ラプラス(ポケモン)

登録日:2011/04/04(月) 00:36:16
更新日:2024/01/07 Sun 23:06:29
所要時間:約 9 分で読めます


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人の言葉を理解する高い知能を持つ。海の上を人を乗せて進むのが好き。



出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、7話『ラプラスにのって♪』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

ラプラスとはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.131
分類:のりものポケモン
英語名:Lapras
高さ:2.5m
重さ:220.0kg
タマゴグループ:怪獣/水中1
性別比率:♂50♀50

タイプ:みず/こおり

特性:シェルアーマー(相手の攻撃が急所に当たらない)
  /ちょすい(水タイプの技を受けるとそれを無効化しHP1/4回復)
隠れ特性:うるおいボディ(天気が雨の時、ターン終了時に自分の状態異常が治る)

HP:130
攻撃:85
防御:80
特攻:85(初代のみ95)
特防:95
素早さ:60
合計:535

努力値:HP+2


■概要


背中に灰色の甲羅を持つ、水色の首長竜のような姿をしたポケモン。
額に角を生やし、側頭部には渦巻き状の耳のようなものが付いている。

非常に温厚で心優しい性格をしており、人を背中に乗せて泳ぐ事が大好き。
その背中はとても乗り心地が良いらしい。(見た目ゴツゴツでそうは見えないが…)
恐らく「なみのり」が最も似合うポケモンであろう(金銀クリスタルでは「なみのり」中の主人公のキャラチップはラプラスだった)。

また非常に高い知能を持ち、人の言葉をも理解出来る*1
作品によってはテレパシーで会話する事もある他、ポケットモンスター全書では自ら人語を話している。

鳴き声も非常に美しく、機嫌が良い時はまるで「歌う」ように鳴くという。



…しかし過去にその人懐っこい性質を利用されて人間に乱獲され、今では『絶滅寸前』と言われる程にまで数を減らしている悲しいポケモン…。
(乱獲の具体的な理由は不明)

稀に、夕暮れ時になると海上で少なくなった仲間を探し、悲しい鳴き声を上げているラプラスの姿が目撃されるとか…

さすがに危機感を覚えたのかアローラ地方では保護プロジェクトが進んでいたが、今度は功を奏し過ぎたのか逆に増えすぎてしまったとか。


ちなみに『金・銀・クリスタル』の公式絵では口の中に鋭い歯が並んでいたが、現在ではラプラスの歯は描かれないのが主流である。

■ゲームでのラプラス


その絶滅寸前という設定の通り、何れのシリーズでも限られた場所でしか捕獲出来ないレアポケとして扱われている。
ちなみに何故か洞窟内での登場が多い。

初代ではシルフカンパニー内の職員から一匹だけ貰う事が出来る。
レベルは15とやや低い(ジムバッジ3個目を手に入れる頃の野生レベル)のが難点。ちなみに初代での入手方法はこれのみ。
一応、レベル技は終盤戦で実用に耐えうるものが最低限揃っているので、頑張って育てれば貴重なわざマシンを消費せずに十分な戦力として活躍する。
また、セキチクシティのサファリゾーン前の動物園でラプラスを図鑑に登録することができる。

金銀では金曜日のみ「つながりのどうくつ」の最奥部にてシンボルエンカウントで登場する。
倒したり捕まえたりするといなくなるが、次の金曜日になれば復活する。
道中のトレーナーが言っていた「謎の鳴き声」の正体こそこのラプラスである。
ちなみに、ラプラスの出現する場所へ行くには、マップ左下の階段を下りて地下に入る必要があるのだが、
この階段より上のマスが「なみのり」が必要な水辺になっている上、階段のあたりは見切れた場所にある。
更にこの洞窟自体はシナリオ序盤で一度通る上(一度通った場所をもう一度通って詳しく調べようとは思わないじゃん?)、地下への階段がもう一か所あるため、隠し階段の存在を見落としがちになる。
当時のマップの仕様を逆手に取った一種の隠しフロアである。

FRLGでは貰った時のレベルが25に上がった。
野生ではクリア後に行ける「いてだきのどうくつ」の水上に低確率で登場。
ちなみにここでロケット団に密猟されかけるがプレーヤーとカンナの手により阻止されている。

