ジャミトフ・ハイマン

登録日:2012/01/09 Mon 15:12:32
更新日:2024/04/03 Wed 11:47:23
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「わしだって大量殺戮者の汚名は着たくはないが。武闘派と言う輩は、宇宙が砂漠化しても生きていけると思っているようだな」




ジャミトフ・ハイマンは「機動戦士Ζガンダム」の登場人物。
CV:TV版前半:池田勝、TV版後半・劇場版0083版:西村知道

地球連邦軍独立組織「ティターンズ」の創始者にして最高司令官。階級は大将。

宇宙暦0087に発生した「グリプス戦役」において、主に政治面でティターンズを戦役終盤まで支え続けた。




■[来歴]■
彼の出生地は不明だが、小説版では彼の祖先はフランスのスダン(セダン)出身で「ゼダンの門」はそれにあやかって付けたらしい。
地球連邦軍人として、主に軍政においての能力を見出されキャリアを重ねる。
宇宙世紀0083の時点ではジーン・コリニー大将の部下で、軍財務高官として准将の地位にあった。

0083に発生した「デラーズ紛争」を最大限に利用し、軍内部の穏健派を粛清したり、対抗派閥の弱体化を図ったりと、コリニーやグリーン・ワイアット大将ほどの大物ではないながらも、陰に陽に画策していた。
更にジオン残党の脅威」という虚像を拡大することで自己の権限を拡大。ジオン残党討伐という名目の元、自らの私兵部隊であるティターンズを創設する。
もっともデラーズ紛争、アクシズ勢力、後のシャア率いる新生ネオ・ジオンなどの大きな勢力が台頭してきたり、
その他にも地球・コロニー・小惑星・・火星など、いたるところにジオン残党が潜んでいる…
というかメタ的に言うと後付けでホイホイジオン勢力を増やしていったためにかなりの勢力が残存していることになり、しかも彼らは毎度毎度悪質なテロや虐殺を引き起こすため、
実際には「ジオン残党の脅威」は虚像ではなく紛れもない実像なのだが。
特にUCでは中世時代の城、頓挫したグレイファントム級、水上にある村、平原、洞窟など至る所にジオン残党がいるのが確認できる。

ちなみに後にエゥーゴのブレックスらはティターンズを「ジャミトフの私兵」と非難しているが、
エゥーゴとて元はブレックスやカーバイン会長の私兵であり、その腹心であったクワトロ・バジーナことシャア・アズナブル自らの私兵集団である新生ネオジオンを結成していること等を鑑みるに、この点に関してはどっちもどっちだったりする。
まあ正義とかどうとかよりも、ここらは政治的主張とかそういうものだろう。*1
というかこの発言はカミーユの両親を人質にしたと知ったエマが「 地球連邦軍って こういう作戦もするの?」という問いかけに
「地球連邦軍ではなくティターンズというジャミトフの私兵はこういう卑劣なことをする」という意味での返事であって
「連邦軍全体」と「ティターンズ」はスタンスが別物であることをエマ(と視聴者)に説明するためのものなので私兵うんぬんに深くこだわる必要はない。

ティターンズ創設から後は、部隊の指揮・運営を腹心であるバスク・オム大佐に一任し、自らはティターンズの権限拡大のために連邦議会における政治活動に専念する。
このころにはコリニー大将を超え、連邦における最大派閥の領袖となっていた。
が、バスクは彼の思惑を超えて暴走、30バンチ事件などのコロニー住民に対する虐殺行為を始め、数々の暴挙を行うに至り、ジャミトフはその隠蔽工作などの対処に忙殺されることになる。
その後もバスクを含めた現場指揮官の独断専行を許してしまう事態となってしまう。
グリプス戦役終盤には作戦計画を事後通達で知らされるという始末で、ジャミトフはティターンズの指揮権を事実上乗っ取られていた。
バスクにその意図があったかどうかは不明だが(※シロッコは明確に狙っていた)、ジャミトフからすると革命を起こされた形である。

