バーサーカー(EXTRA)

登録日:2010/07/25(日) 18:16:33
更新日:2022/07/27 Wed 22:15:14
所要時間:約 6 分で読めます





Fate/EXTRAの登場人物。

アルクェイド・ブリュンスタッド
声:柚木涼香
TYPE-MOON制作の同人ゲーム『月姫』のメインヒロイン。
本作では主人公の四回戦の対戦相手である臥藤門司サーヴァントとして登場。
詳しくは項目を参照されたし。



◆鎧に身を包んだ東洋系の武人

声:安井邦彦
真名:呂布奉先
身長:225㎝/体重:153kg
属性:混沌・悪
イメージカラー:赤銅
特技:裏切り
好きなもの:裏切り、武芸百般/嫌いなもの:裏切り、包囲網
天敵:妻
マスター:ラニ=Ⅷ

パラメータ
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
A+ A+ B+ C+ C+ A


【技能】
◆バーサーカー化:A
パラメーターをランクアップさせる代償に理性の大半を奪われる。
マスターと意識を同一させている。そのため、より機械的なサーヴァントとなっている。
尚、マテリアルには「狂化:A」と記載されており、「狂化」と同一のスキルとして扱われている。

◆勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。格闘ダメージを向上させる効果もある(但しバーサーカー化の為、無効になっている)。

◆反骨の相:B
一つの場所に留まらず、また、一つの主君を抱かぬ気性。自身は王の器ではなく、また、自らの王を見つける事のできない放浪の星。
本来は同ランクの「カリスマ」を無効化するが、彼の場合はバーサーカー化によって無効化している。

◆乱世の梟雄:A
暴れん坊将軍。

【宝具】
『軍神五兵(ゴッドフォース)』



【スキル技】
『必中無弓(ゆみ、きそうかちなし)』
『絶武無双(ほこ、まじえるにあたわず)』
『赤兔無尽(せきと、いまだしなず)』

ラニと契約したサーヴァント

ランサーアーチャーライダーバーサーカーアサシン、の五つのクラス適正を持つ陸上要塞。

真名はかの有名な武人のゴキブ…呂布奉先で、遠坂凛のランサー(Fate)と対戦し、大量殲滅能力なら彼を上回ると称される。

ランサーと互角に闘うもマスターの判断能力の差から僅かに押され始める。
バーサーカー化は制御は容易になるものの、逆に言えばマスターの判断で戦闘の全てを担わなければならない。
本来優れた戦士であるサーヴァントの状況判断能力に一切頼れないという点では大きなハンデになってしまうが、それが如実に現れた。
ラニルートでは発動した自爆装置の爆発からラニを庇い、武人らしい穏やかな顔をしながら死亡した。
ただし、ラニを庇ったのは、彼女に生前愛した妻の面影を見ていたから。
彼女に限り反骨の相も別クラスでも影響しないだろうが、別のマスターの場合はその限りではない。
マスター自身が『カリスマ:B』以上に相当するカリスマ性をもっていない限り、裏切りの芽を摘むのは難しい。
つまり、人として最高のカリスマを持たない限り、彼の制御は不可能という事である。

強力な武将だが大した活躍の場を与えられず退場となってしまった。ラニェ…


しかし凛ルートにおいてはラニ共々復活し、強大な敵として立ちはだかる。
当初は主人公と戦う事に迷っていたラニによって、アリーナ外から強力な攻撃を仕掛けるという戦法を取る事もあった。
なおアーチャーは半人半機の為、ゲイ・ボルクは効き目が薄いと評しており、またラニの戦闘時の台詞から、おそらくサイボーグだと思われる。

構想では赤兎馬を召喚して変形合体して人馬形態とかを登場させようとしていたらしい。はっちゃけすぎである。
等と言っていたら、FGOで馬自体が人馬ライダーにして自称呂布と化した。
なお、制作者によるとバーサーカーとして登場したのはランサー、ライダーのクラスだと強すぎると思ったからで
バーサーカーのクラスではやはり本領発揮は出来てない模様。ヘラクレスといいアルクェイドといい、つくづくデメリットの多いクラスである。

また、ラニ自身が様々な手段で正体を隠していた為、最初はコイツとマスターの正体を探るハメになる。
ラニは掲示板の自分の名前を消す他、予選時の人形にバーサーカーの能力をコピーして使役していた。
しかし、コピーであるはずの人形がバカ強く、凛から対バーサーカー用の強化魔術を与えられてようやく打ち破るレベル。
本体と普通に渡り合っていたクー・フーリンも同種の魔術付与を施されていた可能性がある。

結局主人公は正体を掴みきれなかったが、直接ラニと戦った凛がその正体に気付き、正体のヒントを主人公に与えた。

まぁぶっちゃけ見た目で分か(ry


宝具

軍神五兵(ゴッドフォース)