DPtではクリア後に行けるチャンピオンロードの奥部水上に低確率で登場。

HGSSでは「つながりのどうくつ」に加え、サファリゾーンの「水辺の岩場」エリアにも低確率で登場する。

BWではビレッジブリッジの水上に低確率で登場。洞窟外に野生で登場するのはこれが初めて。

XYでは12番道路の男性から貰うことができる。
レベルは30と周辺トレーナーの手持ちよりちょっと高いくらいなので即戦力にできる。
また、12番道路とアズール湾海上にも低確率で野生の個体が出現するほか、アズール湾の撮影スポットでもラプラスに乗れる。
本作ではラプラスでなみのりを行なった場合のみシンボルがラプラスになる。

SMではポニ島のポニの原野の水上で出現。増えすぎたはずなのに設定に反して出現率が非常に低い
代わりに殿堂入り後という条件付きながらポケリゾートにて高確率で出現するので、運が良ければ放置プレイをしつつ捕獲できる。
旅パには入れづらい反面、野生産個体の入手難易度は大きく下がったといえる。
もっとも、ポケリゾートで捕まえれば通常特性、性格個体値ランダム、モンスターボール固定なので、オシャボ厳選を行う場合は野生産を粘るしかない。
このほか本作ではライドポケモンとしても起用されており、「なみのり」代わりに利用される。

剣盾でも続投。また、今作からの目玉要素「キョダイマックスのすがた」も獲得(後述)。
本作ではシンボルで2番道路に1体とワイルドエリアにランダムで、釣りで9番道路に出現。
ただし、シンボルこそ序盤のワイルドエリアなどで見られるが、水上にいるため実際の入手はかなり後になる。
捕獲可能なレベル制限に引っかかるため、2番道路の個体はスパイクタウンジム攻略後、ワイルドエリアの個体はナックルスタジアム攻略後でないと捕獲できない。
9番道路であればキルクススタジアム攻略後に即捕獲できるが、特定のポイントに釣りを行ったとき低確率で引っかかるため、初見プレイではまず分からない。
安定した能力と技から捕まえればストーリー中なかなか頼りになるが全体的に入手時期が遅く出現率が低いのがネックか。

SVでは珍しく初期参戦を逃しており、「藍の円盤」でようやく復帰。
こおりタイプらしくポーラエリアの水上に出現する。
当然ながら、サンドイッチを活かすとうじゃうじゃ出てくるようになる。絶滅寸前とは一体……


色違いはでこれまた可愛い。ただし、当然のごとく出現率は異常に低いのでやるなら根気よく粘ろう。幸い、第1世代のポケモンなのでピカブイでひかるおまもりがあれば若干出現しやすくはなるが。
もうひとつの手段として、VC版の金銀及び初代を使用したメタモンによる色違い厳選の手段もある。こちらは1/64の確率で出せる。なお、孵化速度に関しては責任は取りません

【ラプラスを使用するトレーナーたち】

初代から登場することもあり、これまで様々なトレーナーたちの手持ちとしてもお目見えしている。

まず第一世代では、四天王カンナが切り札として使用。
ちなみにこの個体は前述の「いてだきのどうくつ」で捕獲した者らしい。
四天王の切り札だけありかなり強く、特に初代では当時最高級の鬼畜技「ふぶき」を乱発してくるため大変な苦戦を強いられる。
リメイクでは「ふぶき」の弱体化からか「れいとうビーム」に変更されているが、それでも強敵である事には変わりない。

エメラルドではフロンティアブレーンの一人であるウコンが使用。
「れいせい」な性格で「れいとうビーム」等を使うが、中でも一撃必殺技「つのドリル」はかなり危険。

HGSSではあのレッドの手持ちとして登場。代わりにエーフィはリストラされた。
恐らく前述のシルフカンパニーでもらった個体という設定なのだろう。
デフォルトで天候が霰というポイントを最大限に活かし、タイプ一致で必中の「ふぶき」を放つ強敵。
レッドの手持ちで一番天候の恩恵を受けている。

BW2ではアイリスヤナギなどが使用。
ヤナギとラプラスの因縁はポケスペでも……。

シールドでは、キルクスタウンジムのジムリーダー・メロンが切り札として使用。キョダイマックスも披露する。

ポケモンGOではチームミスティックのリーダー、ブランシェの相棒ポケモンとなっている。このラプラスは他のトレーナーとの交換で貰ったものらしい。


■対戦でのラプラス


非常にHPが高く、それ以外の能力も全体的にバランスが良い。ただし素早さだけはやや低め。
攻撃から補助まで多様な技を揃えており、そのバランスの良い能力と合わせて様々な型や戦法が考えられるオールラウンダー。

