが、ルフィなどの鈍感キャラは意味がわかっておらずしばし固まる。どちらにせよ効果は同じである。

  • 盗み
使える技がない時期のゲーム作品でナミの必殺技として登場していることがあった技。
猛スピードで相手の何かをすり取る、泥棒猫の面目躍如と言った技。
実際ココヤシ村からの出発時やドラム島編、デービーバックファイト2回戦などで相手に全く気付かれないままこっそり財布や重要なアイテムを盗み出すといった活躍を見せている。
『JUMP ULTIMATE STARS』などでも使用可能。

  • 天気予報
グランドバトルシリーズで使えるトンデモ技の一つ。
巨大な嵐の接近を予報し、相手をそれに巻き込んで大ダメージを与える。…確かに初登場時似たようなことをやっていたが、対戦中に狙った場所に嵐を予報するとはもはや気象操作系の能力の域である。

天候棒(クリマ・タクト)

アルバーナ戦前にウソップに「戦力になりたい」と武器の強化を依頼し作られた。
熱気・冷気・電気を発する3つの棒を組み合わせる事により様々な攻撃が出来る…と聞こえはいいが、
元々宴会の余興や宴会後に遊ぶ為の小道具として作られていたものを急遽改造したものなので、この段階では宴会芸レベルの事しか出来ず、そもそもまともな攻撃技と想定したものは一つしかなかった。
ナミ自身も扱いを練習する暇すら無かったため、ぶっつけ本番で敵と戦いつつ説明書を読みながら戦う有様だったが、気象に詳しいナミの機転によりミス・ダブルフィンガーを単独撃破する活躍を見せる。

  • 熱気泡(ヒートボール)
基本技の一つ。熱気の泡を吹きだす。ちょっとムワッとする程度。

  • 冷気泡(クールボール)
基本技の一つ。冷気の泡を吹きだす。ちょっとひんやりする程度。

  • 電気泡(サンダーボール)
基本技の一つ。電気の泡を吹きだす。ちょっとビリッとくる程度だったが、改良後はナミのメイン攻撃として多用されている。
また、これを引き延ばすことでエネルの雷撃を受け流したこともある。

  • ファイン=テンポ
ウソップが宴会芸の一つとして考案していたカラクリ。
三角形に組んでボタンを押すことで、2羽のハトが飛び出てくる。

  • クラウディ=テンポ
ウソップが宴会芸の一つとして考案していたカラクリ。
ライフル型に組んでボタンを押すことで、銃口部分から花束が出てくる。

  • レイン=テンポ
ウソップが宴会芸の一つとして考案していたカラクリ。
両手と頭に一本ずつ乗せ、ボタンを押すことで噴水のように水が飛び出る。
ミス・ダブルフィンガーからは「水芸」と一蹴されたが、周囲に水分を満たして湿度を上げることで蜃気楼を作り出した。

  • サンダー=テンポ
ウソップが宴会芸の一つとして考案していたカラクリ。
Y字に組んでボタンを押すことで、先端からボクシンググローブが飛び出す。
さしたる威力は無く、ミス・ダブルフィンガーには文字通り一蹴された。

  • サンダーボルト=テンポ
アラバスタ編で編み出した即興技。
「熱気泡」と「冷気泡」で雲を作り出し、「電気泡」を投げ込むことで落雷を発生させる。
入手当初の時点での実質的な最強攻撃。

  • フォッグ=テンポ
空島編で編み出した即興技。
「冷気泡」によって周囲の空気を冷やし、何らかの方法で加熱することで霧を発生させる。
作中ではホトリの「炎貝」を利用して発動した。

  • サイクロン=テンポ
ウソップが宴会後の余興として考案していた技。
「熱気泡」と「冷気泡」のタクトを十字に組み合わせて回転させながら投げつけ、それが停止すると同時に突風を発生させる。
ブーメランだと思って受け止めた敵は、その瞬間突風で吹き飛ばされることになる。
使用したナミはおろか、開発時点でのウソップすら一切この仕様に気付いておらず、土壇場でこのような現象が起こることが判明。気象に詳しいナミだからこそ現象が即座に理解できた。
そして開発者のウソップは身をもってこの技の有用性を示す羽目になる。

