乙女理論とその周辺-Ecole de Paris-

登録日:2013/08/12 (月) 00:38:13
更新日:2023/10/08 Sun 17:37:28
所要時間:約 17 分で読めます




― 花の都を蝶が舞う ―



『乙女理論とその周辺-Ecole de Paris-』は、Navelにより製作された18禁アダルトゲームである。
2013年7月26日発売。
通称は『乙りろ』、または前作の『つり乙』にならって『パリ乙』。


主要スタッフは前作と同じく以下の通り。

原画:鈴平ひろ、西又葵
シナリオ:東ノ助、王雀孫、森林彬、真紀士



【概要】

「女装主人公による学園潜入物」「服飾」という要素を交えて生まれた『月に寄りそう乙女の作法』の続編作。
前作の中盤(個別ルート直前)に設置されたバッドエンド以降に続く話であるため、
時系列的には続編であると共に“前作とは別の可能性”を描くパラレル作品ともいえる。

舞台と登場人物は違えど前作同様に学園生活が綴られていくが、
それに加えて今作では、前作で漠然と触れられるのみだった大蔵家(主人公・遊星の実家)のお家騒動が本格的に物語に絡んでくる。
外国で暮らす主人公兄妹へのアウェー感も描かれ、
基本的に個人の問題として話が展開していた前作に比べてストーリー上の障害の質……というか規模が大きくなっているのが特徴。
全体的にシリアスな雰囲気が強くなった。

シナリオのひとつの柱となるメインヒロインとの関係性においても、
前作:主と仰ぐ「ルナ」との主従関係
今作:閉じこもった殻からの脱却を望む「りそな」との兄妹関係
といった差異が設けられている。



【ストーリー】

日本の財界を代表する“華麗なる一族”大蔵家の末端に、望まれぬ子として生を受けた大蔵遊星。
彼は性別と身分を偽り桜小路ルナのメイドとなることで、大蔵家という籠を脱し「服飾」という夢の一端に触れることができた。
しかし掴んだ夢の端は些細なミスで崩れ落ち、居場所をなくした遊星は、兄・衣遠に拾われて再び籠の中の鳥となった。

遊星の妹・りそなは、大蔵家の嫡子と正妻の間に生まれ、愛の上に愛を重ねて大切に育てられた。
なんの不自由もなく育てられはしたが、過剰な愛、周囲からの期待、“大蔵家の娘”に対する逆差別などが積み重なり、それらは彼女を包む歪な繭となっていく。
気づいた頃にはりそなは自宅に引きこもり、外に出たいと望みつつも行動に移せるだけの気力を失ってしまっていた。


ある日、彼らの兄は試みとして、遊星を閉じ込めた籠の中に繭――りそなを放り込んだ。
その結果、外への憧れを抱き、兄の夢を助けたいと望むりそなは一つの企てを遊星にうちあける。
フィリア女学院日本校に通えなくなった遊星のため、パリ本校への留学を提案したのだ。
夢を諦めきれず、妹の自立を助けたい遊星もこれに応じる。彼は再び庶民の娘・小倉朝日となり、りそなのメイドとして服飾専修機関へと通うこととなった。

パリには新しい少女たちとの出逢いがあった。
純粋な心に卓越した才能を持ち合わせるメリル。
その主人であり、明るく親切に二人を迎えるブリュエット。
同級生のリリアーヌや、個性的な留学生のディートリンデ。そしてそれぞれの従者たち。

新しい国で様々な出逢いを経験し、遊星とりそなの主従としての生活が始った。
遊星(朝日)は自らの夢を追い、りそなは自立するための勇気を求めて。

しかし全てが前途洋々に進むはずもなく、新天地の厳しさ、二人に逃げられた兄・衣遠、さらには大蔵家の追跡が襲いかかる。


果たしてお互いの願いを支えあいながら、遊星兄妹は学院生活を送ることができるのか?



