いわタイプ(ポケモン)

登録日:2010/10/21 Thu 14:56:58
更新日:2024/04/01 Mon 15:38:07
所要時間:約 10 分で読めます






ロック魂の叫びを聞けーっ!



ポケットモンスターシリーズに登場するタイプの一つ。

名前の通り岩や等のいわゆる「鉱物」をモチーフにしたポケモンが多い。
第七世代までは化石から復元されるポケモンも全ていわタイプに属していた。


代表的ないわタイプのポケモンとしてはイワークゴローニャバンギラス等が挙げられる。


大半のいわタイプは山や洞窟等に生息しており割と頻繁に見かける事になる。

能力値は硬い鉱物の印象通り全体的に攻撃力と防御力に優れており、逆に特攻、特防、素早さは低めという重物理アタッカーが多いのが特徴。
ノーマルと飛行半減なためノーマル技や飛行技が中心になりがちなストーリー最序盤では地味に厄介な相手であり、序盤のジムリーダーにいわタイプのエキスパートが控えているシリーズも多い。
パーティをバランスよく組むことの重要性を教えてくれるチュートリアル的な役目を果たしている。

また天候「すなあらし」のダメージを受けず、特防が1.5倍になるという特性を持つ。

攻撃面で抜群が取れるタイプはほのおこおりひこうむし
防御面で抵抗を持つタイプはノーマル・ほのお・どく・ひこう。

攻撃が半減されるタイプはかくとう・じめん・はがね。
弱点のタイプはくさ・みず・かくとう・じめん・はがね。

概ねじめんタイプに共通する特徴が目立つが、複合タイプの所為でたまに勘違いされるがでんきタイプには影響なし。
熱を受けたり単に叩かれるのは平気だが、プロの格闘技や鋼製の道具には弱いようである。
また、じめんタイプとは逆にひこうタイプには強い。確かに投石などで当てられれば撃墜できるだろうし、鳥の攻撃や風が吹く程度で硬い岩は割れないということだろう。

攻撃面に関しては割とメジャーなタイプの弱点を突け、じめんタイプやかくとうタイプ・くさタイプと相性補完がしやすい等全体的に優秀でサブウェポンとしても人気が高い。
故に対戦でも『ここでいわ技があれば!』と思うことも多々ある(特にくさタイプはそれが顕著に表れやすい)。
『かわりもの』メタモンの「めざめるパワー」のタイプとしてもベストであるとされることが多い。

ただし、その代償なのか全体的に技の性質に癖があるのが難点。
物理技は威力のある「ストーンエッジ」「もろはのずつき」は命中率に不安が残る。
逆に「いわなだれ」「がんせきふうじ」は比較的命中率が高くひるみや素早さダウン等追加効果も優秀だが、打点目当てで使うには火力不足。
それでも「いわなだれ」はダブルでは相手全体に撃てるので主力技になるが、シングルではやはり「ストーンエッジ」に頼らざるを得ないことが多い。
特殊技は「パワージェム」「げんしのちから」「めざめるパワー」「メテオビーム」ぐらいしかなく、火力不足や使用者が少ないものが多い。メテオビームは高火力で習得者も多いが、溜めポケモン技なので使うには一工夫欲しい。
変化技にはお馴染み「ステルスロック」のほか、「こうそくいどう」と同性能の「ロックカット」、ダブルの重要技「ワイドガード」がある。

いわタイプ自身のサブウェポンとしては多くのポケモンがじめん技を覚えられる傾向にあるほか、鉱物系や怪獣系のポケモンの多くがはがね技も覚えられる。
あとは複合タイプによって変わるが、概ねサブウェポンは揃っており、どのポケモンも一致技と合わせて等倍以上が取れる範囲は広い。

防御面に関しては弱点が5つもありそのどれもがメジャー、更に抵抗はほのお以外マイナー気味とくさタイプ以上に不遇。
複合タイプの関係で四倍ダメージになる場合も多い。
また、かくとうとじめんという物理のサブウェポンとしてトップクラスにメジャーなタイプ二つを弱点に持つせいでイメージの割に物理に弱かったりする。
多くの岩ポケは不一致二倍弱点の物理技で一撃死するリスクこそ低く、種族によっては一致弱点でもある程度は耐えるが、鈍足な上に弱点技が飛びやすいのでそう何発も耐えられないのだ。
さらにじめんはがね等と複合することで4倍弱点を複数持つポケモンも多い。
がんじょう」持ちが多いのはイメージだけでなくこの点を考慮した救済措置でもあるかもしれない。
また鈍足を「からをやぶる」「ロックカット」等の積み技や「トリックルーム」などでフォローしてやると高パワーと広い攻撃範囲で攻めかかる強力なアタッカーとなる。

