ロジャー・スミス

登録日:2012/04/02 Mon 20:21:26
更新日:2024/04/20 Sat 11:45:50
所要時間:約 6 分で読めます




私の名はロジャー・スミス。

このアニヲタとWiki篭りが住むアニヲタWikiには必要な仕事をしている。

普段は平和なこのアニヲタWikiも、ときに愚痴篭りや荒らしによる建て逃げによって、不毛な争いが生まれてしまうことがある。

私は交渉人として、交渉により事態を納めようとする。

大抵は私の言葉を聞き入れてもらえるので交渉は成立するのだが、時には交渉の通用しない、或いは交渉に値しない相手だっている。






ショーーータァーーーイム!!!





ロジャー・スミスは『THEビッグオー』の主人公。
本作がアメコミや石ノ森章太郎作品を強く意識してつくられており、ロジャー自身も主にバットマンのオマージュがなされている。




◇PERSONALITY


年齢は25歳。40年前に記憶喪失となった街パラダイムシティで交渉人(ネゴシエーター)として活躍している。
元は軍警察で軍人をしていたが、パラダイム社が全てを支配する街の現状、そしてそのパラダイム社の犬となっている軍警察の在り方に嫌気が差して退役。
銀行の廃ビルを買い取り、そこを拠点として交渉人の仕事をしている。

性格はへそ曲がりで凝り性。独自のルールと拘りと法則を持っている。
フェミニストを気取っているが、頭に血が上りやすく短気。さらに彼の趣味や本性を知った女性からは「貴方って最低の屑だわ」と言われなれている。

だが依頼主に対する誠実さや、一度受けた依頼は絶対にやり遂げるプロ意識の高さは持ち合わせており、パラダイムシティでも評判は高い。
また交渉人であるため銃などの武器は持ち歩かない主義。(愛車には武器を装備している)
そのため作中で何度もピンチに陥っている。



【FIRST SEASON】


ベック一味に誘拐された令嬢を救出する依頼を受け、身代金と引き換えにアンドロイドのドロシーを救出する。
その後ドロシーに自分を守って欲しいと依頼され、ベックが盗み出したドロシー1をビッグオーで撃破。
依頼の報酬として屋敷で働くと言い出したドロシーを住まわせる。

その後は一話完結の形式であるストーリーに合わせて、様々な事件を解決していった。
ダムでウナギ退治したり、地下探検してビビりまくったり、アンドロイドのピアニストを助けたり、生物兵器を倒したり、幽霊退治したり、海底に潜ったり、新聞記者を追っかけ回したり………

あれ、全然交渉してないなこの交渉人。
ロボアニメなのでビッグオーを出さなきゃいけないからなのだろうけど。


そして一期終盤において、40年前のメモリーの断片に触る。大量のTHEビッグが街を火の海に変える悪夢のような光景……
ロジャーはその謎を追い求め奔走する。
謎を追い求めたどり着いた先で、赤いレインコートを着たドロシーそっくりの殺人アンドロイドR・Dに殺されかけるが、駆けつけたドロシーとビッグオーによって窮地を救われる。
その後異国からやって来た三体のメガデウスに立ち向かうため、ビッグオーに乗り込む。


「なぜアンドロイドが人を殺す?」


「生まれた時から殺せという声が聞こえていた。それは雨の中、傘をさすように当たり前のことだ」

「雨の中、傘をささずに踊る人がいてもいい。自由とはそういうことだ!」



【SECOND SEASON】


異国からきたメガデウスに勇ましく立ち向かったは良いがフルボッコにされてしまう。ロジャーェ……
コックピットに溢れた無数のトマトに埋もれ、気が付いたら見知らぬ街に浮浪者として存在していた。
(このへんから視聴者置いてけぼりの超展開がちょくちょく現れ始める)

散々街を逃げ回った後、ドロシーに呼び止められ、自らの恐怖と向き合う事を決め、ビッグオーのコックピットに戻ってくる。
そして異国のメガデウスを倒し、パラダイムシティへ戻っていった。