【主な舞台】

○フィリア女学院パリ本校
ジャンが校長を務める服飾専修学校。日本・ニューヨーク・ローマに分校があり、日本校が前作の舞台となった。
開校が日本よりも遅く、作中の9月からのスタート。これに遊星(朝日)とりそなが滑り込む形になる。
日本学校と同様に一般クラスと金持ち専用の特別クラスがあり、後者の生徒には付き人の同伴が認められる(本作の登場人物は後者で入学)。
ただし、授業のスピードや厳しさは日本校を大きく上回る。

○Maison du papillon
朝日やメリルが入居することになるアパート(住人は女性オンリー)。
過去に服飾に携わっていた大家が道楽で経営しており、地下には住人が自由に使える服飾用アトリエが設けられている。



【服飾関連用語】

○デザイン
「こんな服を作りたい」という絵を描く、衣服製作の最初の段階。
想像力と創造力、流行を見極める感性など多くの才能が求められる、服飾における花形の役割。
ジャンや衣遠のようなプロを除くと、前作ではルナやユーシェ、(和服で)瑞穂が、今作では主にメリルやリリアーヌが優れた能力を示す。

○パターン(型紙)
単体ではただの絵でしかないデザイン画を実際の衣服にするべく、その設計図(型紙)を作成する段階。
デザイナーと比較して表立った評価は受けにくいが、衣服の出来を大きく左右するという縁の下の力持ち的な役割。
朝日、メリル、華花がこれに長ける。

○縫製
型紙に沿って裁断した布地を縫い合わせ、衣服を仕立てる作業。



【作中用語】

《晩餐会》
大蔵家当主の命で不定期に開催される、親族のみによる食事会の呼び名。
大蔵家では当主の発言力が異常に強く、また彼が「家族の絆」を尊ぶため、参加を断った者は冷遇=次期当主争いで後退を余儀なくされる。
遊星は大蔵姓を与えられてはいるものの一族として認められておらず、晩餐会の存在自体も知らされていないが……。



【登場人物】

◎のついた3人が攻略対象。

○小倉朝日/大蔵遊星(こくら あさひ/おおくら ゆうせい)
CV:なし
引き続き女装メイドに扮していろいろ頑張る主人公。
桜屋敷の半年弱の生活を経て、前作開始時点に比べると
●パタンナーとしての優れた才能を見出されている(キャラ紹介ページにおけるステータスも服飾欄が○から◎に成長)
桜屋敷を離れても「ルナ様」呼びする程にルナが神格化されている
女装がすっかり板についた
などの違いがある。妹、下2つにはドン引きです。
「ルナに尽くす従者」として振舞っていた前作とは異なり、今作では次第に「妹を守る兄」の側面が強調されていく。
とはいうものの、りそなへの感情はあくまで家族愛。
りそなからストレートに向けられる異性としての好意にも、当初は「兄妹で恋愛をする気はないなあ」とバッサリ気味だが……?


◎大蔵りそな(おおくら -)
CV:咲野かなで
本作にてメインヒロインに昇格した、遊星の異母妹。絶賛引きこもり中かつ内弁慶のコミュ障。
前作にて遊星に女装を提案したのは、遊星の夢を叶えさせてあげたいというのが一つ、
もう一つに「親友のルナや兄がいる学校になら自分も来年から通えるだろう」という希望があったため。
あるミスにより遊星が桜屋敷を追い出された本作では、自分がパリ本校に留学し、遊星をその付き人にすることでお互いの目的を叶えようとする。
学校にまともに通ってこなかったものの勉強自体はまじめにこなしており、
10カ国語マスター、服飾でもフィリア女学院の平均以上の実力を示すなど、能力には計り知れないものがある。さすがは大蔵の血筋。
大蔵家一族の権力争いを見続けたことで人間不信気味に育ち、特に人の目を見ることで悪意や侮蔑などといった負の感情を読み取れるようになって“しまった”。
そんな自分を自嘲しつつ、自分と違って純粋なまま育った遊星に幼いころから憧れと好意を抱いている。
パリでの居住地は、ブリュエットに紹介された彼女の別荘。
遊星をパリに連れてきたことは周囲には伏せ、特に衣遠や親族には「突然脱走した」と伝えている(居場所をつかまれ、連れ戻されないようにするため)。