サブウェポンとしては重宝するが本体のタイプとしてはあまり評価されない傾向にある。
イワークの進化ボスゴドラメガシンカでいわタイプが消える辺り、公式もいわタイプの耐性の不遇さを理解していそうである。

防御面が可哀想だったためか第四世代から天候「すなあらし」で特防1.5倍と多少耐久が補いやすくなった。
くさタイプとの相性補完も非常に優秀だったりする。くさもいわも弱点の多いタイプだが、組み合わせるとお互いの弱点を半減し合う関係にある。

ちなみにタイプ相性を間違われやすいタイプとしてとても有名。
特に有名なのはいわタイプにでんき無効、こおり抜群、いわ半減辺りだろう。

これは初代で有名ないわポケモンの殆どがじめんと複合しており地面と混合して相性を覚えられやすいためである。
逆にじめん複合以外のいわタイプは全てでんきが弱点だったが、それらは当時本編でも対戦でもマイナーな化石組だったので忘れ去られることが多かったようだ。
アニメでも最初期の頃は「いわタイプに電気は効かない!」と思いっきり勘違いされていた。

現在でも単タイプのポケモンははがねタイプと争うほど少ない。
なお複合タイプではみずが一番多くなっている。


【いわタイプの歴史】


第一世代赤・緑・青・ピカチュウ)

この頃の岩タイプは複合タイプの関係で当時の鬼畜技「ふぶき」を弱点に持つポケモンが多いためかマイナー
技も当時命中率65の「いわおとし」と、ひるみ効果のない上一品もののわざマシンでしか覚えられなかった「いわなだれ」の2つのみ。
サブウェポンとして使うポケモンもダグトリオオコリザル等一部のじめんタイプやかくとうタイプに限られていた。

ただ当時「はかいこうせん」を半減で受けられる唯一のタイプであり、中でもゴローニャだけはケンタロスを「だいばくはつ」で倒せたため地味に人気があった。
もっとも実戦では先制「ふぶき」でやられることが多く、主流ポケモンの中でゴローニャが安定して対処できるのはサンダースサンダー等一部に限られていた。
「はかいこうせん」が撃たれるタイミングを上手く読んで出せれば強力だが、安定性には欠ける。

化石ポケモンはカブトオムナイトプテラ
化石ポケモンが三種いるのは初代だけで以降は時々2匹ずつ追加されている。
ちなみに当時は全員いわ技を覚えなかった。


◆第二世代(金・銀・クリスタル

バンギラスツボツボ等の変わったポケモンが追加されたが弱点であるかくとうタイプの強化やガラガラの強化、
はがねタイプの追加等により基本的な立場は初代とあまり変わらない。

一応初代からある岩技の性能の酷さは是正されている。
「いわおとし」は命中率が90に上がり、本編での使い勝手が大幅に向上。
対戦での主力技「いわなだれ」に3割ひるみ効果が付き、多くのポケモンが自力もしくはタマゴ技で覚えられるようになったのは追い風だが、当時は素早い使い手がいないため狙いづらい(タイプ一致だとイワークが最速、あとはせいぜい「バトンタッチ」で素早さを上げて繋ぐ程度)。
新技も追加効果こそ優秀だが発生率が低すぎる上に火力不足な「げんしのちから」に、ツボツボ以外には悠長すぎて使いづらい「ころがる」と微妙。
ただし「ころがる」についてはアカネミルタンクの技として本編攻略中にその真価をまざまざと見せつけてくれるため、敵に回した場合の脅威として印象に残った人も多いだろう。
シナリオで使う場合もPPを節約できる上、入れ替え戦なら苦手な相手が出る前に技を中断して引っ込めることができるため、他に自力で覚えるいわ技がないとき消去法で選択肢に入る程度の実用性はあった。
ちなみにVC版以降の環境ではミルタンクの戦法としてガチで「まるくなる→ころがる」が使用されるようになっている。

この世代からイワークは進化できるようになり、進化することでいわタイプを捨てている。
また、当時唯一のいわタイプ単体のウソッキーもここで登場したが、ゲットチャンスが1回のみと限られていた。