二期では徐々にその存在が明らかになってきたユニオンと呼ばれる組織、そしてパラダイムシティの支配者であるアレックス・ローズウォーターと戦いを繰り広げる。
ベックに磔にされたり、シュバルツ・バルトの亡霊を砂にしたり、人工衛星をパンチで破壊したり……


やっぱり全然交渉しないな、この交渉人。


エンジェルとの関係の変化、そしてアラン・ゲイブリエルの駆るビッグデュオ・インフェルノ、改修されたビッグファウとの戦いを経て、彼はこの世界を演出する者との交渉へと向かう……



◇ACTIVE IN SRW


スーパーロボット大戦シリーズ』においては、一期のみ参戦した『スーパーロボット大戦D』ではゲスト扱いに近いためストーリーの本筋には絡まなかったが、
その従来のスパロボに類のないキャラ立ちから存在感自体は抜群に高く、4コマやアンソロジーコミックでも新規参戦という事を差し引いてもネタ的な人気を獲得していた。


一期・二期共に参戦した『スーパーロボット大戦Z』ではロジャーの特殊技能・ネゴシエイター により、幾ら味方(敗北条件は除く)が撃墜されても、ビッグオーさえ生き残れば修理費0になる。
……それって修理費の踏み倒しじゃ…

ちなみに、ネゴシエートによって修理費をどうやって0にしたのかを追求した会話パートがあったが、結局聞くことはできなかった。
Zでのロジャーは割と無能扱いされているが、
基本的に相手も問答無用なエゴイスト揃いなため交渉しようにも話し合いの余地が無いというのが実際のところ。本編でもそうなんだけどね!


第2次スーパーロボット大戦Z』ではネゴシエイターの能力に戦闘した相手の気力−3が加えられ、ロジャーのエースボーナスの"特殊スキル『ネゴシエイター』の気力低下−5"によってボスキャラ弱体化にも繋がる。
この特殊技能は精神耐性のような特殊技能やオールキャンセラー等の特殊能力に左右されない能力である。

再世篇では脱力すら影響を受けるのでこれは中々凄い…がロジャー一人ではさすがに気力を削りきれない。
また、歌いに来たバサラの気力まで下げる。
そのせいで、音楽の趣味が合わなくてバサラに文句言ってると言われてしまうことに

ちなみにネゴシエイターの気力低下の能力は、ムーンWILLのエースボーナスにもなっている。

また、原作では戦闘中のロジャーは割と寡黙なのだが、
Zシリーズではドロシーとの掛け合いや各武装の効果をやや詩的に表現したオリジナル台詞が用意されたりしてかなり雄弁な面が強調されている。
おそらく声付きで特徴的な台詞がないと少し寂しいからと思われる。

クロスオーバー面では上記の通り会話の余地がない相手が多すぎるせいでネゴシエイターとしての手腕を発揮する場面は少なく、見たままを素直に感じる勝平ワッ太からはその実力を疑われ、ヘボ呼ばわりされることさえある。
それでもシャアトレーズからはその腕を買われており、重要な集まりでは声をかけられて場の進行役を務めることもある。
また、巨大ロボを操る富豪という共通点から破嵐万丈クライン・サンドマンとは友人とも言える関係となっている。
その一方で、シベリア鉄道の路線を勝手に使っているため、シベ鉄からは目の敵にされている。


◇DIGRESSION


逆転裁判シリーズ』の主人公である成歩堂龍一と髪型が酷似していることがしばしばネタにされ、前述のスパロボでもこれを意識したネタが存在する。
職業も弁護士とネゴシエイターの違いこそあれ、言論を武器にする職業という意味では共通している。

figma』にてドロシーともども可動フィギュア化されている。
様々なキャラクター相手に交渉ができる秀逸な逸品と言えるだろう。




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最終更新:2024年04月20日 11:45