ランク:A
種別:対人、対軍、対城宝具。
レンジ:1~40。
最大補足:50人
呂布が生前用いたと言われる方天画戟の真名。ただし、実際には呂布が活躍した時代にはまだ存在していない。

中国の古い軍神・蚩尤(シュウ)が六本の腕に異なる武器を持っていたことから、超軍師・陳宮が考案した人工宝具。
突っ込み所が色々あるが、軍神をモチーフとしたためかランクはAと高め。
矛や砲(弓)を含め計六形態に変化し、それに応じて規模も変動する(鋼金暗k…いや、なんでもない)。
最早呂布一人で6人分の宝具を振り回してるに等しいとも評される、無双という言葉が似つかわしい宝具である。

ただし、バーサーカー化の影響下では矛と砲の二形態しか扱えない。

使用方法は、矛で切断、突き、打撃、薙ぎ、払いの5撃を放ち、砲に変形させて矢を放つ。
ゲーム的には、ガードしないとほぼ確実に即死する筋力ダメージを与える。

各行動名の単調さと裏腹に、なかなかとんでもない解説がされている。
矛だけでも「あらゆる物理防御を無効化ないし切断して破壊する」大ダメージ攻撃。
刺突と薙ぎは、それぞれ縦横の列の複数人の敵を貫通して大ダメージを与える。
打撃や払いは「敵の攻撃を受け止めて返す」や「物理攻撃を弾いてダメージを与える」カウンターの性質を持っている。

……EXTRAの仕様でなければ、主人公のサーヴァント達がこれに接近戦を挑んで勝つ姿を思い描くのは相当難しい。

上記の通り、本来は呂布の生きていた時代には存在しなかった武器なのだが、開発者の陳宮曰く「時代を先駆けてこっそり開発しちゃいました」との事。
さらに夏王朝時代の道具が持つ「持ち手の魔力を利用して稼働する」の特性により、当時から全身に雷の魔力を漲らせていた呂布にしか使いこなせない魔道具としての側面も持つ。
そして、これを開発する際に出来た副産物(魔力増幅装置)に目をつけた陳宮は、魔術回路を持つ存在に突き刺す事で魔力をオーバーロードさせて「生きた爆弾」に変えてしまう宝具『掎角一陣』を考案した。



ラニ「万物は融解し、魂の純度はクオリアの地平に降りる。
トゥインクトゥラ・トリスメギストス!
主砲―――放て!!!」

…ちなみに、ラニのこの詠唱は、キャスター曰く特に意味がないらしい。…ポエム?


尚、アーチャーを自身のサーヴァントにした場合、自身にとって二度目となる巨人のサーヴァント戦にやや感慨深げな呟きを漏らす。


……尚、前日にお弁当イベントがある割に、ラニ共々割りとあっさり消えた。
逆に哀愁の残る消え方である。


EXTELLA

玉藻の前陣営のサーヴァントとして登場。
ダメ元で誘ってみたらあっさり了承され、タマモちゃん大喜び。その事からカルナを差し置いて「我が陣営の中で最も忠義厚き者」とか言われている。決して嫌味ではない。マジである。

が、当然内心ではタマモの首を狙っており、いつ裏切ってやろうかとタイミングを計っている。
本人も別に隠す気は無いのか、その咆哮を意訳するとほぼ全てタマモへの敵意という有様だが、言葉が通じないため気合い十分だという意気込みの表れだと思われている。
ちなみにメドゥーサカルナには言葉が通じているようだが、放っておかれている。

大敵と戦うのも大好きなので、とりあえず狐狩りよりも敵勢力との戦いを優先させていたものの、
サブストーリーでは目ぼしい敵がいなくなったため、とうとうタマモの首を取ろうとする。しかし

「自分達は国作りはとんと下手だからデカくさせてから乗っ取ってやろう(意訳)」

という陳宮からの提案によってひとまず矛を収める事にした。ちなみに、陳宮からは無敵ロボとか呼ばれている。
その後、色々あってタマモは女王の座を放棄してしまったため、裏切る機会を失い、なんだか寂しそうに去っていったとかなんとか。

ちなみに呂布ストーリーで登場した陳宮の容姿はラニにそっくりだったりする。

クリア後に入手できるコスチュームは「DX大将軍」。他のキャラと毛色が違い、思いっきりロボと化す

ゲームにおける彼の性能は…ぶっちゃけ使いづらい。NPCだと強キャラ扱いなのに。
まずこのゲーム、雑魚の攻撃で容易に怯んでしまう。さらに、飛行・投擲・弓タイプの敵がほいほい状態異常付きの攻撃を叩き込んでくるため、速やかに蹴散らしたいゲームデザインとなっている。
つまり求められるのは、少ない隙・広い攻撃範囲・短い硬直時間・主力技の手軽さなどである。
当の無敵ロボ大将軍はというと、ステータス自体は高く遠距離攻撃こそあれど、全体的に動作が鈍重。
頼みの綱のダッシュ強攻撃すらもっさりなので、リーチの長いサーヴァントに突っ返されやすい。あと、足も遅い。
やはり、攻撃を受けて怯むようなゲームシステムにはバーサーカーは不似合いなのかもしれない。
ついでに、3ステージ目はクラゲプラント大量発生&強化アルテラが大暴れ、ついでにボスは中距離攻撃撃ちまくりのギルガメッシュという面倒且つ相性の悪いステージである。