この頃は「いわなだれ」のわざマシンがなかった代わりにタマゴ技で一部のポケモンが覚えられるようになったが、化石組は「げんしのちから」を貰っても相変わらず「いわなだれ」を覚えずじまい。
しかしワタルのプテラは何故か覚えていた。高い素早さから飛んでくる「いわなだれ」にひるまされ、苦しめられたプレイヤーもいたことだろう。

初代の続編という色合いが濃いためか化石ポケモンの追加はなし。この世代で化石ポケモンを入手するにはタイムカプセル必須と地味に面倒な仕様だった。
一応プテラだけはゲーム内で交換できるが、出現率が低く捕まえにくいラッキーを要求されるので赤緑から持ってきた方が早い。更に言えば個体値も固定である。


◆第三世代(ルビー・サファイア・エメラルド/FR・LG

新ポケモンにボスゴドラ、ノズパス、ソルロックルナトーン
復活した化石枠のユレイドルアーマルド。古代魚ジーランス等。
いわタイプ初の準伝レジロックも登場。
技は連続攻撃の「ロックブラスト」や素早さを下げる「がんせきふうじ」等が追加。
この頃からいわタイプの技をサブウェポンに持つポケモンが増え始め、やや立場は改善された。

ちなみにこの世代から初代の化石トリオも「いわなだれ」を習得可能になっている。
「いわなだれ」は新要素のダブルバトルでは相手2匹に当たり、そのどちらにもひるみの判定が発生するという仕様もあり、存在感を増している。


◆第四世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ/HG・SS

「ストーンエッジ」や「もろはのずつき」等の強力な攻撃技の追加や、天候「すなあらし」時に特防1.5倍等の強化がなされ大きく立場が上がる事に。
特にこれらの恩恵を受けたのがバンギラスでメジャーな対戦環境ではトップメタに割り込む活躍を見せる。
さらにいわタイプのネックである素早さを補う積み技「ロックカット」や、「ステルスロック」といった変化技も追加される。
ただし天敵であるかくとうタイプ等も強化されている等気が抜けないところも。
みがわり」がわざマシンとして無限に入手可能となり、『きあいのタスキ』も流行したため「ロックブラスト」や「すなあらし」の有用性も高まった。

この世代から技毎に物理・特殊が設定されるようになったのも大きな変更点。
特殊岩技として設定されたことで「げんしのちから」のほか、より高火力を狙える「めざめるパワー(岩)」が使われる場面も増えた。
最強の岩特殊技「パワージェム」もこの世代で登場…と言っても当時はPPが5高い以外はめざ岩と全く変わらない性能だった。
また不一致での使用者の多さに対して一致で使えるのはダイパの時点でサニーゴ、プラチナでもダイノーズが追加されたのみであった。
しかもデンリュウの「パワージェム」や『テクニシャン』ロズレイドのめざ岩の方が火力が出るという始末…

特性かたやぶり』に加え、この世代では一般ポケ最強の攻撃力を持つラムパルド
はがね複合で驚異的な防御力を持ちつつ特性『がんじょう』のトリデプスという矛と盾を連想させる2匹の新たな化石ポケモンも登場した。 


◆第五世代(ブラック・ホワイトブラック2・ホワイト2

強力なほのおタイプやむしタイプが増えたため相対的に需要が増加。
またいわタイプの多くが持っている特性『がんじょう』に襷効果が付いたのも非常に嬉しい。

因みに、地味ながら「ロックブラスト」の命中率が上がっている。

新ポケで注目されたのはいわ技と相性の良いかくとう付随で準伝説のテラキオン辺り。
特にダブルバトル及びトリプルバトルにおいて、
こうげきを大幅に上げられる特性『せいぎのこころ』と絡めたタイプ一致「いわなだれ」は、その破壊力を大いに恐れられた。
化石ポケモンは鳥のアーケオスと亀のアバゴーラ
アバゴーラは壊れ変化技「からをやぶる」の使い手として脚光を浴びた。
また、余談気味となるが、アーケオスは初代のアーボ以来初めて五十音順で一番手となるポケモンの座を更新した。
そのためか、50音順にポケモンが並べられている人気投票などでは度々上位に顔を出し、以外な所から存在感を発揮している。


◆第六世代(X・YOR・AS

いわタイプの観点でみると、どちらかといえば逆風の時代か。

フェアリータイプはいわタイプに対し直接影響を及ぼす相性ではないが、これに効果抜群をとれるはがねととられるかくとうはいわタイプの相性に大きく関わるため、
パーティ構築・選出などの面で採用基準が多少変わった。
ついでにほのおもフェアリーを受けられるがいわ弱点という関係にあり、
とりわけ環境トップにいるファイアローリザードンはいわ4倍なので対策として非常に期待された。
実際は「おにび」や「とんぼがえり」、「ソーラービーム」の有無などを含め勝負は五分五分といったところである。

