ビリー・カタギリ

登録日:2011/01/29(土) 03:00:34
更新日:2023/03/18 Sat 09:06:24
所要時間:約 9 分で読めます





君に譲れないものがあるように、僕にも譲れないものはある……!





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:うえだゆうじ
性別:男
誕生日:4月24日
年齢:31歳(1st)→36歳(2nd)→38歳(劇場版)
身長:189㎝
体重:69㎏(1st)→70㎏(2nd以降)
血液型:AB型
所属:ユニオン独立治安維持部隊アロウズ→地球連邦平和維持軍
階級:技術大尉(2nd)



ユニオン軍に所属する技術士官。

フラッグファイターでユニオンのトップガン、グラハム・エーカーとは下記のユニオンフラッグ開発期に、
テストパイロットと技術者として顔を合わせて以来の長年に渡る親友で、度々彼の無茶に振り回されている。

学生時代はユニオンフラッグの開発者で有名なレイフ・エイフマン教授の教えを受けていた。
彼自身もフラッグの開発に携わる等、技術者としては非常に優秀。

同窓のリーサ・クジョウ(後のスメラギ・李・ノリエガ)にはその容姿だけではなく、戦術予報士としての類い希な才能にも好感を持っていた。



【1st】

AEUイナクトのデモンストレーションの会場で突如として介入してきたガンダムエクシアをグラハムと共に間近で見る。

MS開発に携わっている身として見た事も無い技術が多分に使われているガンダムに興味を抱いていた。

その後は対ガンダム調査隊(後のオーバーフラッグス)の技術顧問に就任し、グラハムをサポートする。

機密情報である三大国家軍の合同軍事演習の作戦内容を意中の相手であるクジョウを呼び出す為に使う等、軍人としてあるまじき行為をした事も。

彼にとってクジョウは初恋の相手であり、彼女に恋人がいようとも幾度となくアプローチを掛けていた。

新型のガンダムがMSWAD基地に現れ、オーバーフラッグスの本部を襲った本当の目的がエイフマン教授の殺害だと気付く。

私設武装組織 ソレスタルビーイング内通者によって提供された未知の動力であるGNドライヴを使い、
親友の望むGNフラッグを短期間で完成させる等エイフマン教授の後任として実力を発揮した。

ちなみに、1stシーズン当時31歳だが、異性と付き合った事は無い。

異性と突き合った事も無い。
大事な事なので(ry



【2nd】

酒浸りの生活を送っていたクジョウを家に居候させ、同棲していた。
不満を持ちつつも碌に何も言い出せず、クジョウが荒んだ事情も聞き出せず、そして出て行くと言われては引き留める等、
実に爛れてもやもやした状態が続いていた。
手は出してなかったみたいだが……。

しかし、ソレスタルビーイングの刹那・F・セイエイを名乗る人物が現れ、
クジョウがスメラギ・李・ノリエガというコードネームのソレスタルビーイングに所属する戦術予報士であった事を知らされる。

自身の気持ちを裏切り、恩師の命を奪った組織に所属していたと知るや、一転して憎悪するようになり、叔父のホーマー・カタギリに掛け合い、アロウズの技術顧問として軍に復帰する。

次期主力機候補としてアヘッドをベースにした試作機を開発していたのだが、古くからの親友であるらしいグラハ……いや、ミスター・ブシドーの専用機となる事が決定した為、開発を一からやり直す。
ブシドーからの「最高のスピードと最強の剣」という要望もあり、フラッグを発展させた「マスラオ」を完成させ、
エイフマン教授が残した手書きのメモを基に疑似太陽炉によるトランザムも実現させた。

イノベイター勢力とソレスタルビーイングの最終決戦の際には敵母艦に乗り込みクジョウと対面し、銃を向ける。

高濃度GN粒子の生み出した空間の中で自分がちゃんと気持ちを伝えなかった事を悔い、改めて自分の想いを伝えた。
やるじゃん童貞!


【劇場版】

劇場版ではマスラオを発展させた試作量産機であるブレイヴの開発に携わり、ソルブレイヴス隊専任の技術顧問になっていた。
2ndシーズン終盤でクジョウに想いを伝えたが、ノベライズ版ではその際「GN粒子の影響で彼女が未だに亡くした恋人に想いを寄せている事を感じ取り、交流を持ってはいたものの、彼の恋は成就せずに終わった」と語られている。
そこでクジョウに諦めずアプローチを続けられないあたり、やはりビリーはビリーであった。

異性金属体ELSの来襲に伴い宇宙物理学者と協力して、事態の収拾に当たる事となる。
この時、大学の同級生であったミーナ・カーマインと再会。
ビリーは彼女の知性には感心しているのだが、自身への恋心を隠そうともせずに積極的なアプローチを繰り返す情熱的な彼女の性分(と色気)は持て余し気味であった。


しかし、ELSの危機が迫る中、ビリーが未だに昔の女(=クジョウ)への想いを捨てられずにいると知りながら、なおも諦めないミーナの色気と情熱を総動員したアプローチに遂に根負けし、
……優しくして下さい……」と彼女の求愛を受け入れたのだった。
遂に彼女ができました〜
その後、外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング号にミーナと共に乗り込み、地球圏防衛戦の行く末を見守っていた。




