ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー

登録日:2010/12/10(金) 22:28:43
更新日:2023/01/26 Thu 02:33:47
所要時間:約 11 分で読めます


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それに…もう決めたから。

私は何があっても、アレルヤから離れないと……。





機動戦士ガンダム00』に登場する乙女。

CV:小笠原亜里沙
性別:女
誕生日:5月21日
年齢:18歳(1st)→23歳(2nd)→25歳(劇場版)
身長:156㎝(1st)→166㎝(2nd以降)
体重:46㎏(1st)→43㎏(2nd以降)
血液型:B型
所属:人類革新連盟→地球連邦平和維持軍→独立治安維持部隊アロウズ私設武装組織 ソレスタルビーイング
階級:少尉(1st)→中尉(2nd)
本名:マリー・パーファシー

搭乗機



華奢な体躯と長い銀髪を持ち、前髪は真ん中分けにしている。

人革連の超人機関で超兵としての遺伝子操作を施されて誕生したデザインベイビー。その為、肉親は存在しない。
生まれた当初は五感が存在せず、脳量子波を用いたテレパシーでしか他者とコミュニケーションが出来ない事から失敗作として扱われていた。

施設でアレルヤ・ハプティズムと出会い、唯一自分の『』に気付いてくれた彼に名前を与えた。
研究施設のベッドから動けなかった彼女は、彼と過ごす時間が数少ない楽しみだった。

その後五感を取り戻す為に「ソーマ・ピーリス」としての人格を上書きされ、「超兵1号」として軍に送り出される。



【1stシーズン】

ガンダムの出現でセルゲイ・スミルノフ率いる特務部隊「頂武」に配属され、専用MSティエレンタオツーを受領。
機体テスト時にアレルヤの脳量子波に干渉され、暴走して天柱低軌道ステーションの重力ブロックを攻撃し、分離させてしまう。

この事からも分かる通り、実はピーリスは脳量子波の制御能力や「反射と思考の融合」といった超兵としての要求スペックには達しておらず、
超兵機関が成果を誤魔化す為に人革連に引き渡したに過ぎない。

事故後はパイロットスーツに脳量子波遮断処置を施し、ガンダム鹵獲作戦にて初の実戦を経験。
ガンダムキュリオスの鹵獲に成功するが、ガンダムヴァーチェガンダムナドレを発現させた事で撤退。
キュリオスも逃がしてしまう。

次の戦いは三国家群合同軍事演習。
脳量子波によって行動不能となったキュリオスを踏み付け、滑腔砲を至近距離で撃つという非常に恐ろしい手段で鹵獲を成功させる。
しかし、ガンダムスローネツヴァイの介入により、又してもキュリオスを取り逃がしてしまう*1

アレハンドロ・コーナーから擬似太陽炉が提供されてからはGN-Xの20番機を受領し、国連軍に参加。

スローネが広州軍事基地を攻撃した際に出撃し、見事スローネたちを撤退させる。
その際、機体のあまりの高性能さに「無純粋な乙女」の表情で感激し、この戦いで初めて「勝利の美酒」を味わった。

そして掃討作戦「フォーリンエンジェルス」に参加。
キュリオスを追い詰めるも、真の超兵に覚醒したアレルヤとハレルヤの前に形勢を逆転されてしまう。
しかし、セルゲイの捨て身の拘束でキュリオスが動けなくなり、そこにGNビームライフルの連弾を浴びせて勝利を掴んだ。
彼女は漂流していくキュリオスを見逃し、セルゲイを救助。GN-X隊の数少ない生き残りとなる。



【2ndシーズン】

「フォーリンエンジェルス」後にセルゲイと同居し、人間らしい生活を送った事で性格が丸くなり、彼の娘となる誘いを受けていた。
しかし、西暦2312年にガンダムが再び現れた事でアロウズへ転属。
戦闘では超兵用にカスタマイズされたアヘッド スマルトロンを駆る。