  • トルネード=テンポ
ウソップが開発時点で唯一攻撃技と認識していたカラクリ。
T字に組んでボタンを押すことで先端から鳩時計のハトのようなオモチャが飛び出し、敵に絡みつく。
そのまま先端部分が高速回転してどんどんワイヤーが絡まっていき、最後に大きく吹っ飛ばす。
ウソップが「敵が人間であれば立ち上がれるやつはいない」と豪語するほどで、攻撃を受けた相手は回転しながら建物の壁を何軒も貫通していくほどの威力を誇る。
ただし、一度使用するとワイヤーがグシャグシャに絡まってしまうため、一発限りの最終手段と位置づけられている。

完成版“天候棒”(パーフェクト・クリマ・タクト)

空島で手に入れた各種の(ダイアル)により大幅強化された天候棒。
(ダイアル)を仕込んだ先端が球状になっているのが特徴で、タクトがそれぞれワイヤーで接続されるようになっている。
周囲の環境によらずとも雨・雷・蜃気楼を自在に操れるようになり、攻撃の幅も増え前線で戦えるほどの戦力になった。
基本的な攻撃方法はタクトから生み出す泡を組み合わせて上記のようなあらゆる自然現象を引き起こすというもの。

  • クラウディ=テンポ
ライフル型に組む点は同一だが、強化によってその場で雲を生み出せるようになった。

  • レイン=テンポ
「クラウディ=テンポ」で生み出した雲に「冷気泡」を投げ込むことで雨を降らせる。

  • サイクロン=テンポ
強化前と同様の技で、十字に組む点や止まったタイミングで暴風が発生する点などはそのまま引き継がれている。
しかし、先端部分の球体で重量バランスが悪くなったためか、ブーメランのように手元に戻ってこなくなっている。

  • サンダーボルト=テンポ
発生速度や威力が大幅に強化され、敵味方関係なく無差別に落雷が襲うほどの広い攻撃範囲を獲得した。
生み出す雲を小規模にすれば単体攻撃を行うことも可能。

  • クール=チャージ
「冷気泡」の棒の先端に冷気を集中させる。

  • 蜃気楼(ミラージュ)=テンポ
「クール=チャージ」による冷気によって周囲の空気との間に著しい温度差を発生させ、蜃気楼を生み出す。
この技単体では主に敵の攻撃の回避に使用される。

  • 幻想妖精(ファタ・モルガナ)
「蜃気楼=テンポ」を利用して無数の蜃気楼の分身を生み出す技。
分身の見た目は本体と瓜二つではないものの、自身の攻撃も分身させることが可能なため撹乱に向く。

  • サンダー=チャージ
「電気泡」の棒の先端に電気を集中させる。

  • 風速計(スイングアーム)
「サンダー=チャージ」後、完成版“天候棒”を振ることで先端のタクトをフレイルの様に敵に叩きつけ感電させる。

  • 黒雲(ダーククラウド)=テンポ
2本のタクトを組み合わせ、棒の間に小規模な雷雲を作り出す。

  • 雷光槍(サンダーランス)=テンポ
「黒雲=テンポ」で作り出した雷雲とナミの間に敵を挟み込み、タクト先端の「電気泡」で誘導することで横一線の雷撃を走らせる。CP9やパシフィスタ相手にすら致命的なダメージを与えるほどの威力を誇る。

魔法の天候棒(ソーサリー・クリマ・タクト)

新世界編から使用。空島「ウェザリア」の技術をナミ自ら組み込みパワーアップしたもので、形は初期の棒状に戻っている。
ゾウ編以降はウソップのポップグリーンを組み込み、僅かな力加減で長さを自在に変更できるファンシーなミニタクトに改良されている。
また、表面加工をフランキーが請け負い、水色から白とオレンジの縞模様になっている。
WCI編からは雷雲ゼウスがナミの下僕として棒の中に住み着くようになり、その力によってさらに強力な電撃を繰り出せるようになった。
さらにワノ国編終盤においてゼウスの魂が雷雲から天候棒に移ったことで、いわば天候棒のホーミーズと言える存在に変化、ゼウスの意思で形状を自在に変えられるようになった。
具体的にはタクト先端部を棘付き棍棒にように変化させたり生き物のようにタクトを屈曲・伸縮させられるようになっている。