新技はなかったものの、「がんせきふうじ」と「パワージェム」は威力や命中の上方修正が為された。
どちらもいわタイプ以外のポケモンに使われることが多い技なのが皮肉だが……。
ちなみに一番恩恵を受けたのはいわタイプの天敵キノガッサ

めざめるパワーの威力は一律60に修正され、めざ岩は「げんしのちから」の下位互換となったため、サブウェポンとして以外は使われなくなった。

この世代では「からをやぶる」と強いみず複合のガメノデス
化石ポケモン二種は唯一のドラゴン複合ガチゴラス、こおり複合アマルルガで、
フェアリー複合のメレシー幻のポケモンディアンシーも追加された。

また、いわタイプからもメガシンカ組も登場。
プテラは身体の各所に黒い岩(?)が隆起したメガプテラに。もともとこういう姿だった説があるそうだが、最近ゲンシカイキという気になるワードががが。
人気の怪獣バンギラスもメガシンカ。種族値700の化物になり環境で大暴れした。そして……




バンギの対としてボスゴドラもメガシンカ。この過程でいわタイプを捨て、はがね単タイプになるという暴挙に出た。どれほどの代償を払えばこれだけのフィルター(特性)を…!!
実際殴り合えばメガゴドラが有利になると思われる。

ディアンシーもメガシンカ。なんともきらびやかなお姫様然とした姿に。
BD合計で80も下がってしまうがその下降分も含めて生じた180もの種族値上昇をACSに贅沢に割り振っている。


◆第七世代(サン・ムーンUS・UM

専用特性持ちのメテノ、初のどく複合であるウルトラビーストウツロイドと一味違うポケモンが揃う。
ルガルガンはバージョンによって異なる進化を遂げるのが特徴。
まひるのすがたでは『すなかき』、まよなかのすがたでは『ノーガード』+「ストーンエッジ」といった貴重な能力を持つ。
「パワージェム」の使い手も新ポケでは上記のメテノとウツロイド、旧ポケではルナトーンにディアンシーと一気に増加。
特にウツロイドは特攻が高く、この技の性能を最大限に活かせる貴重な特殊アタッカーとなる。
お馴染ゴローニャはリージョンフォーム化しでんき複合となり、『エレキスキン』+「だいばくはつ」という独自の武器を手に入れた。
新技「アクセルロック」は待望のいわタイプの先制技なのだが、ルガンガン専用のために多くのいわタイプが涙を呑むことに…。

今回は久々に化石ポケモンの追加はなし。
ただ、実はアローラ地方のモデルとなったハワイは恐竜絶滅期にはまだの底に沈んでおり、その後火山活動の活発化により出来たという歴史がある。
このためアローラ産の化石ポケモンがいないのはある意味当然のことと言えるのかもしれない。
実際にゲーム中でもライチの店で「アローラでは化石が希少で店にあるのはイッシュから取り寄せた物」との話をされる。

また、「Zクリスタル」を持たせることで技の威力を強化する上に必中となる「Zワザ」が登場。
これにより物理アタッカーは命中率、特殊アタッカーは火力不足をある程度補えるようになった。
ただサブウェポンとしても有用性が増したたため、岩ポケ自体の使用率向上に繋がったかは微妙。

USUMではルガルガンにたそがれのすがたが追加されたほか、新たなウルトラビーストのツンデツンデが登場。
ルガルガンはいわタイプの中でも貴重な高速アタッカーで、まひるよりも火力が強化されている。
ツンデツンデは圧倒的鈍足さと物理耐久を誇り、「ジャイロボール」「トリックルーム」を使える等、トリパのエースとなりえる存在。


◆第八世代(ソード・シールド

新たにカジリガメセキタンザンイシヘンジンが参戦した。
そのうち、カジリガメとセキタンザンはキョダイマックスも獲得している。

硬くて弱点も多いいわタイプだが、この世代で初登場したダイマックスは『じゃくてんほけん』と相性バツグンであり、バンギラスがそれを証明している。ダイマックスわざ「ダイロック」で砂嵐を発動させやすくなったのも便利。
新技の「メテオビーム」は溜めが必要だが、特攻を上げてから攻撃できるため『パワフルハーブ』と組み合わせてウツロイドやテッカグヤなどに使われている。