捕虜となったアレルヤと収監施設で再会し、彼が必死に訴える「マリー・パーファシー」と言う名前に頭痛と共に覚えのない光景が脳裏に浮かぶようになる。

カタロン中東第支部への攻撃では、オートマトンによる殺戮を目の当たりにし、超兵として造られた自分も同じ兵器であると認識。
幸せになってはいけない」とセルゲイの養子になる誘いを断る。


アリオスとの二度目の戦闘では撃破寸前まで追い詰めるも、組み付かれて2機とも無人島に墜落してしまう。
近付いてきたアレルヤを組み伏せるも、アレルヤの必死の呼び掛けと脳量子波に影響され、激しい頭痛に苦しんだ末、マリーとしての人格が復活する。
マリーはアレルヤとこれまでの事を語り合い、ソーマがハレルヤを殺してしまった事を謝罪する共にアレルヤと再会し、五感を持って彼と接せる事を神に感謝した。

そこにソーマの探索をしていたセルゲイが現れ、彼女を取り返そうとするが、
マリーの為に自らの命を懸ける覚悟のアレルヤとそんな彼を庇ったマリーの行動で2人の関係を察し、見逃す。
この際、マリーはソーマの「あなたの娘に、なりたかった」という本音を伝え、セルゲイと最後の抱擁を交わし、帰投する彼を人革連形式の敬礼で見送った。
ソーマとセルゲイの回想シーンがTV本編では挿入歌『Unlimited Sky』、
スペシャルエディションⅡ「エンド・オブ・ワールド」では2ndシーズンの後期ED曲trust you』と共に流れる演出も相俟って、『00』屈指の名シーンと名高い。

その後はアレルヤと共にプトレマイオス2に乗船し、アレルヤの恋人として周囲に認知される。

ミレイナ「つかぬ事を聞くです!2人は恋人なのですか?
アレルヤ&マリー「(赤面しながら)ッ!?
ミレイナ「おおーッ!乙女の感が当たったですぅ!

アレルヤの意思を尊重する刹那・F・セイエイ達1stシーズンからのクルーや、2ndシーズンまでの間に加入したライル・ディランディやミレイナ・ヴァスティは普通に受け入れたが、
フェルト・グレイスには仲間(家族)を殺した軍隊の人間という事で警戒されてしまう。
しかし、フェルト自身がその行動を反省し、マリーと改めて会話した事で蟠りは解消され、トレミーのクルーとして受け入れられた。

アレルヤの「マリーを戦場に立たせたくない」という思いから戦闘には参加しなかったが、メメントモリ攻略戦では、脳量子波の力でレーザーの回避タイミングを指示。
作戦の重要な役割を担ったが、アレルヤはマリーが戦場に出る事に嫌悪感を示していた。

ブレイク・ピラー事件では多くの一般市民が巻き込まれる危険性を危惧し、自らの意思でGNアーチャーで出撃。破片撃墜作業に参加する。
作業自体は何とか完了するが、セルゲイがアンドレイ・スミルノフに殺される現場に居合わせた事で、絶望と怒りのあまり人格が再び入れ替わり、ソーマが主人格となってしまう。

自らを「マリー」と呼ばれる事に憤慨し、戦場にも積極的に参加。「ソーマ・ピーリス」としてセルゲイの仇討ちに闘志を燃やす。
しかし、同時にマリーとしての自分を慮るアレルヤの気持ちを理解したのか、最終決戦前にはアレルヤに「“マリー”でいい」とちょっとデレた。

最終決戦のヴェーダ奪還作戦では、アリオスガンダムと共にプトレマイオス2の防衛に当たるが、ガガの特攻を受けて機体は戦闘不能になるも、命に別状は無かった。
直後に刹那が起こしたトランザムバーストの意識共有領域内にて、マリーの人格でアンドレイと対話し、和解した。
これ以降はソーマの人格は基本的に鳴りを潜め、主人格はマリーに殆ど固定される。