◇EXTELLA LINK◇
他のバーサーカーともどもそろって敵勢力に堕ちた。まあ、色々な意味で仕方ない。
なお、本作ではなぜ主人公には逆らわず大人しく言うことを聞いているかが判明。
どうやら、主ではなく軍師として認識しているらしく、つまり同僚であり反逆の対象ではないのである。意外とチョロいな、こいつ。
戦闘時のスペックは、射程の長いアクティブスキルや攻撃速度を上げるバフスキルなどが追加されたことで、前作のような扱いづらさはない。
バーサーカーらしく、思う存分暴れてやろう。
敵として現れた時は、大抵強化されたりで相変わらず秘密兵器みたいな扱い。

そして、気になるセカンドコスチュームは「機動武神 呂布」…シナンジュだ、これ
もはや呂布の面影は頭部の触覚しかない。
まあ、赤いけどさ。裏切りイメージから行くとサザビーの方が適役な気もするが、地味すぎるのか?
或いは、トールギスなら別の意味で話題になっていただろう。




Fate/Grand Order
初期実装組のサーヴァントとして、☆3のバーサーカーとして登場。
恒常排出キャラのため、フレガチャでも入手可能。
イラストはワダアルコ氏が担当。CVは原作と同じく安井邦彦氏。ヘラクレス仕様なのであまり意味がない気も

ストーリーでは、第1部第二章である「永世狂気帝国 セプテム」にて、味方側のサーヴァントとして登場。
ブーディカと共にローマ軍と戦う兵士の一人となって活躍している。

イベントでは、『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』では、白龍馬(馬)役で登場。
「いやそこは赤兎馬じゃねぇの」と感じたマスターも多いことだろう。
後にその赤兎馬はとんでもないUMAとなって実装されてしまうことになるのだが・・・。

ユニット性能としては、初期鯖ながら☆3トップクラスを誇る驚異的なATKが特徴。
第2部で登場したサリエリに抜かれるまでは堂々の1位を誇り、2021年9月現在でも2位に君臨し続けている。
反面、HPは下から数えたほうが早いくらいに低いが、もともと耐久にあまり期待できないバーサーカークラスのため、そこまで気にはならないだろう。
カード構成はA1枚、Q1枚、B3枚の典型的なバーサーカー型。

所持スキルは、
3ターンの間自身の攻撃力と精神異常耐性をアップする「勇猛(B)」
3ターンの間自身の防御力を上げる代わりに、攻撃強化成功率を下げる「反骨の相(B)」があり、
強化クエストをクリアすることで、
1ターンの間自身の宝具威力とスター集中度を上げる代わりに、味方全体の防御力を下げる「乱世の梟雄(A)が解放される。

宝具はもちろん「軍神五兵」
効果は「敵単体に超強力な防御無視攻撃+確率でスタン状態を付与(1T)」のバスター宝具。
実装当初は、宝具演出が謎のビームが画面上を横切っていくだけのなんとも言えないクオリティだったが、2019年にモーションリニューアルが加えられた結果、「EXTRA LINK」準拠の弓からビームに変化。画面を横切っていく攻撃のわりに単体宝具。
また、アタックモーションも原作の「軍神五兵」準拠となっており、バリエーション豊かになっている。
もちろん呂布ビームも採用。
さらに、EXTRAアタックが二種類存在し、一つは敵の頭上から突き刺しそのまま爆発して敵を巻き込む。
もう一つは鎧にある顔の装飾が口を開き、そこから強力な呂布ビーム光線を発射する。
EXTRAアタックが二種類あるのは☆3では初。

「乱世の梟雄」が解放されたことで、宝具ぶっぱからのクリアタッカーとしても活躍の場を増やしてきている将軍だが、「反骨の相」のデメリットが痛く、サポートする際はスキル発動のタイミングに注意。
また、バーサーカー故の悲しい性か、NP効率も頗る悪いので、使う際はカレスコ等のNPチャージ礼装は必須。

後に、2部5章アトランティス追加に伴って実装された陳宮との相性は抜群(というより、陳宮自体が呂布のサポート特化を意識したスキル持ちのサーヴァントとなっている)。
全てのバフを満遍なく活用すれば、☆3ながら高火力のボスキラーとして十分な活躍を見せてくれる。




追記・修正はロボに軍師と認識されてからお願いします。

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最終更新:2022年07月27日 22:15