みずタイプのサブ技として採用率が高い氷技「れいとうビーム」や無効化がない先制技「こおりのつぶて」をタイプ一致で使える事や、特性「ちょすい」と電気技の両立が可能な事から、主にドラゴンや水タイプに対する流しを得意とする。
いわゆるメジャーポケキラー。
不一致10万やかみなりを使うみずタイプ一般ポケは他にスターミーくらいしかいない。*2
ただ、ただでさえ同タイプにしか耐性を持たない中で「ちょすい」なのでそこはかとないもったいなさを感じなくもない。
この辺りは第9世代のテラスタル登場で解決できるようになっている。
もちろんタイプ一致の水技や、もう一つの特性「シェルアーマー」も強力。

また「ぜったいれいど」「じわれ」「つのドリル」と一撃必殺技を大量に覚える事も有名で、苦手な相手を無理矢理潰す事も。
バトルタワーにて一撃技満載のラプラスにタワークオリティで連勝記録を潰されるのはよくある話。
通常の対戦でも「ねむる」や「ねごと」と合わせて猛威を震う。知り合い同士で使いすぎると友達なくすかも。
ただし、「がんじょう」持ちは無理。

特殊型の印象が強いが攻撃力も特攻と同値で「のろい」「りゅうのまい」といった積み技や、
「のしかかり」「たきのぼり」「ゆきなだれ」「じならし」といった物理技も備えているため物理型にも対応可能。
他にも「ほろびのうた」と「うずしお」「とおせんぼう」のコンボで無理矢理相手を潰したり、
「あやしいひかり」「うたう」「くすぐる」で嫌がらせしたり等、やれる事は本当に多彩。

高HPのおかげで素の耐久も高く、タイプ不一致の弱点技程度なら普通に耐えるため氷タイプながらもある程度無茶は可能(さすがにタイプ一致技は厳しいが)。
等倍技で一撃突破されることはほとんどない。
具体的には、メガボーマンダの「すてみタックル」を余裕で耐えられる。
火力も一撃技で無理矢理補う事が出来るため油断はならない。
何より困った時の苦し紛れ零度の体感成功率は恐ろしい。
耐久調整を行って弱点保険を持たせれば一発逆転を狙うことも不可能ではない。
氷のつぶてにより、最後の削りもバッチリ。

と、優秀な攻撃範囲とバランスのとれた能力により、安定した活躍を見せてくれるだろう。

隠れ特性は「うるおいボディ」。
同じく隠れ特性持ちのペリッパーニョロトノと組めば雨パにて要塞と化す事も。ジュゴン涙目。
天候特性のターン制限がついてからはあまり使われていなかったが、第八世代で再び日の目を見ることに…。

最大の欠点は氷タイプ故に耐性面が不遇で弱点が多い事と、素の火力の微妙さから弱点が突けない相手にはジリ貧になる事だろう。
ただ、弱点のうち岩と草はこちらからも一致技で弱点を突くことが出来るため、アタッカー型にすれば相手も安易に岩や草は繰り出しづらく、タイミングを選ばざるを得ないだろう。
氷と相性の悪いにも一致水技で対抗できるため、あまり苦手ではない。
格闘タイプが相手だと一致技だけでは苦しいが、「サイコキネシス」や「しねんのずつき」を覚えるため、対策しようと思えば出来なくもない。
電気タイプには「ドリルライナー」くらいしか有効打がないためちょっと厳しい。
特に格闘と電気はピンポイントでの対策必須なので、無理せず後続で相手をしたほうが無難。
むしろ弱点タイプ4つのうち2つを一致技で牽制できるだけでも十分に優秀である。

初代では優秀なタイプと安定した能力から大変な人気を誇っていた。
当時のチート技「ふぶき」をタイプ一致で使用でき、かつ相手の吹雪を1/4で受けられ凍る心配もない。
水と氷を両方半減する水タイプには「10まんボルト」「かみなり」といった電気技で対処可能。
一方、自身の弱点に関しては格闘マイナーなものが多く電気以外はあまり警戒する必要がなかった。
なお、わざマシンのやり繰りに苦労した結果なのか、大会では「かいりき」を覚えた個体も散見された。
VC版環境では1トップに君臨するルージュラケンタロスと共に追い、これらで3強を形成する立ち位置。同環境に増えたマルマインの「10まんボルト」を受け切れる耐久、「かげぶんしん」を積んで「ねむる」で粘ればケンタロスに有利を取れる点などがこの層に属する理由。


