トゥルーライズ(映画)

登録日:2011/12/23 (金) 21:32:11
更新日:2024/01/30 Tue 18:20:26
所要時間:約 4 分で読めます




You are fired!(ぶっとべ!)

『トゥルーライズ』とは、1994年公開のアメリカ映画。

アーノルド・シュワルツェネッガー扮する凄腕のスパイが、その身分を家族に隠しながらテロリストと戦う姿をコメディタッチで描く、アクション映画。1991年のフランス映画『La Totale』を見て気に入ったシュワルツェネッガーが、ジェームズ・キャメロンにリメイクを持ちかけて製作された。

ちなみに、タイトルの意味は直訳すると「本当の嘘」である。


[あらすじ]

ハリー・タスカーは妻ヘレンと娘ディナとの3人暮らしを送るコンピューターのセールスマン。
だが、彼の本当の姿は、大統領直属の国家保安組織「オメガ・セクター」所属のスパイだった。

ある日、妻の浮気を疑ったハリーは、組織の力を使って捜査を開始。誤解と判明したものの、妻が抱く平凡な日常への不満を知り、彼女にスパイの任務を疑似体験させるハリー。
ところがそこへテロリスト一味が乱入、夫妻は捕らえられ、娘も巻き込まれてしまう。国家と家族の危機にハリーが奮闘する。


[登場人物]

  • ハリー・タスカー/アーノルド・シュワルツェネッガー
本作の主人公。スパイ組織「オメガ・セクター」に属する敏腕スパイ。家族には表向きコンピューターのセールスマンと身分を隠しており、それが原因で妻が浮気したり娘からは煙たがられていた。
仕事振りは一流だが、妻の浮気に大きな精神的ダメージを受けて組織の総力を挙げて浮気現場を押さえるのはもはや笑うしかない。
正体を知られた後、ヘレンからは「ランボーみたい…」と言われた

  • ヘレン・タスカー/ジェイミー・リー・カーティス
ハリーの妻で、法律事務所の司書。平凡な毎日に飽き飽きしており、刺激を求めてスパイを名乗るサイモンと密会していた。その後色々と刺激的すぎる目に合うが……
作中のポールダンスは色んな意味で必見。
筋肉モリモリマッチョマンな平凡なサラリーマンなどいるのだろうか。
なお、最後には…。

  • ディナ・タスカー/エリザ・ドゥシュク
ハリーの娘。父が不在がちなこともあってか少しスレ気味で、ガラの悪そうなバイクに乗った男と付き合ってたり、
家に来ていたアルの財布から金をネコババするなどDQNな行動が目立つが、終盤で人質にされる。
しかし大事なキーを盗んで逃げたあたりあの親にしてこの娘ありだなと思わされる。

  • ジュノ・スキナー/ティア・カレル
美術商の女性だが、実はアジズ率いるテロ組織の一員で美術品に武器や兵器を混入させていた男にだらしのないバカ女。
ヘレンにワイン瓶でボコられ、共々の藻屑となった。
ちなみに、VHS版で吹き替えを担当した一城みゆ希女史は著名なテレビ版でヘレンの吹き替えを担当していた。

  • アルバート・マイク・ギブソン/トム・アーノルド
ハリーの相棒。通称「アル」。複数回の離婚歴があり、2人目の妻の時にはある日家に帰ったら冷蔵庫の製氷皿に至るまで何もかもが無くなっていたという。主に裏方担当でハリーのストッパーでもあるが、女にナニさせて張り込みをフイにしたことがあるらしい。
「え?知っていたの?」
ヘレンの浮気疑惑が発覚した際にはハリーのためを思って浮気の調査結果を隠したり、組織の総力で浮気現場を押さえようとする彼を止めたりもしたが、前述の弱みを握られていたためあっさり協力する事に。
ヘレンから金蹴りを食らったり、デイナから財布の金をネコババされたり、ハリーとコンビを組んで長いのにずっと裏方だったりと何かと悲惨な目に遭いやすい。
ちなみに、作中で彼が自ら明かした2人目の妻に逃げられた際の逸話は、トム・アーノルドの実際の経験談である

  • ファイザル/グラント・ヘスロヴ
ハリーの相棒その2で、ハリーのチームに配属されたばかりの新人スパイ。冒頭のハッキングではいきなり卑猥な事を言う。終盤ではTV局のカメラマンに変装してテロ組織の兵を撃破する活躍を見せた。

「見てろベイビー、スカートの横からチョロっと手を入れて一気に濡れたアソコへタァーーッチ!」


イスラム系テロ組織「真紅のジハード」のリーダー。
ペルシャ湾に展開する米軍の即時撤退を訴え、車の爆破はもちろん、あらゆる爆弾テロに関与する過激なサイコ野郎。
詳細は該当項目を参照。

  • ミスター・サイモン/ビル・パクストン
ヘレンの浮気相手。周囲を警戒する口ぶりから、会話を盗聴していたハリー達からはスパイじゃ無いか?と疑われていた。
その正体は何のことは無いただの中古車のセールスマンで、口は達者だが小心者のスケコマシ。
手を出した相手が悪く、拉致されてお漏らしした挙句、パンツ一丁で放置される羽目に。

「スパイがビビってションベン漏らしたりするか!?」

ラストでも登場するが・・・
役者さんが後に「ツイスター」などで主役をやる人だとはとても思えない。
ちなみに演じているビル・パクストン氏はキャメロン監督とは学生時代からの親友で「ターミネーター」の序盤で服を奪われる不良役、「エイリアン2」のハドソン役、そして「タイタニック」のブロック役なども演じている。


  • スペンサー/チャールトン・ヘストン
「オメガ・セクター」のリーダー。なぜか眼帯をしている。吹き替えの人はインターポールのとっつあん。

「君らの話は、スカートの上から尻を撫でるようなものだ」


DVDも発売されているが、菅生氏の吹き替え版と玄田氏の吹き替え版の両方が収録されてい
る。
他のキャストの吹き替えや台詞も違うので、一粒で二度美味しい仕様になっている。


昨今は映画枠減少で主にテレ東枠でやるが2時間では映画が終わらないため、中途半端に終わる。


なお、本作から20世紀フォックスのお馴染みのオープニングロゴが手書きによるアニメーションからCGに変更された。



ヘレンが…ヘレンが…男と追記・修正してる…!
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最終更新:2024年01月30日 18:20