タクティモン

登録日:2012/05/06 Sun 21:42:34
更新日:2023/12/07 Thu 11:59:49
所要時間:約 6 分で読めます




『タクティモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 究極体
タイプ 魔人型
属性 データ種
必殺技 壱の太刀
「蛇鉄封神丸」を地面に叩きつけ衝撃波を放つ。
弐の太刀
デジタルワールドに漂う消滅したデジモン達のデータを悪霊の如く甦らせる。
参の太刀
タクティモンの最終奥義。衝撃波と共に周囲の地面を瓦解させる。
星割り
星を破壊するレベルの斬撃を浴びせる。
タネガシマ
鬼神突
天守閣
地鎚閣
死の太刀
(アニメのみ)「蛇鉄封神丸」の封印を解いた後に使用。
邪悪なエネルギーを刀身に纏わせ、敵を切り裂く。
悟の太刀
(漫画版のみ)別名「五稜郭」「蛇鉄封神丸」を鞘から抜いた後に使用。
無の太刀
(漫画版のみ)別名「六道輪廻」鞘から抜いた後に使用。

【概要】

蛇鉄封神丸(じゃてつふうじん まる)と呼ばれる無双の剣を持つ武人デジモン。
この剣には星を両断する程の禍禍しき力が封じられており、この剣を抜くことは星の崩壊を意味するも同義。
ゆえにタクティモンはこの剣を抜かずに闘うが、それでも脅威の破壊力を発揮する。

このように、絶大な威力を秘めた「蛇鉄封神丸」は誰にでも扱える剣ではない。それだけでもタクティモンの実力の深さがうかがい知れる。
その武人としての実力もさることながら、「知謀、泉が如く湧くがごとし」と言われるほど計略と戦略に長けてもいる。
そして、タクティモンの真の実力は腕力ではなくその知謀にあるのだ。
タクティモンが軍団を率いるとき、既に勝敗は決しており「闘う前に勝利が決まっている」と言われる。
様々に張り巡らされた計略によりタクティモンが戦場に立つ時にはすでに絶対的な有利さが保証されているのだ。

アニメ『デジモンクロスウォーズ』からの新種であるため、世代・属性は無かったが、2020年10月2日に世代・属性が判明した。
データ種になったのは、後述の漫画版の影響か。まあ、そのせいでブラストモンがとんでもない属性になってしまったが

【関連作品でのタクティモン】

アニメ『デジモンクロスウォーズ

CV島田敏
バグラ軍の三元士の一人として登場。
「パーフェクト」という言葉を好み、手に持った巨大な刀「蛇鉄封神丸」と、背中に装備した大砲「タネガシマ」を使用して戦う。
同じ三元士のブラストモンからは「タクちゃん」と呼ばれている(漫画版では絡みが少なかったため呼ばれなかった)。

三元士の中で最初にタイキたちの前に姿を現した。初対面はマグマゾーンにて。
マグマゾーンのボスのエンシェントボルケーモンをはじめ、以前のゾーンのボスだったマッドレオモンやネプトゥーンモンは彼の部下だった。
クロスハートと対面する前から、これらのデジモンを使い、その戦略によってタイキたちを妨害していた。
また、バグラ軍時代のドルルモンの上司にあたる。

「蛇鉄封神丸」は封印によって抜刀することが出来なくなっており、その封印はバグラモンにしか解くことが出来ない。
そのため、フォレストゾーンでは封印した状態でシャウトモンX4Bと戦闘。この状態では両者互角だった。

三元士達によるコードクラウン争奪戦では、獲得したコードクラウンの数が一番多かった。

ソードゾーンでは「蛇鉄封神丸」の封印を解いた状態でタイキやキリハ達と交戦し、シャウトモンX5とデッカーグレイモンの2体を圧倒する程の力を見せた。
最終的にシャウトモンX5Bとグレイモンの攻撃によって人間界へ飛ばされた。

人間界ではデジタルパワーを吸収し続け巨大化し、暴れまわっていた。その姿にもはや「知将」の面影は無かった…。
最期はオメガシャウトモンによって倒され、遺された刀は海へと落ちていった。


さて、タクティモンの一番の特徴はというと、当然、その手に携えた刀「蛇鉄封神丸」なのだが、なんとアニメ作中においてこの刀は一度も


抜刀された事がない

つまり、ずっと鞘に納められたままだったのだ。
設定にある様な「星を真っ二つにする程の禍禍しき力」は流石にバランスブレイク過ぎると判断されたのだろうか?