◎メリル・リンチ
CV:春野かがり
朝日がパリで暮らすアパートのお隣さんにして、フィリア女学院に通う同級生。
幼馴染であるブリュエットの付き人として通学するため同じ付き人の朝日とは立場が近く、初めて会った日から親しくなっていく。
サヴォワ地方の山奥にある、プランケット家管理下の修道院で育った天涯孤独の身。
そんな身の上でありながら、善人ばかりの村人に囲まれて本人もドがつくレベルの善人に育っている。
いつからか修道院では裁縫の仕事を受け持つようになり、やがては一からの衣服製作が可能になった。
それを何百何千と繰り返しつつ、ブリュエットが持ってくる一流ブランドの服を見てセンスを磨いた結果、我流で桁外れの服飾技術を身につけるまでに至っている。
朝日曰く「天性の才能を正しい教育で研ぎ澄ませたルナとは、タイプが全く異なる天才」
その反面、授業で教わるようなノウハウがほぼ皆無なため、製作の過程や方法論を普通の服飾生と共有できない弱点もある。
フィリア女学院に通うことになったのは、正当な教育を受けさせ、才能をさらに伸ばそうとしてくれるブリュエットの提案に乗ったため。
本人は知らないが大蔵家三男山弌の娘で遊星たちの従姉。年下っぽいが実は年上なので従妹ではなく従姉。


◎ブリュエット・二コレット・プランケット
CV:戸世高衣奈
フランスの名門貴族プランケット家の長女。愛称はエッテ。
家柄の良さに加えて誰にでも明るくフランクに接する親しみやすさから、リリアーヌと並んでクラスの中心人物として扱われる。
「幼少時を修道院で過ごす」というしきたりからメリルと出会い、それ以来、恋愛的な意味での好意を彼女に抱き続けている百合っ子。
とはいえ完全なレズではなく、心根の純粋さといった「恋人の条件」に合致するのが未だにメリルしかいないというのも現状の理由らしい。
フィリア女学院に入学したのはメリルの事情が最優先で、本人はとりあえず卒業できればいいや程度のもの。
進路としてはメリルが作る服を着るモデルを目指しており、その一環として家には黙って女優業の訓練も積んでいる。
……とまあこんな状況で入学したため、通常の学業は優秀ながら服飾関連は非常に残念。


○リリアーヌ・セリア・ラグランジェ
CV:たなかりお
プランケット家とほぼ同格のラグランジェ家の娘。親しいものからは「リリア」と呼ばれる。
一家まるごと奉仕の精神にあふれた家柄らしく、留学生であるりそなとその付き人の朝日にも初対面から親しく接してくれる。
服飾においてはデザイナーの才能を早くから評価されており、フィリアに入学する以前にも自らがデザイン、華花が型紙・縫製を担当した衣服で国内の賞を勝ち取っている。
実はりそなに嫌がらせをしていた黒幕と言うべき人物。
賞を取れたのは華花の型紙・縫製あってこそであり、遊星は彼女のデザインを見て「本当にこれで賞を取ったのかな?」と疑問に思っていた。


○ディートリンデ・ツヴァイゲルト
CV:木立さやか
ドイツからの留学生。愛称はリンデ。
家柄はそれほどでもないものの、父母が多岐に渡る交友関係を持った政治家であるため、それなりに裕福。
その代わりに元軍人の祖父に幼い頃から面倒を見てもらった結果、愛国心タップリの軍人気質に育ってしまった。
それを心配した両親により、女性らしさを学ぶため無理やりフィリア女学院へと入学させられることに。
服飾の知識も技術も素人同然だが、持ち前のプライドの高さから向上心は強い。
日本……というより戦時中の同盟国の人間に好意を抱いているため、初期からりそなや朝日の友人となる。