バスクらが行った毒ガス作戦などのコロニー住民に対する大虐殺に対してはむしろ苦々しさすら覚えており、その暴走を牽制する意味で「木星帰りの男」パプテマス・シロッコを登用した。
シロッコの危険性に気付いていたにもかかわらず重用せざるを得なかったのは、
もはや自らの手では暴走を止めることができなかったことと、信用に足る優秀な部下がいなかったためである。

グリプス戦役においても、バスクらの起こした「ジャブローの核自爆」や「グラナダに対するコロニー落とし」と言った暴挙に対し、完全に隠蔽しようと工作を行う。
さらにそれらを都合よく利用してティターンズの権限を拡大。地球連邦軍全軍を指揮下に置くことに成功するも、エゥーゴの反攻によって地球における拠点を次々に喪失していく
と同時に、ティターンズに対する様々な人々の反感は更に増していった。

そしてエゥーゴ代表となったクワトロ・バジーナ大尉による「ダカール演説」が為され、その時の対処が「光ファイバーの通信施設の破壊」と強引かつ後手に回ったものであった上、
更に「街の被害を顧みない戦い方」や「街を守ろうとした友軍のアッシマーを撃った」シーンを映像に撮られ放映されたことで、連邦内でのティターンズの立場は著しく悪化、
反地球連邦組織のエゥーゴが連邦と合体してしまう事態を招いてしまう(題目はあれだが内実は連邦内のスペースノイドを中心とした組織なのでおかしくはない)。
逆に地球連邦の極右勢力にしてエリート部隊だったティターンズは、この一件以降完全に逆賊として扱われ、一部のティターンズ兵からも見切りを付けられてしまう。そういった人々は離脱したり、エゥーゴに寝返ったりした。
まあ、やっていることが余りにも非人道的、かつ味方をも省みないため、連邦の腐敗やジャミトフの真意どうこう以前の問題で、バレてしまってはこうなるのは当然の流れである。

その後、地球最大の拠点であったキリマンジャロ基地を喪失するに至り、宇宙へと移動。
ゼダンの門においては直接現地入りして総指揮を執るが、ティターンズ発足後は前線に出る事がなかったことも相まって、
既に宇宙における部隊指揮権はバスクとシロッコによって掌握されており、神輿程度にしかならなかった。

最終的にはグワダンにおけるエゥーゴ、アクシズとの三者会談に臨み、そこで発生した騒乱に乗じてシロッコに謀殺された。


指導者を失ったティターンズは以後、更にバスクを謀殺したシロッコの私兵集団と化し、連邦内での立場を完全に喪失したことによって所属的にはただの武装集団となった。
当然のことだが、これは政治的な動きによるもので、ティターンズ兵個々の理念がそれに応じて変化したわけではなく、この動きに関する思いは個々によって異なる。

そして宇宙世紀0088年2月20日。

グリプスⅡ周辺で行われた最終決戦においてシロッコは戦死。
ティターンズ艦隊もほぼ壊滅したことで、ティターンズの名はジャミトフを追うかのように歴史から姿を消した。



■[人物・能力]■

軍政家として短期的に見ればまさに宇宙世紀に名を残す逸物。
ティターンズが創設からわずか4年の間に地球連邦軍全軍をその指揮権におくことに成功したのは、ひとえに彼の政治力の高さを示すものであろう。

一方で狂信的な地球至上主義者であったが、その崇拝の対象は一般的なティターンズ将兵のような「地球連邦」ではなく「地球そのもの」であり、
彼の最終的な目的は
「その強大な権力を行使することで、地球に巣食う特権階級(要するに地球連邦のこと)の粛清と、地球人類の強制的な宇宙への移住」であったらしい。
実はこういう考え方は、敵であるエゥーゴの指導者・ブレックスのそれと似通っているところがあった(やり方こそ過激なものの)のである。
もっと言うと、「強大な権力で宇宙移民を推進し、もって地球環境を回復させる」という政略は地球連邦の発足当初からの目標である*2