しかし、上で「刀の封印を解いた」と書いていたではないか?と疑問に感じる人もいるだろう。
紛らわしいが、これはあくまで「刀に封印された力を解放する」という意味合いであり、「刀の封印を解く=刀を鞘から抜く」という訳ではない。


アニメ『デジモンクロスウォーズ ~悪のデスジェネラルと七つの王国~』(第2期)

上述したように、三元士の中で唯一、第1期の内に倒されているため出番はなし。

しかも、新幹部のデスジェネラルはオメガシャウトモンを圧倒する程の力を持っていたりと、イマイチ立場が無い。
特に、デスジェネラルの一人であるグラビモンは「知謀、湧くが如し」と評されており、
「知謀、泉が如く湧くがごとし」のタクティモンに対して
おもいっきりキャラが被っている

しかし、タクティモンが人間界に遺した「蛇鉄封神丸」はバグラモンが人間界に侵攻するための足がかりとなった。
また、人間界に飛ばされたタクティモンに干渉したことによって、デジタル空間を彷徨っていたウォーグレイモンエグザモンのデジメモリが人間界へ接近する事ができた。

実は最終決戦において、敵味方双方に影響を与えていたのだ。


漫画『デジモンクロスウォーズ

アニメ版と同じくバグラ軍三元士の一人。三元士の中でも最強とされる。
主君バグラモンの忠臣にして、「知謀、泉が如く湧くがごとし」に恥じない軍団を率いる指揮官としての器。
そして圧倒的な戦闘力を誇り、アニメ版とは比べ物にならない程の強敵として描かれている。
また、アニメ版では最後まで鞘から抜いたことが無かった刀も抜いている

刀の封印を解き、鞘から抜刀した状態では、三体以上のロイヤルナイツを同時に圧倒し、シャウトモンX7をも退けるという桁外れの力を誇る。
超進化したデジモン達がエヴォリューションクロスしたシャウトモンEX6とも渡り合っている。


その正体は、「蛇鉄封神丸」を振るう器として、数万年分の武人デジモン達の無念の残留魂魄のデータを練り固めて作られたデジモン
そして、「蛇鉄封神丸」も、『デジタルワールドを分断するために《ZERO-ARMS:オロチ》のデータを元にバグラモンが建造した』という設定になっている。



最期は、シャウトモンEX6とシューティングスターモンの合体技「リュウセイロックダマシー」を喰らい、シャウトモン達の夢に期待し、彼らを称えながら倒された。

(フッ…!この堅物が呵々と笑う未来とな!!?)

(面白いっ…!!!)

◇番外編ギャグマンガ

特別編1:
スタジアムゾーンで、タネガシマでスタートの合図をしようとするもドンドコモンに阻害されてしまう。
コードクラウンが便所に流れていくのを見届けた後、タイキ達の健闘を称えて去っていった。

特別編2:
スタディゾーンで算数(数学)教師として登場。
「定積分」の問題を出すもバリスタモンに解かれてしまい、かなり落ち込んでいた。OTZ

ばぐら家
お父さんになる。家族想いで親バカ。かなり愉快な人になっている。

「あ、でもチョイ悪なネネも悪くないかも……」

「良い子は先のとがったモノで友達に鬼神突しちゃだめだぞ!!!タクティモン先生との約束だ!」






追記・修正はパーフェクトにお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • デジモン
  • デジタルモンスター
  • デジモンクロスウォーズ
  • バグラ軍
  • 三元士
  • 島田敏
  • 知将
  • パーフェクト
  • タクちゃん
  • タクティモン
  • Artificial_Monsters
  • 蛇鉄封神丸
  • 武人
  • 剣士
  • スサノオモン
  • 究極体
  • 魔人型
  • データ種

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年12月07日 11:59