○華花(かか)
CV:大花どん
リリアーヌの付き人兼、彼女がデザインした衣服の型紙・縫製担当。中国系の出身。
型紙の出来がデザインやデザイナーへの思い入れに左右される朝日とは対照的に、常に高いアベレージで仕事をこなす職人タイプ。
……とまあこの辺はまともだが、実態は本作の変人従者枠筆頭。
具体的には、挨拶しながらM字開脚するわエロいワードを叫びまくるわで、初登場からどえらいインパクトを残すくらい。
何かにつけ「処女じゃないですよ!」とムキになって言い張るが、明らかに処女である。
実はその言動はリリアーヌに強制されていたものであった。
強制されていたはずなのだがそうする必要がなくなってもやっていたため正直疑わしい。
なお、言動を始め色々と仕打ちを受けていたようだが、リリアーヌの事は好きだったようで彼女のことを心配していた。
ちなみにリリアーヌが賞を取れていたのは彼女の型紙・縫製あってこそである。


○ヴァレリア・テレンチェヴナ・ブッテルスカヤ
CV:萌木こころ
ディートリンデの付き人を務める、常に穏やかなニコニコ顔のロシア人女性。愛称はヴァリー。
「嫌いなロシア人をおもちゃにしたい」というリンデの希望で従者に任じられており、
事ある毎に首輪からぶら下げた鎖をリンデに引っ張られておしおきされている。
実際のところリンデには心底嫌われているわけではなく、本人もそれを理解してリンデを可愛がっているので、主従の仲はそう悪くなかったりする。
母国語に加えてドイツ語も堪能(実はもう一つ得意な言語がある)だが、フランス語にはまだ不慣れ。そのため多くの場面で会話が片言になる。


○大蔵衣遠(おおくら いおん)
CV:鳩万軍曹
前作から続投して登場する、遊星(朝日)の10歳年上の異母兄。りそなの兄でもある。
前作バッドエンドで桜屋敷から追い出された遊星を拾い、しばらく自分専用の料理役として傍においていた。
本編にて再び自分の前から姿を消した遊星に対し、同様に追跡をかけることになるが……。
前作各ルートの終盤で微かに、またエイプリルフール動画で暴露された遊星へのツンデレっぷりから、プレイヤー間では今作の動向を注目されているが、果たして?


○大蔵駿我(おおくら するが)
CV:北野大地
大蔵家当主の次男家における長男。衣遠・遊星・りそなの従兄弟にあたり、衣遠より年上。
感情を表に出さない物静かな青年で、その態度を不気味がるりそなには苦手意識を持たれている。
ある目的があってパリに滞在しており、そのなかで朝日とも幾度となく出くわすことになる。
ちなみに朝日は衣遠、りそな、父、父の正妻以外の大蔵家の人間とは面識が無いため、駿我が大蔵家の人間とは気づいていない。


○大蔵アンソニー(おおくら -)
CV:真中高目
駿我の異母弟である陽気で豪快なアホの子。アメリカ人である母の容姿を継いだのか、黒髪の兄とは違い金髪。
駿我の母が亡くなり、自分の母が父の後妻となった後で生まれたため、遊星のような『妾の子』とは違い正式な一族として認められている。
一応は当主の座を狙っているものの、能力面で駿我に劣ることは自覚しているのでサポートに回りがち。
かなりの遊び人で、あらゆる人種・立場・年齢の女性を抱いてきたらしい。それにも飽きた現在は未体験の近親姦に挑むべく、りそなに猛アタック中。断られまくっているが。


○ジャン・ピエール・スタンレー
CV:嶋崎比呂
遊星の憧れであり友人でもある世界的ファッションデザイナー。パリ本校の学園長でもある。
ホームのフランスが舞台となる本作では、前作より登場の機会と遊星との絡みが増える。
ジャンが自分のブランドを立ち上げた際の初期メンバーは《伝説の七人(スタッフ)》と呼ばれるが、そのうちの数名も本作で登場する。



以下は前作の中心登場人物だった桜屋敷組の面々。


桜小路ルナ(さくらこうじ -)
CV:卯衣
前作メインヒロインにして朝日の崇拝の対象。神様ルナ様仏様。
朝日が突然桜屋敷から出て行ってしまったことについて八千代から「心を病んで職を辞した」と聞かされ、以前に共に進めていた衣服製作で朝日に無理を強いたのでは……と気にかけている。
「出来ることならもう一度会って話したい」と考えている。