  • 突風(ガスト)ソード
魔法の天候棒を分離させた状態で突き出し、作り出した気泡から強烈な突風を放ち相手を吹き飛ばす。

  • ブラックボール
「黒雲=テンポ」の改良技で、タクト先端から雷雲の卵を大量に発生させる。
なお、リンリンの従えるホーミーズ・ゼウスはこれが大好物。

  • 雷雲(ライウン)=ロッド
「ブラックボール」で発生した雷雲を帯のようにタクト先端に保持、そのまま振り回して薙ぎ払う。

  • 正電荷ブラックボール
正電荷を帯びた「ブラックボール」を大量に発生させる。
ゼウスを強制的に放電させ、ビッグ・マムにダメージを与えた。

  • 雷雲の罠(サンダー・トラップ)
周囲に無数の雷雲を設置し、触れた相手に電撃を浴びせる。

  • シャワー=テンポ
小さな雲を発生させて温水を雨のように降らせる。
文字通り簡易的なシャワーとして使用できる。

  • 蜃気楼(ミラージュ)=テンポ
強化前と同様の技。
冷気の壁によって自身の姿を覆い隠す光学迷彩としても使用可能。

  • サンダーボルト=テンポ
強化前と同様の技。
「熱気泡」「冷気泡」を使う必要がなくなったため、より攻撃速度が増している。

  • 雷光槍(サンダーランス)=テンポ
強化前とほぼ同様の技。
こちらは敵を挟みこまず、背後に作り出した雷雲から雷撃を発射する。

  • トルネード=テンポ
強化前とは完全な別物となった技。
タクトの先端に出現した気泡が回転して竜巻のような突風を発射する。

  • ミルキーロード
「雲貝」の力で海雲の道を発生させる。
ただし、青海の環境下では長くは持たない。

  • ミルキーボール
「雲貝」の力で球状の島雲を発生させる。
大量に敷き詰めることでバリケードとして使用可能。

  • 熱卵(ヒートエッグ)
タクトの先端から熱の塊を放つ。

  • 天候の卵(ウェザーエッグ)
天候棒から卵型のカプセルを生み出し、卵が割れることで様々な気象現象を発生させる。

  • サンダーブリード=テンポ
「天候の卵」から雷雲を生み出し、相手を追尾する落雷を発生させる。

  • レイン=テンポ
「天候の卵」から雨雲を生み出し、その場で雨を降らせる。
雨を全方位に拡散させる「レイン=スパーク」という派生技も存在する。

  • ゼウス・ブリーズ=テンポ
ホールケーキアイランド編で使用した即興技。
大量の「天候の卵」を食べて巨大化したゼウスを雲の代わりに使用し、そのエネルギーを使用した轟雷を炸裂させる。
リンリンの追撃を振り切るために使用した。

  • 忍法 雷霆(にんぽう らいてい)
ゼウスに「天候の卵」を食べさせ、強力な落雷を発生させる。
オロチ城に潜入していた際に使ったため、ワノ国風の技名となっている。

  • 雷霆(ライテイ)
ビッグ・マムに遂に完全に切り捨てられたことで離反したゼウスを用いた技。
タクトを奮い、強烈な稲妻と化したゼウスをぶつける大技。
ホーミーズの特性も健在なため、例え躱されても敵を自動追尾して確実にダメージを与える。

◆雷雲ゼウス

"四皇"ビッグ・マムのソルソルの実の能力で生命を与えられた生きた雲。
ビッグ・マムの魂を直接使用して生み出されたため、他のホーミーズを凌駕する絶大な戦闘力を誇る。
初登場時はビッグ・マム海賊団に所属していたが、弱体化した処をナミに捕まってしまい、「自分の下僕になるか、死ぬか選べ」と脅されあっさりと寝返る。
ナミの作る小型雷雲「ブラックボール」が気に入ったらしく、ホールケーキアイランド編後もそのままサニー号に居着き、天候棒の中に収まって暮らしている。
ワノ国編終盤では遂にビッグ・マムに見限られたこととリンリンの被撃破で正式に仲間入り。ナミの火力の大幅強化を果たした。