一年戦争による地球の荒廃を真剣に憂いており、少なくともブレックスの言うような、
「宇宙酔いが怖いという言い訳で既得権益にしがみ付く」連邦政府の高官とは一線を画したものではあった。
そして、その理想を果たすためならば、自分の命さえ犠牲にする覚悟も備えている。*3

「歳だ。いつ死んでもよい。私の死ぬまでに、地球圏に対して必須のことをやってみせる」

当然ながらこのようなアースノイドを全否定する主義主張を地球連邦(アースフェデレーション)に属しながら馬鹿正直に掲げていられるわけがない上、
スペースノイドに対してもその本音を「自分たちが地球に住む特権階級になりたい」「なれないなら地球ごと破壊したい」と見抜いているために公然と蔑視しているので、勘違いされて当然である。
これはTV放送の視聴者も知る機会はほぼなく、ゲームで描かれるまではマイナーな小説版に載っていた程度の裏設定。

後に「アクシズを落として地球環境を破壊し、全人類を強制移住させる」計画を立案、実行に移したキャスバル・レム・ダイクン(クワトロ)と奇しくも似た思想だとはいえる。
あちらはアムロと戦う動機付け、あるいはついでみたいな真意だが…。
更に後のマフティー・ナビーユ・エリン(組織)は主張がほぼ一致しており、手段を政治工作からテロリズムに変えたジャミトフといえる。どっちも悪化しとるじゃないか。

そのため、ジャミトフ自身は「地球連邦政府」や「連邦軍」に対しては何ら価値を見出しておらず、むしろ腐敗しきった両者に対して嫌悪すらしていた。
その観点だけ見れば後にアクシズと同盟を模索したこともおかしくはないのだが、彼が表向き掲げていた主張と反するものであったことは間違いない。
当然周りから見れば完全に苦し紛れの行動としか取られなかった…というよりも事実ティターンズが一方的に崩壊する瀬戸際だったための苦し紛れの行動だった。

ただ、軍も政府も嫌悪していたが、自分の計画に巻き込まないために親族と絶縁したり、カミーユに連敗している事に落ち込み「生き恥を晒していると思っていますよ」とジャミトフに対して愚痴をこぼすジェリドに対して「そこまで生き残ってきたのは君が幸運だからだ」とフォローしつつ「その幸運をわしにも分けてもらいたい」と励ましたり、ゼダンの門の一件では自身の負傷よりも部下の安否を気遣ったりと、(政治を抜きにした)個人的な性格は決して極悪人と言う訳ではない。
デラーズ紛争においては意図的に逃げ道を作っておいて、相手の行動を予測しやすくすることを考えるなど戦略的視野も持っており、狭い器量のお馬鹿司令官でもない。

小説版ではニュータイプ思想にも理解しており、「人は、意思と感性の狭隘さを突破するだけで、ニュータイプになり得る」と語っていた。つまり「カミーユ的な超能力などなくても、意識の持ちよう次第で人類は新段階に進める」ということで、しかも彼の考えには「ニュータイプになれるのはスペースノイドだけ、アースノイドには無理」というような条件・差別もついておらず、その意味ではシャアやジオン・ダイクン以上に「ニュータイプとは何か」が分かっていた*4とさえいえる。
一方でエゥーゴについてはティターンズの敵として勢力拡大の口実作りという利用価値があるからか、明確な障害だと認識するのが致命的に遅かった感じでもある。


ただし、いくら真意が知られるとまずいだとか戦略的観点から動いていたとかの理屈はあれど、そもそも彼の真意もやり方も非常に独善的であり、
また、非人道的ではないにしても部下や戦場などへの配慮もほぼないため(盤面のコマ的な扱い)、政治・軍事の両方面で人望が無くなっていってしまった。
ティターンズの所業についてもバスクやジャマイカンの暴走が最も大きかったとは言え、問題のある人物であることは分かっていたはずなのに彼らを重用したこともまた責任転嫁できないところである。
というよりも自身の想定を上回っていただけで、自身の秘めた計画からバスクが暴走すること自体は織り込み済みだったはずである。