○柳ヶ瀬湊(やながせ みなと)
CV:森谷実園
桜屋敷でただ一人「朝日=遊星」であることを知っていた遊星の古馴染み。
朝日の出奔理由について「性別がバレた」のだと予想しつつも、誰にバレたのかが分からず迂闊に動けないでいる。
りそなから「遊星は無事」ということだけは聞かされているため、心配しながら事態の推移を見守っている。


○ユルシュール=フルール=ジャンメール
CV:五行なずな
スイスからの留学生。
朝日が任を放棄して逃げ出した(ということになっている)件については、他の面子に比べると割合ドライな捉え方をしている。曰く「どんな使用人にもありえること」。
ちなみに、桜屋敷でこそルナにいじられ放題だが、スイス貴族としての彼女はブリュエットやリリアーヌらと同格の名門中の名門の出。
あちらの言語で話すときには「オホホ」「ですわ」などの間違った日本語も出ず、その容姿や優雅な振る舞いから尊敬の念を集める人物だったりする。


○花之宮瑞穂(はなのみや みずほ)
CV:星咲イリア
朝日に懐いていたガチ百合系はんなり大和撫子。
他の面子同様に朝日の安否を心配している。
……まではいいが、寂しさやらなんやらが限界突破したのか、朝日が桜屋敷で使っていた食器をペロペロしたらしいことが後に語られる。飛ばしすぎですお嬢様。


○山吹八千代(やまぶき やちよ)
CV:松田理沙
桜屋敷のメイド長。
朝日が男だと知り、桜屋敷から追い出さざるを得なくなった人。
そのままフィリア女学院日本校の責任者である衣遠に内密に掛け合い、「桜小路の令嬢が男を女学院に通わせていた」というスキャンダルをもみ消すよう交渉を果たした。
ルナを含む桜屋敷の住人には嘘の出奔理由(前述の心を病んで云々)を伝えているが、これは「信頼する従者に騙された」という事実にルナが傷つかないよう配慮したため。
この辺りの事情は前作のルナ個別シナリオを参照。
今作ではジャンだけでなく衣遠とも学生時代に交流があったことが明かされた。今でもプライベートではラフな態度で衣遠に接している様子。
「や、大蔵くんに愛されてもな~」


○名波七愛(ななみ なない)
CV:丹下葉子
湊のメイド。
仕事を放棄して屋敷を去った朝日には同じメイドとしていい感情を持っておらず、湊を心配させていることに対しても怒りを感じている。


○サーシャ=ビュケ=ジャヌカン
CV:月代綾人
ユルシュールの従者。
本人も女装の達人なだけあって、朝日の正体はともかく男であることについては最初から見抜いていた。
そのため、朝日が突然姿を消した理由にもある程度の予想はついている。


○杉村北斗(すぎむら ほくと)
CV:民安ともえ
瑞穂の従者として傍に仕える男装の女性。
朝日の人柄から突然の失踪を意外に思いつつ、それとは別に主への不義理を責める気持ちも抱いている。
瑞穂の命に従い、朝日の身柄捜索を指揮している。



【余談など】

本作の製作が発表された頃は、Navel製ゲームにおける続編・ファンディスクの不評ぶりから不安や諦めの声が大きかった。
具体的には「前作のアフターストーリーとフルボイスパッチが本体」「続編はおまけ」とか言われるレベル。どんだけ信用ないんだNavel。

……が、発売の少し前に体験版が配布されるとそれらが一変。
約1.4Gと気合の入った大容量、前作と遜色のないシナリオの出来もあり、品薄になるほど注文が殺到する事態に至った。
Navelのサイトで行われた発売前カウントダウンも、
「怒ってNavelを買収したりそながサボタージュを発動し、トップ画面からもりそなの絵だけが一日消える」といった妙に凝ったネタが披露されるなど、
Navelの本気っぷりを窺わせるものとなっている。



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最終更新:2023年10月08日 17:37