詳細はホーミーズおよびビッグ・マム海賊団の項目を参照。


【来歴】

◆過去

もともとは東の海にあるオイコット王国の戦災孤児であり、まだ赤子だった頃、当時海兵であったベルメールに、後に義姉となるノジコに抱かれていたところを保護された。
その後はノジコと共にベルメールの養子になり、ベルメールの故郷であるココヤシ村で母娘三人で平和に暮らしていたが、10歳の時にココヤシ村はアーロン一味に襲撃される。
ココヤシ村を支配下に置いたアーロンは、村の住人に大人一人頭十万ベリー、子供一人頭五万ベリーの貢ぎ金を要求。
子供たちの分しか蓄えが無かった事から、払えなかったベルメールは見せしめに殺され、自身は海図を書かされる為にアーロンに捕まってしまう。
生きていれば必ず良い事があると言うベルメールの言葉を支えに、これ以上自分の為にアーロンに傷つけられる人を見ないよう、ひとりで戦う事、もう泣かない事を決意した。
そしてアーロン一味に入団したナミは、一億ベリーで村を解放するというアーロンの条件をのみ海賊専門の泥棒として海に出る。

この当時、世間一般ではジンベエが王下七武海入りを条件にアーロンを東の海に解き放ったとの噂が広まっており、ナミやサンジもその噂を信じていた。
後に噂の真実が判明すると同時にジンベエ達はアーロンが暴走すればすぐに止めに行くつもりだったが、アーロンが近海の海軍を買収したことで海軍本部や世界政府に情報が届かず、ジンベエ達はアーロン一味が壊滅するまでアーロンの悪事を知らなかったとのこと。

◆東の海編

入団から8年後、お金集めの旅の途中にオレンジの町でルフィ達と出会うことになる。
利害の一致からルフィと手を組むことになるが、その後バラティエでのどさくさに紛れて裏切り、宝とメリー号を奪ってココヤシ村に帰還。
しかし未練を捨てきれず、途中船上で涙を流していた。
アーロンたちに捕らえられたゾロやウソップを、自分が傷付いてまで密かに逃がすが、自分を追ってきたルフィたちを巻き込みたくないがためわざと突き放した態度をとり、島の外に出ていくように促した。

…が、その直後、アーロンの手先である海軍に、今までためた資金を全部没収される。
アーロンにはハナっから、約束を守るつもりなどなかったのだ。
ナミにとっての屈辱の8年間は、全くの無駄だったのである。

今まではナミの本心を察し、必死に見て見ぬフリをし続けてきた村人たちも、「ナミの心をもてあそんだ」として遂に堪忍袋の緒が切れ、武器をとる村人達。
だがそれもアーロンにとっては計算づく。
アーロンは反乱にかこつけて今度こそ村人達を皆殺しにする算段なのである。
それを止めようとするナミだが村人達の決意は揺らがず、悲嘆したナミは涙を流し絶望しアーロン一味の刺青を彫られた腕をめった刺しにする自傷行為に出るが、それをルフィが止める。



「なによ…!! なにも知らないくせに…!!!」



「うん 知らねェ」*8



「あんたには関係ないから…!! 島から出てけって…!! 言ったでしょう!!?」



「ああ 言われた」




う…う……!!

…………………!!!

ルフィ………







助けて…





故郷の人々に裏切り者と後ろ指を指されながら、ひたすら自分一人で耐え抜いてきたナミだったが、村人達の全滅という絶望的な状況に、助けを求めたのはルフィだった。

スッと歩み寄ったルフィは、自身の麦わら帽子をナミにかぶせる。

そして…大声で言い放った。怒りを込めて。他の仲間の分も込めて。





当 た り 前 だ !!!!!