以降の世代ではさすがに吹雪の弱体化や特攻の低下などの措置が取られ使用率が下がったものの、それでも安定した実力を発揮している。

さらにXYからは氷タイプの新技「フリーズドライ」を習得
一致技が両方半減されていたみずタイプに抜群が取れるようになり、タイプ相性の上で全てのポケモンに一致技だけで等倍以上が取れるようになった。
ギャラドスキングドラルンパッパといった氷弱点を水で相殺している複合タイプに対して4倍弱点を突くことも出来る。
特性のちょすいと合わせることで、水無効・水タイプのサブに多い氷も4分の1という、驚異の対水タイプ性能を発揮するようになり、雨パキラー兼ドラゴンキラーとして一時期注目を集めた。ナットレイ?知らんな
が、ふたを開けてみれば、そもそも天候パ自体が激減したため使用率はそこまで上がらなかった。
それでもこの攻撃範囲は魅力的である。
マリルリアシレーヌカプ・レヒレら水/フェアリー複合組に対して打点を持てるのも大きい。

ルージュラの「かんそうはだ」持ち個体や「ふしぎなまもり」を持つヌケニンには一致技がどちらも通らないので注意。
めざめるパワー()」があればこれらとナットレイハッサム等を同時に対策することが可能。
またフリーズドライは警戒されやすく、トドゼルガやジュゴンは「あついしぼう」持ちなら、一致技をどちらも半減する。
これらの対策として電気技の需要もなくはない。
一致技の通りにくい相手をラプラス単体で処理したい場合、サブウェポンとしてどちらかを用意しておこう。

第八世代では命中安定の水技「うたかたのアリア」を習得。
元々が歌うポケモンなので、イメージ的にもよく似合っているし、なみのりと同威力でみがわり貫通効果があるため使い勝手は悪くない。
ただし相手のやけどを治してしまう追加効果があるため、パーティ編成次第ではなみのりを使ったほうが良い場合も。

第八世代で導入されたダイマックスとの相性はいい。
物理型だとりゅうのまいを積んでからタイミングを見てダイマックスを発動し、高いHPと上がった攻撃でそのまま無双を狙っていくことも夢ではない。
…のだが、物理水はともかく物理氷はこおりのつぶて以外は、先攻と相性が悪いゆきなだれしか無く(つららばりは覚えない)、
そもそも水タイプにはギャラドスと言うもっと竜舞物理アタッカーに適した奴がいる
差別化できるサブウェポンが虫とエスパーとボディプレスでは…
なので、あくまでも奇襲の領域である。
特殊型だと「フリーズドライ」が使えなくなり、電気技を使わずとも完成していたラプラスの対みず性能が損なわれてしまうどころか、
「ダイストリーム」と「ダイアイス」が互いに天候を取り合ってしまうので技の威力を安定させられないのがつらい。

しかし、ここから紹介する要素は大きなプラスとなった。ラ「プラス」だけに

◆キョダイマックス

剣盾で一部の個体のみが使える形態。首が伸びて背中の甲羅が船舶のような形状になり、周囲に氷でできた水色の楽譜のようなリングが漂うようになる。背中には5000人もの人を乗せられるようになったようだ。やっぱりラプラス、5000人乗っても大丈夫!
この形態から放たれるこおり技はキョダイセンリツとなり、味方の場にオーロラベールを展開する。
通常、オーロラベールの技はあられ状態でしか使用できないが、キョダイセンリツで放たれるオーロラベールは天候に関係なく発動できる。

素の状態でも高かったHPがダイマックスで倍加する上、更にオーロラベールで耐久を引き上げるため、キョダイマックス中は圧倒的な硬さを得られる。
ダイアイスのようにあられを降らせないので、ダイストリームで雨を降らせてみず技増強、更にはうるおいボディの発動も狙えるというのも大きな強みの一つとなる。
急所による壁貫通の事故を防げる「シェルアーマー」の需要も増えた。
このため、キョダイマックスが使えるルールでは要注意ポケモンの一角となっている。