戦後はアレルヤと共にソレスタルビーイングを離れ、地球に降りてバックパッカーとして巡礼の旅に出た。



劇場版

前述の通り、巡礼の旅を続けていたが、2314年に送電施設でELSと接触。ロックオンの救助を受け、ソレスタルビーイングに合流する。

戦闘ではガンダムハルートの前部座席で武装管制等を行う。
ソーマの方が攻撃的な人格である為、戦闘時には彼女が出てきたりもする(ハレルヤのような感じ)。
或いは「マリーを戦場に立たせたくない」というアレルヤの想いをソーマが汲み取っているのかもしれない。

ELSの性質上狙われる事が多く、最終的にハルートは大破するも、2人共無事に生還した。

ガンダムシリーズには「女性の強化人間はほぼ死ぬ」というジンクスがあるが、ルイス・ハレヴィ同様、生き残って幸せになった数少ない強化人間の一人である。
とはいえ、多重人格以外は精神的な問題が見られないので、あまり「強化人間」という気がしない。



ゲームでの活躍】
☆Zシリーズ

第2次Z破界篇から初登場。搭乗機はティエレンタオツー→GNーX。

基本的に敵でアレルヤの脳量子波を引っ掻き回すが、とあるステージではセルゲイと共に、ぶるぅぁぁぁあ!の差し金で危機に陥ったこちらを助けに来てくれる。

再世篇では原作通りだが、セルゲイの死後はEDまでマリーの人格に戻らないという展開に。更に残念ながらGNアーチャーは武器扱いとなっている。
なお、アニュー復帰時にはリボンズからの脳量子波からアニューを守るために人革連時代に使っていた脳量子波遮断技術を提供している。
一パイロットに過ぎないピーリスが技術提供できるのはおかしいだろってツッコミはなしで。
また、EDまでマリーに戻らないので原作におけるトランザムバースト時のアンドレイへの説得はピーリスが行う。
アロウズ時代にアンドレイと交流があったのはピーリスの人格なので、ある意味原作よりも違和感がない展開と言えなくもない。

第3次Z時獄編では原作通りハルートに同乗。
二人分の精神コマンドが使える上に「信頼」や「」を持っているのと、ハルートの攻撃の性質から雑魚の掃除にも強敵への削り要員にも使えるのでなかなか便利。
しかし決定力に欠ける為、本格的に暴れさせるのは次回に持ち越しになった。

UX

劇場版の設定で参戦。
ハルートのサブパイロットとして使用可能になったが、マリーの人格が出ている時もピーリス名義なので、かなりややこしい事になっている。
特に何も知らないプレイヤーからしたら何故当然のようにアレルヤがピーリスと名前が出ているキャラクターをマリーと呼ぶのか訳が分からないだろう。
更に中断メッセージではアレルヤとハレルヤ、マリーとソーマの同じ顔、同じ声のそれぞれ2人が別人格で喋りだすのでもう…。

シナリオでは自分と似た境遇のカノンを何かと気に掛けており、彼女がフェンリルで自爆しようとした所をシン達と共に説得する。

BX

基本的にはUXとほぼ同じだが、今回はアレルヤ共々チームプトレマイオスより先に自軍部隊と合流する。

UXよりも例の映画について触れられる機会が多い為、事情を知らない民間出身の子供達からはアレルヤではなく彼女の方がマイスターだと勘違いされた。
まあマイスター達に負けず劣らずの凄腕パイロットではあるが……。


追記・修正に全力を尽くします。

私は…その為だけに存在を許されているのですから……。

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最終更新:2023年01月26日 02:33

*1 この時周囲のティエレンが一方的に攻撃されるなか、初見のファングに困惑しながらも見事に回避しきっている。後にGN-Xを「機体が私の反応速度についてくる……!」と評価しているので、タオツーは「ついてこられない機体」のはずだが、それでもマイスターと渡り合えるのは流石の実力である。