既に準備万端のゾロ・ウソップ・サンジと共に、向かう先はただ一つ。

「いくぞ」
「「「オオッ!!!」」」

そしてアーロンパークに殴り込んだルフィ達によりアーロン一味は壊滅し、村は解放された。

宴の裏で左腕のアーロン一味の刺青を、「みかんと風車*9」の刺青に修正してもらっている。*10
また、旅立つ際にノジコから餞別にブレスレットを送られている*11
ネズミ大佐に奪われた金銭も返してもらったもののポンと村に寄付。
元々お金が好きなのは村を買うため…と思ったらそうでもなく、「今後は自分のためにお金を貯める」とのこと。
結局、村人から声援(とサイフ)をいただきながら、「麦わらの一味」の航海士として正式加入
再びルフィと共に笑顔で出航していった。

なお、アーロンとの決着がついた回のタイトルは「2人目」
「3人目」はもっと後回しになるが)「1人目」「4人目」が順当に冠された後でのこのタイトルであり、
遺恨を断って再び仲間になった時に初めてこのタイトルが冠されるという、しばしば取り沙汰される「○人目」の特殊な使い方の最初の事例がここになる。

◆偉大なる航路編

リトルガーデンでは無防備な恰好(彼女に限った話では無いが)が災いして死病「ケスチア」に罹患してしまい、ドラム王国で治療を受けることに。ある意味一味とチョッパーを引き合わせたのはナミと言える。

アラバスタ王国では、攪乱作戦の末、ミス・ダブルフィンガーと対峙。
地力で劣る上にはじめて扱う天候棒に振り回され大苦戦するも勝利した。

空島スカイピアではパガヤ、コニス父娘との交流し、後々まで使い続けるウェイバーを入手。
サバイバル中はメリー号の留守を預かり、ガン・フォールと共にホトリ&コトリを撃破。
以降はその原理を理解できるゆえにエネルの力に恐怖し一度は屈しかけながらも、麦わらの一味としてエネルの部下になることを改めて拒絶。
最後にはウェイバーを使いルフィをエネルの元に送り届けた。

ウォーターセブン編エニエス・ロビーでの戦いでは、CP9クマドリに生命帰還「髪縛り」で四肢を絡め取られ春・吟・情でやられそうになったもののチョッパーに助けられ、その後抵抗できなかったサンジに替わりカリファと交戦。
アワアワの実の能力に翻弄されるも、カリファの油断を突いて撃破に成功。

スリラーバークではエロサロムアブサロムに攫われる羽目になるが、サンジの救出やローラ(ゾンビ)の介入もあってアブサロムを倒す。この件で求婚のローラ(人間)とも友誼を結び、スッゲー海賊ローラの母親のビブルカードを渡される。

シャボンディ諸島〜ウェザリア

シャボンディ諸島付近での人攫い屋トビウオライダーズのデュバルとの戦い後、更生しタコ焼き屋になった元・アーロン一味のはっちゃんと再会。
再会直後こそ彼に冷たい態度をとったものの、後にはっちゃんの謝罪を受けて和解する。
積年の恨みの相手にしてはあっさり気味の和解劇であり、ナミが寛容なのかはっちゃんの人徳ゆえなのか。

シャボンディ諸島では、奴隷屋の存在により、魚人や人魚らに対する人間の差別をまざまざと見せられることに。
人間オークションの騒動を経て黄猿の襲撃を受けた際、他の一味共々王下七武海バーソロミュー・くまのニキュニキュの実の能力で飛ばされる。
ナミの行先は気象を科学する小さな空島ウェザリアで、老人ハレダスに保護された。
そこで気象の科学を学び、天候棒は更に発展した。

◆新世界編

新世界編ではウェザリアで手に入れた技術を駆使し偽麦わら一味を軽くあしらった。
また髪型がショートヘアーからロングヘアーになり、元から抜群のスタイルがさらに成長したりと、新世界編以前より色っぽい大人の美女になった(性格はまだまだ年頃の娘だが)。

魚人島編

リュウグウ王国国王ネプチューンより竜宮城に招待されるも、ホーディ率いる新魚人海賊団の襲撃にあう。
戦闘はゾロに任せて、竜宮城を脱出し海の森に向かった。
魚人に根付く差別の歴史をジンベエの話を聞いた後はアーロンの件で罪悪感を抱いていたジンベエを許し、その後はネプチューンをはじめをした王族を処刑しようとする新魚人海賊団と交戦。

