かぶき町四天王(銀魂)

登録日:2012/01/29(日) 02:38:43
更新日:2024/03/22 Fri 17:54:13
所要時間:約 4 分で読めます




…まず、別格の怪物どもが四人。


概要

銀魂の銀時たちが住んでいるエリアかぶき町で君臨している4名の総称。かぶき町四天王篇の主軸となっている。
いつ頃からそう呼ばれるようになったのか不明。
下記の4名でかぶき町の均衡は保っていたが最近では均衡も不安定と緊張に伴う軋轢が生じていた。
そこで四天王会議にて華佗が「それぞれの勢力配下の者の喧嘩を禁止にし、破ったら残りの勢力含めて殲滅する」という案を出し、お登勢らも承諾する。
一方で銀時の元に舎弟になりたいと申し出る謎の少女:平子の登場で大きく動き、裏で動かす者によって4つの勢力は衝突し合うことになった。
本編ではお登勢と銀時の出会い、お登勢の夫の辰五郎の件と見どころが多い。


かぶき町四天王

大侠客 泥水次郎長
CV.宮島史年(第1期)、菅生隆之(第2期)

極道組織「溝鼠組」の組長。浅黒い肌に白髪の老人で顔には刀傷がある。
他勢力が台頭する前はかぶき町の王たる存在で、四天王と呼ばれている今でも威厳は失われていない。お登勢とは幼馴染。
かつては天人との戦争に攘夷志士として参加しており、その豪傑ぶりは戦争が終結した今でも有名。
腕も衰えておらず、仏像を一刀両断し、銀時や戦闘種族の辰羅を打ち倒すほど。
戦争時に自分を庇って死んだ辰五郎の妻だったお登勢を気にかけており、陰ながらお登勢とかぶき町を守ってきた。
しかし、「戦争が終わったら迎えに来る」と言って残してきた妻子と未だに面会していなかった為に、娘の椿平子/泥水平子とまともに会話する事もできずにいた。

華佗の企みを察し、当初は銀時と対立してお登勢を手に掛けたが、最後には銀時と共闘して華佗の企みを打ち砕いた。
銀時やお登勢の後押しもあって組長の座を降りて隠居し、和解した平子ともに旅に出た。
戦闘スタイルは刀、鞘、拳骨を使い臨機応変に戦う。


孔雀姫 華佗
CV.伊藤美紀

四天王唯一の天人。夜兎と同じ傭兵部族「辰羅」の一人で、見た目は四天王の中で一番若い。
かぶき町の賭場を仕切っており、本人も博打を好む。銀時とは抗争前に会った事がある。
かぶき町を我が物にせんが為に、平子を利用して四天王全勢力を巻き込んだ抗争を仕掛けた。
裏で糸を引きながら他の勢力を潰して天人による支配を画策していたが、西郷を操る為に誘拐した息子のてる彦は新八神楽・キャサリンによって奪還され、
自身の精鋭部隊であった辰羅族は銀時と次郎長によって全滅。次郎長の寝込みを襲おうとしたが、それすらも平子達に阻まれる。
元は宇宙海賊『春雨』の第四師団団長であったが、派閥争いに敗れ追われる身だった。抗争後は春雨に捕らえられて精神を完全に病んでしまった。


鬼神 マドマーゼル西郷
CV.江川央生

本名は西郷特盛。筋骨隆々のオカマで、着物を着ているが本気の時はふんどし一丁になる。元は攘夷志士で「白ふんの西郷」の名を轟かせるほどの豪傑だった。
「かまっ娘倶楽部」というオカマバーのママをしており、抗争前も度々登場している。
妻を亡くし、息子の為に自分が母親代わりになろうとするあまりオカマになってしまったらしい。
争いを避けて平和的解決を望んでいたが、華佗に息子を誘拐されてしまい仕方なくお登勢の店を襲撃した。
銀時らと戦っていたが、新八らが息子を救出した事によりお登勢や次郎長の勢力と結託してかぶき町を守りきった。


女帝 お登勢
CV.くじら(アニメ版)
演.キムラ緑子(実写映画版)

かぶき町の顔役。四天王と言われてはいるが他の勢力と違って戦闘員を囲っているわけではない。
ただ、「白夜叉」坂田銀時などを側に置いているため事実上の戦力持ちとしてカウントされる。
万事屋の大家でもあり、下の「スナックお登勢」でママをしている。
一見怖そうな感じだが、人情味に厚く面倒見の良い性格。従業員の元泥棒のキャサリンやカラクリのたまを娘のように思っており、幸せを願っている。
顔役の為広い人脈を持っており、ときに住人とヤクザの仲立ちをしたりと一目置かれているが、反面新しい敵を作る事もある。
抗争において過去の因縁を断つかのように次郎長に斬られてしまったが、一命を取り留め怪我をおして銀時や西郷、次郎長を鼓舞した。
詳しくは当該項目を参照。



四天王篇では

黒幕だった華佗によって勃発したお登勢勢力VS残り3勢力の抗争。
少数だった銀時たちだが、源外や辰巳や平次などの助っ人たちにお妙率いるキャバ嬢軍団の参戦を相まって3勢力
と渡り合うが、疲弊していた両軍に華佗が裏切る。
窮地に陥る面々だが、復活した勝男と新八たちの活躍で息子が救出されたことで反撃にうつる西郷の鼓舞に両軍は再起し、華佗は不利とみなして撤退し、復讐しようとしたが平子や銀時に阻止されて失脚。
次郎長は隠居して旅に出て、西郷とお登勢も表舞台から姿を消してかぶき町四天王という名は消滅した。


追記・修正をお願いします。

















黒幕だった華佗は失脚し、残り3名も隠居という形で表舞台から姿を消したりしてかぶき町は自由な街に
ならなかった


概要

第436訓で下記の4名の総入れ替えという形で新たな四天王が誕生。
ただし、志村妙以外は代理という形。
抗争で大きくイメージダウンしてしまい、町の売上などが響いてるということで志村妙の案で町のイメージアップを図ろうとするのがこの回の話である。

新四天王

暴君黒駒勝男
溝鼠組の若頭で次郎長の部下。
髪型は七三分けで、7対3を「黄金比」とこだわりをみせている。 
一線を退いた次郎長や特盛を除けば、現役では最強候補の実力者でキレた時の凶暴性から恐れられている。
抗争前にも銀時と対立したことがある。
こういうと凶悪で粗暴な人物かと思われるが、メスのダックスフントのメルちゃんにはたっぷりの愛情を注いでいる愛犬家で、銀時に敗れた際には怒り狂う部下を止めて潔く身を引いたり、野良猫編ではホウイチの事を認めていたりと彼なりの義理と人情をもちあわせている。

拳王アゴ美
「かまっ娘倶楽部」の従業員。
本来の源氏名は"あずみ"なのだが、立派なケツ顎ゆえに銀時たちからアゴ美と呼ばれている。
異名はホスト撃滅拳法「加魔仙流」伝承者の称号が「拳王」とのこと。
アニオリのエピソードでメインの訳に抜擢されたりと優遇されている。

ニート侍坂田銀時
本作の主人公。

女王志村妙
志村新八の実姉。
自分たちの後任者として彼女を推した西郷及びお登勢の強力な後ろ盾を得ており、名実ともに最強格として君臨している。






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最終更新:2024年03月22日 17:54