また、彼の目的から仮にバスクが良識的な人物だったならば、ジャマイカンを始めとした別のスペースノイド絶対殺すマンをティターンズのトップに据えていたはずである。
アニメではあまり描写されないが、散々ジオンの虐殺・テロを受けてきた地球連邦には、ジオン憎しに凝り固まった人間などまだまだ居るだろう。
結局似た流れになる可能性が高く、苦々しく思ってはいてもティターンズの暴走と彼の真意が無関係だったとはとてもじゃないが言えない。

その最期においてもシロッコに不信感を抱いておきながら、
少数の護衛しかつけずに彼をも連れていって三者会談に臨んだのは、少したかをくくり過ぎていた(今の自分を殺せるはずがない、という)面がある。
所詮歴史の傍観者でしかない視聴者の感想とはいえ、もう少し警戒するべきであったと、多くのファンが思ったのではないだろうか。ギレンの最期と似通ってる気がする


結局のところ遠大な計画の割に、軍か政界で留守を預けるに足る同志が一人もいない、という状況がジャミトフと彼の計画にとって命取りだったということになる。その点についてどこまで自覚・想定していたかは描写されていない。
上述したようにジャミトフ自身が「老い」を気にする年齢だったこと、彼の信念が確立されたのがおそらく一年戦争の惨禍であろうことを考えると、自身の真の補佐官や後継者を育つのを待っていられなかった、という思いもあったと思われる。
短い寿命で遠大な計画を実践しなければならず、その理想を託すに足る後継者も見当たらない*5、という矛盾こそがジャミトフを焦らせたのか。

彼の思い描く理想が彼の思った通りの過程で歩めば、ここまでの悪人扱いはされなかったかもしれない…。
だが感情論では当然として、感情論をなるべく排しても彼の下で行われた行為は非難が多い。
また、彼の思惑は兵士どころか一般市民すらもとことん無視したもの(人を無理やり地球から追い出す)なので、
結局のところ彼の真意が公になる&理想通りの流れになっていたとしても何も知らない民間人から見ればとばっちりで非難はまぬがれなかったと思われる。
ジャミトフ本人は「改革や革命は常に反対派からの攻撃に遭うものだ」と、非難を浴びることなど最初から想定内で、どう言われようと眉一つ動かさなかったであろうが。本人も議論で事を進める人物ではなさそうだし。
「革命はインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない」とはまさにこの事だろう。


ところが後発作品により、地球人類を追い出さず且つ盛大な環境破壊を何度も受けているのに後々も地球は存続しているため、環境問題を考える必要はあるがこんな非人道的な計画を画策する必要は無かったというオチがつく。


■[ゲーム・その他]■

ギレンの野望シリーズ』では、原作における政治的な出番や、大きな軍事組織の総大将をやってた事からか
第一作のSS版から、条件を満たせば歴史を前倒して、一年戦争中にティターンズ結成を成し遂げる。
ちなみにこの一作目、友人関係ということなのか何なのかは不明だがバスクがジャミトフとタメ口で会話しており
かなりレアなやり取りをしている…次回作の系譜以降修正された。
一見するとスペースノイド蔑視の典型的なアースノイドのような台詞が目立つが、ティターンズモードのエンディングでは
シロッコ等が作中で語っていたジャミトフ本来の思惑であろう政策が実施され、かなり衝撃的な結末を迎える。

外伝作である『蒼き星の覇者』では、ジオン観点のゲームであるが故に話の途中で連邦がジオンに敗北するのだが、
その後連邦軍残党がタカ派(ジャミトフ)とそれに同調しないハト派(レビル)に分裂する。
マ・クベ編では選択次第ではジャミトフとその一派を仲間にすることができる*6

