ジース

登録日:2010/09/21 Tue 04:33:51
更新日:2024/02/22 Thu 22:09:34
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ギニュー特戦隊の赤いマグマ ジース!


ドラゴンボール』のフリーザ編に登場する、フリーザ軍きってのエリート集団「ギニュー特戦隊」のメンバー。

- 田中和実(Z)、岸尾だいすけ()

名前の由来はチーズ
勘違いされやすいがジュースではない。



フリーザ様によりナメック星に呼び出されたギニュー特戦隊のメンバー。
「赤いマグマ」という異名を持つが、バータの「青いハリケーン」に比べてそのまんますぎる。
あまりそうは見えないかもしれないが、これでも特戦隊のNo.2(後述)である。

パワーとタフさのリクーム、スピードのバータ、超能力のグルドに比べて目立った長所は不明だがNo.2らしく総合力が高いのかもしれない。
「クラッシャーボール」という、赤い気弾をスパイクのように放つ必殺技を使う。

初登場時のギニュー特戦隊ポーズでは頭を大きく振り下ろし「はぁぁぁぁ!! ジース!」と叫び両手を上に上げ、
「ギニュー特戦隊!」の掛け声では右手を脇に左手を右側に大きく傾ける。簡単に言えば「フュージョン、ハッ!」のハッ! の部分の手をグーにした感じ。
初めは、フリーザ様にスカウターが入ったバッグを渡す以外、特に目立たないキャラであった。

が、ギニュー隊長「たっぷり可愛がってやる」を、
「かわいがるといってもアタマをよしよしとなでたりたかい たかい とかをするんじゃないぞ、いためつけてやるということだ!」
と視聴者とベジータ達に言ったり(あろうことか特戦隊キャラソンにまで採用されている)、
グルドクリリン&孫悟飯戦、リクーム対ベジータ戦ではバータと仲良く観戦、愚痴を言ったり「3時のおやつも別々だぞ」とグルドに言ったりしている。
そして孫悟空がナメック星に到着、即座にリクームを気絶させるが、
「おいバータ、あのおとぼけ野郎があんな事をほざきやがったぜ」と強気な態度を見せている。


そしていよいよ対悟空戦。アニメの『ドラゴンボールZ』では時間稼ぎの為に前半は悟空の周りをびゅんびゅん飛んでるだけだったり、
「教えてやるぜ……ギニュー特戦隊を舐めるとどんな目に……」と言ってる途中に鼻を殴られたり……カワイソス。


そしてキレたジースとバータは連携攻撃に移る。

素早い攻め、悟空は手も足も出ない。ただ避ける事しかできない。


悟飯「クリリンさん、あの二人思ったり強くないですね」空気読め

クリリン「あの二人が弱いんじゃない。あのリクームって野郎と同じぐらいの気なんだから」何気にリクームの名前を覚えやがった。
そうこうしてる間にジースとバータはパープルコメットクラッシュも防がれて空中で作戦を考える。

バータ「こうなったらお前クラッシャーボールを撃て。多分、奴のスピードなら避けやがるだろうがな」

ジース「どうするんだ?」

バータ「決まってんだろ。奴が必死で避けてる所を俺が後ろから攻撃する。いくら奴のスピードが速くても俺のスピードは宇宙一だ!」

ジース「わかったぜ……にしてもなんであんなカスに……くそぉぉぉ!」




クラッシャァァァボォォォル!!


彼らの作戦は完璧であった。だが相手が悪かったのだ。

悟空に跳ね返され、そしてバータも瀕死の状態となる。
ジースは目の前の強敵に恐怖した。バータとリクームを置いてギニュー隊長の元へと駆け寄り、助けを求めた。



―そしてジースはグルド、リクーム、バータを殺害したベジータと戦う事になるが、戦闘力が上がったベジータに敵わず死亡した。

アニメに於ける彼の最期の台詞は「た……助け……」と、命乞いの言葉を口走っている。
他の仲間が知ったら特戦隊の面汚し扱いされそうだが、せめてキュイザーボンのように「手を組もう」などと持ちかけるつもりはなかったと信じたいところである。

『ドラゴンボールZ』ではリクーム・バータ・グルドと共に修行の相手として界王星に呼び寄せられるも、負けて地獄に墜とされる。
特にジースはバータとの2人がかりで天津飯に負けてしまった。


ジースに限った事ではないが、スカウターの数値を過信しすぎるのが敗因の一つであろう。また、「スカウターの故障だ!」は死亡フラグ。

少年時代は銀河リトルリーグで投手、スペースバレーでアタッカーを掛け持ちしており、クラッシャーボールはそのころに編み出したとされる。


クウラの部下のサウザーとは同じ星生まれでライバルらしく、ゲーム「お前とは決着をつけておかないとな」と言っている。



何気にギニュー隊戦隊の中で一番多く作品で出ている。
というよりギニュー特戦隊編の最後の1話以外全部出ている。
映画『ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!! 悟空とベジータ』ではフリーザ一味の一人として参上。
バータと共に降下しており、フリーザが一撃で倒された時は他の奴らと共に逃げ出した。

この時数秒ながらアップで映っている。


ゲーム作品にはなかなか参戦しない。というかギニュー隊長とリクーム以外の隊員はなかなか参戦しない。
参戦してもザコキャラ扱いの時もある。

『Sparking!』シリーズではバータとの連携技「パープルコメットアタック」を披露する。
『ドラゴンボールZ』の追加シーンで使われた同名の連携攻撃が元ネタと思われる。


美形だけあって特戦隊の中でも隊長のギニューに次ぐ(下手すればNo.1)人気があるとも言われる。
ちなみに現在では実力も隊長に次ぐNo.2だという設定がついている(原作者の鳥山が認識しているかは不明)。
最初は『Sparking!』シリーズで仲間内で戦わせると誰がNo.2か決めようと主張する程度だったが、
『改』放映時のテーマソング『参上!ギニュー特戦隊』の歌詞では自分がNo.2と宣言しており、
さらに『ゼノバース』シリーズでギニューを主人公の師匠にした際にもジースがNo.2であるという発言が聞ける。

『ドラゴンボールZ KAKAROT』ではギニューと共に特戦隊を立ち上げた最古参であることも判明。

あれだけの活躍をしたリクームを差し置いて彼がNo.2であることに疑問を抱くファンもいるかもしれないが、
そもそも戦った相手の強さが全然違うのでじゃんけんで勝っていればジースも存分に大暴れできたことだろう。




追記・修正はNo.2になってからお願いします。

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最終更新:2024年02月22日 22:09