バンギラスに至ってはザシアンカイオーガといった禁止級が蔓延する環境であろうとお構い無しに活躍し続けている。

Pokémon LEGENDS アルセウスでは、新たなリージョンフォームとしてヒスイガーディ系統、ストライクの新たな進化系としてバサギリが追加された。


◆第九世代(スカーレット・バイオレット

の巨人キョジオーン・岩蟹ガケガニ・毒花キラフロルパラドックスポケモンテツノイバラと、今回の追加ポケモンも比較的少なめ。

対戦でははがねテラスタルの横行から立場が弱い。
そんな中、強い要素をしこたま詰め込んだキョジオーンがほぼ一強とも言える立場に。
他は先発適性の非常に高いキラフロルが続くが、その他のいわタイプはあまり元気とは言い難い。中にはあの時代を築き続けた600族まで……。もっとも、テラスタルとの相性が致命的なまでに良くないのと役割対象がほとんどいないのが原因なだけではあるが。

大問題なのはSVのいわタイプ最終形態は僅か10種類、入国待ちと思われるヒスイ種は2種いるがそれでも全タイプぶっちぎりの少なさと言う事。
ただでさえ厳しいのに選択肢も少ないと言う非常に困った立場に追いやられてしまっている。

【外伝作品】


ポケモンGO

本作ではバンギラスドサイドンテラキオンをはじめとした高CP、高ステータスな強力なアタッカーが勢揃いしている。弱点を突く機会も非常に多いことから、特に伝説レイドバトルではいわタイプの需要が非常に高い
メガシンカも実装されており、いわ技火力トップの幻枠メガディアンシー、ひこうの弱点を突きつつひこうタイプのアメブーストもかけられるメガプテラ、種族値の圧倒的暴力メガバンギラスと強豪揃い。

技面も充実しており、ゲージ技にはお馴染みの「いわなだれ」「ストーンエッジ」は勿論、専用技の「がんせきほう」、バフの強力な「げんしのちから」、絶大威力の大技「メテオビーム」まで網羅されている。「パワージェム」の評価はここでも微妙な立ち位置。
通常技は「いわおとし」と「うちおとす」の2択。どちらも単発火力が高く扱いやすい。

一方、ジム防衛は(主にハピナスのせいで)かくとうタイプの需要の高さに加えてメタグロスに非常に弱い点、更に弱点が多すぎて他の防衛ポケモンの対策ついでに狩られやすいという点が重なり、防衛タイプとしては非常に打たれ弱い。
いわタイプでジム防衛に向いている複合タイプはかくとうを抑えられるむしかひこう、弱点も突けるエスパーかフェアリー程度。しかもそれらは能力値が高いポケモンがそういない上にこれらのポケモンでもメタグロスが来たらどうしようもない。
これらの欠点は高CPのドサイドンやバンギラスも例外ではなく、CPが高いからと言ってジム防衛で強いかというと、そうとは限らないことがよくわかる良例である。

トレーナーバトルでは事実上トリデプスの一強状態。1500にも届きづらいほどのCP少なさと超防御型の種族値が奇跡的に噛み合わさり、スーパーリーグで圧倒的な硬さと強さを見せつけてくる。あまりに硬くて強いため、一時期トリデプスの対策は必須とも言われていたほど。
トリデプスの他には圧倒的硬さとゲージ技の優秀さからメレシーもたまに使われるが、通常技にあまり恵まれてるとは言い難いためそこまで流行ってはいないのが現状。
スーパーリーグ以外ではどうかというと、ウェザーボールの強いアマルルガや、トリデプスと同じく耐性の優れたボスゴドラ、火力お化けで技も豊富なドサイドンがたまに使われる程度でありメジャーなタイプとは言い難いが、対戦環境には弱点をつける強力なポケモンが非常に多いので、技としてのいわタイプの需要はものすごく高い。


【いわタイプの主な使い手】


・一般トレーナー

やまおとこ
いせきマニア
さぎょういん(鉱山)

・ジムリーダー


・四天王

ライチ(しまクイーンも兼任)

・その他

タイム(元ジムリーダー、現数学教師)


いわタイプ使いのジムリーダーは、かつてはストーリー序盤で戦う者ばかりだった。
これはポケモンを始めたばかりの初心者に、タイプ相性やぶつり/とくしゅの重要性を教えるためと思われる。

ジョウトのはがねタイプ使いのミカンも以前はいわタイプ使いであったと、ある一般トレーナーの口から語られている。



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最終更新:2024年04月01日 15:38