『アクシズの脅威&V』では、グリプス戦役のシナリオが強化されており、原作におけるジャミトフに近い台詞が多い。
選択や行動次第では「バスクの危ない提案を悉く蹴り、シロッコの機嫌を取って、バスクを排除し*7、アライメントをロウで維持することで、戦後の隠居を撤回して自身のために甲斐甲斐しく支えるシロッコと共に世直しをする」
という、あらゆるジャミトフの中でも凄まじいハッピーエンドを迎えることができる。

ギレンの野望シリーズのアニメーションにも割と登場し、初代からのティターンズ結成から始まり、
歴史戦記的な描写の多い『独立戦争記』のアニメでは準レギュラーと言っても過言ではないぐらい登場する。
このように、あまり話題にならないが、ギレンの野望シリーズでは準主役と言っても過言ではない出番と活躍を見せる。

スーパーロボット大戦』では属している組織の関係上、プレイヤー部隊の上役や別組織において、その政治的な能力で立ち回る。
プレイヤー部隊を立場的に追い込んだりして、途中まではとんとん拍子に事が運ぶのだが、
最終的には何らかの要因で立場が危うくなり、そのまま暗殺されたり戦死したりするのがデフォである。
作品によって、性格や言動、活躍度がまちまちであり、銀河規模に話が膨らんでいる情勢が見えずにただの悪党と化してるものから、
侵略された地球を救うための試行錯誤や思案の描写が多いものまで様々である。
特に『64』では既に異星人の侵略を受けて地球各地が占領されている、という設定もあって珍しく本来の設定に近いジャミトフが見られる。
GC・XO』『OE』のように、「悪さをしようとしたので阻止され逮捕、そのままフェードアウト」とかいう扱いを受けたことも。

図鑑のはっちゃけ具合に定評のある某ゲームでは「ガンダム史上稀に見る悪党面の持ち主である」と書かれてしまっていた。


ビジュアルブック『MSグラフィカ』にもバスクと共にチラッと登場。


「U.C.0094年に発表された一年戦争の資料集」という体で書かれた書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』には連邦軍地上部隊全兵力の20%を投入してジオン・アフリカ方面軍を鎮圧した軍人としてハイマン将軍なる人物が挙げられているが、ジャミトフとの関係は不明。
スペースノイド差別主義者だったようだが、0083年に准将だった人間にしてはあまりにも権限が強過ぎるので親類縁者の可能性が高い。





「わしだって荒らしの汚名は着たくはないが。Wiki籠りと言う輩は、アニヲタwikiでアク禁をくらっても追記・修正できると思っているようだな」

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最終更新:2024年04月03日 11:47

*1 とは言え、ティターンズは世間的にはれっきとした正規軍扱いで、連邦軍内に対し分不相応ですらある権限を持ちながらその実態がジャミトフの私兵集団であるという決定的な違いはあるが。

*2 なお地球連邦が移民政策を途中でやめたのは、全人類の宇宙移住より先に「地球環境が回復傾向を示したこと」と「地球環境維持のためにはある程度地球に残る人が必要だと分かったこと」が大きく、別に政府高官が残りたいという欲望を発揮したからではない。実際、アースノイドのほとんどは政府関係者ではないし、やがて地球連邦も月に首都を移すことになる。

*3 尤も、根底にあるその行動の原動力となっているのはアナハイム会長メラニー・ヒュー・カーバインへの対抗意識でしかないとも言われている

*4 シャアとジオン・ダイクンはニュータイプはスペースノイドにしかなれないとしていた。

*5 バスクやジェリドはもちろんシロッコも彼の理想に感応するタイプではないし、シャアに対しては(仮に後のシャアの大義名分を知っても)ジオン残党と言うことで最初から当てにしないだろう。

*6 シャア達ジオンのNT部隊とは排他な選択であり、ジャミトフを引き入れるとNT部隊参戦フラグが経ってても敵に回ってしまうデメリットが生ずる

*7 排除しないとシロッコがヤザン達と共にアクシズに寝返ってしまい、ベストエンドが迎えられない