パンクハザード編

サニー号に待機するも、シーザーの部下に睡眠ガスで眠らされ拘束される。(このシーンはアニメで中々良い補完がされているのでナミファンは必見)
紆余曲折あって仲間や実験に利用されていた子供たちと共に脱出するもローの能力で精神を入れ替えられ、フランキーの身体に入る羽目になってしまう。
この時、フランキーに搭載されていたベガパンクのレーザーのために連れ去られるが、フランキーの体で「そりゃ私はかわいいしスタイルもいいし」と言ってたのでシーザーの部下から変態と思われてしまった。いやフランキーは変態なのだが。
なお、代わりにナミの体に入ったのはサンジだったため、胸を触られたりなどのセクハラに対して(サンジが入っている)自分の体を殴打してしまった。
一方でサンジが煙草を吸いたがっていることを察し、自分は非喫煙者にもかかわらず喫煙を認める優しさも。

ルフィとローが同盟を結んだ際、今度はサンジの身体に入り、再び研究所に突入した時にようやく元の身体にもどった。
子供たちを救出して研究所脱出後、ベビー5とバッファローをウソップとの連携で撃破する。
その後信頼できると認めたたしぎたちG-5に子供たちのことを託す(ここでのやり取りもアニメでかなり補完されている)。

ドレスローザ編

サニー号でブルック・桃の助・チョッパーと待機する。
ドンキホーテファミリーのジョーラの襲撃を受けるがブルックの機転で脱し、サンジと合流すると一足先にドレスローザを出港しゾウに向かう。

ゾウ

ルフィ達より先にゾウに到着したが、国は旱害のジャック率いた百獣海賊団の一部隊の毒ガス兵器で壊滅状態になっていた。
ナミ達の活躍で多くのミンク族の命を救った。
ミンク族からは恩人としてもてはやされ、国宝といわれる豪勢なドレスを貰う。自身の服はワンダにあげた。

その後、サンジを止める事が出来なかったのでチョッパーとブルックと共にホールケーキアイランドへと向かう。

ホールケーキアイランド編

ホールケーキアイランドに到着するも、「誘惑の森」でホーミーズとブリュレの襲撃にあい、同行していたチョッパーとキャロットが捕まる。
そしてルフィと合流するが始末しに来た将星クラッカーの実力の前にルフィは大苦戦を強いられる。*12
ローラがビッグ・マムの娘である事を知ると、ビブルカードでホーミーズを支配下におき、クラッカーの能力で形成されたビスケット兵を雨を降らす作戦で大幅に弱体化させるとルフィの援護にまわり、クラッカー撃破に貢献。
ナミとホーミーズの援護が居なければルフィはクラッカーにほぼ間違いなく敗れていた。
この際、ビスケット兵を食べ過ぎて吐く寸前のルフィの側で、「ルフィは海賊王になる男よ!つまりルフィの食欲に限界はない!」と言い放ち、ルフィも引くに引けずに涙目になりながら更にビスケット兵を食べる羽目に。
ルフィをここまで振り回して困らせたのはナミが初めてかもしれない。

クラッカー撃破後にサンジとようやく再会するが、仲間を人質に取られたことでヴィンスモーク・ジャッジ達の言いなりになったサンジを連れ戻すことが出来ず、クラッカーの仇討ちの軍隊によりルフィと共に捕縛されるが、ジンベエによって救出される。
その後はチョッパーらと合流して鏡の世界を利用してビッグ・マムに捕まったブルックの救出に成功。
サンジとヴィンスモーク家を助けるルフィの決断を受け、ビッグ・マム暗殺を目論むベッジ達と同盟という形でお茶会に潜入。
会場が混乱している隙に潜入し、罠にはまり殺されそうになったヴィンスモーク家を救出する。


なお、サンジの兄弟であるイチジ・ニジ・ヨンジ達のマドンナに*13。兄弟らしく「気の強い女性」が好みらしい。

万国からの徹底の際に、シャーロット・カタクリを止めるべく鏡の世界にルフィが留まった際にはルフィが帰る手段がなくなることを承知で、断腸の思いで「船長命令」として船内全ての鏡を割った。
その後、サンジの助けでルフィがなんとか帰還し、ジェルマ66・タイヨウの海賊団の殿もあって万国の脱出に成功。

ワノ国

一行と合流し、対魔忍くの一に変装し情報収集にあたる。
途中、湯浴み場でロビンやしのぶと共にいたところにX・ドレークバジル・ホーキンスら百獣海賊団に取り囲まれてしまう。
この際、降伏のフリをしたことでバスタオルが解けてその場の衆目に裸を見せることになる。
その場は覗きのために居合わせたサンジに助けられたが、その後、覗き行為を働いたサンジを顔の形が変わるくらいボコボコにした。