【台詞集】

「どうもこうも、うちのフラッグの猿真似だよ。独創的なのはデザインだけだね」

「彼、メロメロなんですよ」

「君に譲れないものがあるように、僕にも譲れないものはある……!」

やはり新型を開発しているか
グラハ……いや、今はミスター・ブシドーだったね
勝手にそう呼ぶ。迷惑千万だ
気に入ってるのかと思ったよ。ところで、今日は何の用だい?
貴官の開発主任就任の祝福
それは、それは
それと、試作段階のあの機体を、私色に染め上げて欲しい
フッ、どうやらそっちが、ここに来た本命だね。要望はあるかい?
最高のスピードと、最強の剣を所望する
合点承知。その代わり、確実に仕留めて欲しい。ソレスタルビーイングを
無論だ。私はその為だけに生きている

「さようなら……クジョウ」

「自らの技術で滅びるがいい、ソレスタルビーイング……!」

「今度は…外さないよ」

分からないのか?恒久和平を実現させる為さ。そして、その最大の障害になっているのは君達だ
イノベイターの支配を受けるというの!?
より優れた存在によって統率されるのは、論理的に考えても正しい選択さ
それに人類を導く為に生み出された彼らは、我々に何の見返りも求めはしない。理想的な関係じゃないか?
それでは自由が失われるわ!
完全なる自由はモラルの放棄、その先には滅びしかないよ。秩序ある社会構造の中、人々は限定された自由を満喫する。檻の中で守られた方が居心地が良い。それが平和ということだ
そんな!
戦争の根絶を掲げ、その実、世界を乱しているのは君達だ!今はイノベイターに世界を委ねる事が、真の戦争根絶に繋がると何故分からない!?有史以来、人々が求め続けた理想郷が実現しようとしているというのに!

「や、止めろ…そんなんじゃない…!僕は恒久和平実現の為に……その為に戦うと決めたんだ!」

「事態は深刻です……我々人類は、未知との遭遇を果たしました」

「ゴクッ…優しくしてください…///」



追記・修正お願いします





待ってる人でもいるのかい?

あっ……いるとしたら?

んー、穏やかじゃないね……。











この度、遂に結婚しちゃいました。

ミーナの積極的なアプローチにとうとう折れ、戦争が終結した後は子供も生まれている。
つまり…そう言う事だ。

……俺達を裏切りリア充道へ進んだんだねビリー……
どうやら彼は幸せと引き換えにとても大切なモノを失ったようだ。



■スーパーロボット大戦シリーズ

第2次スーパーロボット大戦Zに登場。
「破界篇」では原作通りで、特筆すべき事は無い……が。

「再世篇」で一変。
クジョウがソレスタルビーイングと知っても彼女の事を想う気持ちは変わらず、全く疑念を抱いていないわけではないものの、クジョウは彼等に騙されているだけだと信じていた。
そして刹那とパーティーで会った際にも「クジョウを返してくれ」と、原作とは異なり、この時点でもクジョウはソレスタルビーイングに利用されているだけだと信じ続けており、
原作以上に一途で誠実な人物となっている。悪く言えばヘタレ

こ の 時 点 で は

物語の中盤でゼロシステムの解析を任されるのだが、そこでゼロシステムを体感してしまう。
そこで何を見たのかは不明だが(本人によるとゼロシステムによって意識が無限に広がったとのこと)
あ、あの女ァ!僕の気持ちを利用して踏みにじったなァ!」と声を荒らげて激昂し、以降はクジョウに対して激しい憎悪を向けるようになってしまう。
その暴走っぷりは原作でクジョウに向けた憎悪を遥かに超越し、瞬く間にマッドサイエンティストに変貌。
まさしくこの瞬間、彼は阿修羅すら凌駕する存在と化しており、盟友であるミスター・ブシドーすら「君も魔道に堕ちたか…」とドン引きしていた程。
ゼロシステム…何て恐ろしい子。
(…そもそも、スメラギさんはビリーを利用もしてないし、踏みにじりもしてないので、単なる思い違いである。ゼロシステムはそういうものなので仕方ないが)

もちろん最後はトランザムバーストで和解してめでたしめでたし。

なお、第2次Zにおける本来のトランザムバーストの仕様(ツインドライヴ+ゼロシステム)は使い方を誤ると、
トランザムバーストを放った戦場全体がカタギリのような錯乱した状態になる事が明かされている。
…そりゃ5博士達もドン引きしてゼロシステムを切り離すわ。てか何考えてんだイオリアの爺さん


以上のような暴れっぷりを見せた彼だったが、UXでは劇場版設定の為、流石に自重した。
その代わり、スメラギとミーナがビリーを挟んで対面してしまったり(幸い修羅場にはならず)、
あのハザードと一緒にTVでインタビューを受ける羽目になったりと微妙に災難に遭っている気がする。

BXにおいてはなんと、例の映画制作において登場人物のキャラ作りに協力した事が示唆されている。
そしてビリーが提供した情報により、BXにおいてはあの映画に登場するトレミーの艦長は酒豪という設定になっているそうな。



荒らしの根絶を掲げ、その実、項目を荒らしているのは君達だ!

今はWiki篭りに項目を委ねる事が、真の追記・修正に繋がると何故分からない!?

設立以来、アニヲタ民が求め続けた理想郷が実現しようとしているというのに!

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最終更新:2023年03月18日 09:06