ただ勿論欠点も無いわけではなく
  • 読まれて攻撃を防がれると貼れない、あと普通に「かわらわり」「サイコファング」で割れる(ただしじゃくてんほけんに注意)
  • ラプラスの火力自体はそこまで高くはない
  • (相手から壁破壊技が飛んで来ない限り)ベールを張れるのは一回こっきり
  • あられは降らない為定数ダメージが狙いにくい
  • 何よりもダイマックス権をラプラスで切る必要がある為後続の火力が伸ばせない
  • 特性「すりぬけ」で貫通される
  • 「みがわり」との相性は悪い
と、意外な弱点もあったりする。

特に、同時にランクマッチで解禁されたキョダイマホイップや、鬼の特殊耐久を誇るモスノウ相手は割と苦労する。しかも揃ってラプラスより速い。ラプラスと同速の御大ことユキノオー相手も不利。
特にパッチラゴンにはほぼ確実に「でんげきくちばし」を上から撃たれることになり、キョダイマックスしていようが受けきれず一発で倒れてしまう。
ついでに「げんしのちから」が無いとヌケニンで詰む。
対抗手段がないわけではないが、ただでさえ欲しい技が多いラプラスは技の取捨選択に悩む羽目になる。
この辺は上手くバランスが取れていると言えるだろう。
一方で、アタッカー向けとされる弱点保険をラプラスに回して旗艦的活躍をさせる人もいるとか…。


何故か初代でのみわざマシンで「ソーラービーム」を覚える事が出来た。
現在はVC経由で使用できるが、過去作産使用可能ルールの下でしか使用できない。
くさの攻撃範囲的にみず技や「フリーズドライ」で十分だが。

ラプラス「僕が一番上手く波乗りを使えるんだ!」




■アニメでのラプラス



■サトシのラプラス

出典:ポケットモンスター めざせポケモンマスター、7話『ラプラスにのって♪』、
2023年1月13日~2023年3月24日まで放送。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

オレンジ諸島編でサトシが最初にゲットしたポケモン。
群れからはぐれた子供の個体であり、通常のラプラスに比べて小さい。
それでもサトシ・カスミ・ケンジの三人を背中に乗せて波乗りする事が可能であり、サトシ一行はラプラスにのってオレンジ諸島を巡った。
終盤、群れと再会したためサトシとは別れる事になった。

その後、金銀編144話にて再登場。
小柄だった姿は見る影もなく、立派な大人のラプラスに成長していた。
ロケット団騒動を解決した功績から群れのリーダーになる。

金銀編から21年後のめざポケ編7話にて再登場。サトシと感動の再会を果たす。


スイレンのラプラス

スイレン家のライドポケモンとして登場。
スイレンはこのラプラスの背中に乗って釣りをしている。


■その他


余談だが、ポケモンアニメオレンジ諸島編のEDテーマである『ラプラスにのって』は神曲。
歌ったのはカスミの中の人。よかったら検索して聴いて癒されるのもいいだろう。
また、剣盾のDLCのシナリオを進めると、舞台であるヨロイじまのどこかに一日につき一人ジムリーダーが手持ちを連れて現れるようになるが、
メロンのラプラスに話しかけると聞ける鳴き声テキストはこの曲の歌詞を思わせるものになっている。
劇場版AGの『ミュウと波導の勇者ルカリオ』ではラプラスのオルゴールが登場している。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALではスピリッツで登場。
こおりタイプからかアイスクライマーに乗り移っており、ウーフーアイランドの海のエリアで戦うが溺れやすくなるので海に落ちないよう気をつけて戦うべし。
階級はHOPEのサポーターでシェルアーマー繋がりか武器耐性強化のスキルを持っている。
また、アドベンチャーモードではボスのリオレウスがいる森丘がある小島へ進むにはラプラスのスピリッツが必須だがルートとなる砂浜の付近に配置されているので発見は容易。



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最終更新:2024年01月07日 23:06

*1 もっともこの点はラプラスに限らず全てのポケモンに言えること。どんなポケモンも人間の命じるわざを繰り出せるからには、程度の差こそあるかもしれないが少なくとも人語を解することはできるはず

*2 他にギャラドスとビーダルも覚えるが、いずれも特攻が低いため、役割破壊程度の目的でしか使われない