鬼ヶ島『金色神楽』での決戦時にはウソップと共にうるティとページワンに挑むもまとめて圧倒される。
うるティが海賊王になるのはカイドウだと言った所にルフィが海賊王になると信念を曲げずに発言したことで止めを刺されそうになるが、突如現れたお玉 に助けられる。

部下を洗脳されたことで怒ったうるティがお玉に暴力を振るったことで完全にブチ切れ、うるティを倒すと決めて彼女に戦いを挑む。
しかし、お玉が現れなければ絶体絶命の危機もあったためやはり実力に差がありすぎて次第に追い詰められるものの途中から乱入したビッグ・マムの攻撃によってうるティもダメージを蓄積させており、そして紆余曲折を経てゼウスはビッグ・マムと完全に決別して正式にナミの仲間になり雷霆はゼウスの追尾能力も加わった事で遂にうるティを撃破した。

百獣海賊団との決戦後、ルフィがカイドウを撃破して四皇のひとりとなった事で麦わらの一味はドレスローザ以来に懸賞金が上がりナミも遂に億越え入りを果たした。
これまで自身の懸賞金が上がるたびに賞金首になった事や取材と騙されて写真を撮られた事に落ち込んでいたが、億越えになった事で自らの懸賞金に目がくらむというこれまでとは違う反応を見せていた。


【余談】

  • 事務所の大先輩
彼女がチョッパーにあまりツッコミをいれないのは岡村明美氏にとって大谷育江氏が「事務所の大先輩だから」らしい。

  • 代役
担当の岡村明美氏が産休で一時休業した際には義姉のノジコ役の山崎和佳奈氏(毛利蘭役とかの人)が代役を務めた。
山崎氏はこの他にもドレスローザ編でスカーレットを演じている。

  • ツンデレキャラランキング
2011年5月に某ニュースサイトの男性対象ネットアンケートにてどういう訳かツンデレキャラランキングで一位を獲得した。
ある意味間違いではないかもしれないがどういうこと?

ONE PIECEのプロト版ともいえる作者の読切作品「ROMANCE DAWN」に外見がそっくりのアンという少女が登場している。青髪であるなど違いはあるがナミのプロト版といえるかもしれない。アニメ化に際して声を担当したのも同じく岡村明美氏である。

  • ヒロイン
    「恋愛はワンピースで描かない」と公言している作者だが、ナミについては恋愛とはいかずともヒロインらしい描写が描かれることが多い。
    • ルフィが麦わら帽子を度々ナミに預ける(基本的にルフィは帽子を他人に触られるのを嫌がっているが、信頼できる相手には預ける)。
    • ナミの父代わりであるゲンゾウがルフィに「お前たちがナミの笑顔を奪うようなことがあれば殺しに行くぞ」と言って、ルフィに了解させる。
    • 空島での危機的状況やウォーターセブンでのロビン脱退、ゾウでのサンジが去ってしまう事態に、ルフィに頼る。
    • vsクラッカーでは、「ルフィは海賊王になる男よ!つまり食欲にも限界なんてない!」と言ってのけ、いつもは振り回されるルフィを逆に振り回す。なお、ルフィはナミと結婚しようとしたアブサロムに「ナミと結婚なんて勇気あんなー」と言ってた。
    • ホールケーキアイランド編とワノ国編が続いている件が考察を煩雑にしているだけかもしれないが、前者ではプリンとサンジの仲に嫉妬心気味にみてとれるシーンがたびたびある。しかし後者では普通に入浴覗きに鉄拳制裁しており、“プリンにサンジとられるくらいなら己のナイスバディで釘付けの方がマシ”的な心理描写は確認されてはいない。(一応プリンは能力者だが)プリンが絡んで入浴沙汰ならば鉄拳制裁以外の反応か否かは未知数。

  • 出生の秘密?
実はベルメールに拾われる前の彼女の出生については今まで一切語られておらず、謎に包まれている。
STRONG WORLD』では彼女にスポットが当てられ、メインヒロイン兼実質もう一人の主人公として描かれた。
実は当初のプロットである『クリスタル航海記』では、彼女の出生について描く“感動もの”にする案だったが、作者が“感動もの”が映画のテーマについて納得できず、また、ナミの出生を明かすのはまだ時期尚早だと考えた結果、“興奮”をテーマにして大幅に脚本を変えることを決めたため、変更となった。
今後の展開によっては彼女の出生が明かされる時がくるかもしれない。

  • 作者の趣味
作者尾田栄一郎の好みの女性のタイプは、『総集編 THE 26TH LOG』によると「気の強い女性」。
奥様も舞台でナミを演じたことのある女性など、ナミは作者にとって理想の女性なのかもしれない。





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最終更新:2024年03月31日 13:15

*1 扉絵では1話目から登場している

*2 パンクハザード編でやっとロビンにも出た。ただ、そもそもロビンは能力者なため、シャワーはともかく湯船につかれば脱力して溺れかねないからである。一方で、ワノ国編では能力者のシノブやルフィやヤマトは特に溺れかけておらず、タフさが垣間見れた。しかしお玉は溺れかねないからかナミに抱かれて入浴していた。

*3 アニメ版のスリラーバーグ編ならば、アブサロムに抑えられた状態で湯気越しにナイスバディな豊乳と腰の括れに続き、股間も描写されたが、湯気越しに股間の毛が垂れてる描写はない。脇毛もないため、脇毛も陰毛も剃毛ケアしてるかもしれないが、実際の女性は腕や脚も剃毛が一般的なため、しかし海賊しているナミが剃毛ケア用の剃刀を安定して入手交換しているとはおもえず、ナチュラルに脇毛も陰毛も生えにくい体質の可能性もある。もっとも、2年後新世界編ならロングヘアしているが。

*4 アーロンのような極悪非道な連中がごまんといるヒャッハー島だと誤解していた。

*5 しかし仲間からも守銭奴扱い同然や、それを後押しするいやしさも残念ながら否定できない。例えば、スリラーバーグ編ならウソップが入浴覗きの請求されてたまるかと先手を打つも結局請求するけどされたし、魚人島編ではビッグマムに宝払いで全部払った際はおそらくは自分の小遣いやヘソクリにしたかったナミが、全額払ったせいで自分の取り分がないことにキレてルフィやゾロをギタギタボコボコしている。

*6 サニー号の名前候補がいい例

*7 初期こそは心技体を極めた政府側の戦闘術の意味合いが強かったが、ブルーノ戦でルフィも見様見真似で習得している。3D2Yからの2年後からはサンジも月歩同然の空中歩行を習得したが、それができるのに剃ができない違和感があったが、ワノ国のクイーン戦で一応成し遂げている。そのほか、ジンベエはフーズフー戦で武装硬化を鉄塊と呼べばいいかと続けて、それまでの鈍重そうな印象から一転して剃らしき高速移動でフーズフーの牙銃を回避した。一方で、サンジやジンベエやルフィに並ぶ怪力と精神力を誇るゾロは、刀のクリアランスで月歩代わりに空中移動はできるが、刀への攻撃力集中優先か、いまだに剃で高速移動は確認されてはいない。ルフィら4人の怪物じみた心技体に追いついていないウソップ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルックらも、得意分野優先なのか剃習得の様子は期待しづらい。

*8 直前にノジコがナミの過去を一味に話したことをナミは知る由もないのだが、そこでルフィは聞くのを拒否して去ったので、本当に何も知らないのである。

*9 育ての親・ベルメールと、世話になった駐在・ゲンさんのイメージ。彼女にとっての家族と故郷の象徴

*10 後のエピソードで一コマだけみかんと風車の刺青の他にアーロン一味の刺青の跡と思われる傷が描写されており、完全に消すことは出来なかった様子。

*11 原作ではSBSで経緯が語られるのみだったが、『STRONG WORLD』や『エピソードオブナミ』でこの場面が描かれることとなった

*12 アニメでは、ルフィが復活するまで時間稼ぎでクラッカー本人と戦う描写もあった。

*13 作中の酒飲み中にて自分達の物にしたいと話し合っていた。しかし騒動もあって実現せず有耶無耶になった。