ジャンヌ・ダルク(Fate)

登録日:2011/08/05 Fri 21:10:35
更新日:2024/03/24 Sun 19:12:36
所要時間:約 22 分で読めます






―紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)降臨―

出典:FGO公式サイト サーヴァント紹介頁(2018年1月2日閲覧)
http://www.fate-go.jp/servant/extra.html


「TYPE-MOON」の小説『Fate/Apocrypha』(著:東出祐一郎)の登場人物。
キャラデザはお馴染みの武内崇社長。設定は奈須きのこ氏。




▲ステータス







▲概要

元はオンラインゲーム企画『Fate/Apocrypha』に登場するサーヴァントでメインキャラクターの予定だった。
しかし企画自体は『Fate/EXTRA』と同時期にスタートしたが没になり、『Fate/Complete material Ⅳ』にて設定が明かされるにとどまる。
その後、小説としての『Apocrypha』再始動によって晴れて表舞台に登場。そして現在に至ることとなる。



▲【真名】ジャンヌ・ダルク

百年戦争で有名なフランスの英雄。オルレアンの聖女。
エクストラクラスであるルーラーのサーヴァント。
ステータス的にはセイバークラスの適正も持ち合わせている。

ルーラーとは、聖杯戦争そのものに召喚され聖杯戦争を運営する役割をもつクラス。
その為、人間のマスターが不在のサーヴァント。
繰り返されるゲームの記憶を継承する。

7対7で別れた聖杯戦争を管理する監督役のポジション。
このクラスが召喚される条件は、聖杯がルーラーのクラスを必要だと判断した場合と、聖杯戦争の影響で世界に歪みが出ると判断された場合の二つ。
前者は通常の聖杯戦争と異なる特殊な形式の場合で、後者は聖杯にかけられる望みの結果、世界の崩壊が理論的に成立するものであると発覚した時点で召喚される。

通常のサーヴァントと異なり、フランス人で生前の自分そっくりの少女レティシアに憑依する形で顕現している。
レティシアからすれば唐突にジャンヌ・ダルクを名乗る謎の人格が自分の中に現れて『身体を貸してくれ』と言われたようなものだが、
敬虔な教徒である彼女はすんなりと支配権を明け渡した模様。
状況的に言えば二重人格のようなものであり、ジャンヌの意識が表層化している間はレティシアは傍観者のような立ち位置にあり、基本的に表に出てこないらしい。
ジャンヌを尊敬していることもあってレティシアとジャンヌの関係は良好で、お互いに尊重し合っているとか。
このような形で召喚されたのは、社長が女子高生ジャンヌを要望した別にルーラーが存在するというイレギュラーのため。

後にFGOで本格登場した「疑似サーヴァント」の原型と言えるかもしれない。

上記スキル以外にも監督役の特権としての能力を有しており、そのうちの一つがサーヴァントの位置と真名を把握する能力。
更にスキル「神明裁決」により他のサーヴァントに対して各2画ずつの令呪を持っている。今回は聖杯大戦により14騎召喚されたため合計28画。



▲人物

性格はルール主義者でサーヴァント時は無口でクール。
だが素は素朴で大人しい普通の少女(16)であるという←ここ重要
『FGO』では若干脳筋めいた部分もあるとされ、必要だとジャンヌ本人が確信するか、
別に必要じゃなくともその方が効率的と思えば武力行使などの強引な手段も躊躇わないという。
どのようなマスターであっても見捨てずに付き合うが、前述の通り割と脳筋でスパルタチックな性格なので、教育モードになると結構容赦のない指導をするとか。
邪ンぬ曰く「実際のところ(三姉妹で)一番血の気が多いのはこの女」とのこと。まあ彼女を元にした妹(?)二人が揃って血の気が多い時点で予測できたことでもあるが。

自身が聖女と呼ばれていることは知っているが、彼女自身は戦争指導者として自分の手は血まみれであり、聖女と呼ばれるべき存在ではないと思っている。
剣を使わないのは敵を殺さないため…というのは歴史ではジャンヌの言葉として伝えられているが、FGOでは「単に剣術は得意ではないから」ということになっている。

外見は青髭の旦那セイバーを勘違いしたように金髪の少女騎士だが、
髪型、甲冑は違い、少なくとも瓜二つというほどセイバーと似てはいない。
デザインを担当した武内崇もデザイン自体はセイバーとは関係ないと語っている。
ガイドブックでも金髪白人というのが同じなだけで、容姿は全然違うと説明されている。
まあ……旦那は狂っているから、判断能力がなかったのだろう。
『FGO』では本物のジャンヌも同じ陣営にいることもあって勘違いはしていないが、胸について言及して聖剣をお見舞いされている。

武内さん曰くセイバーとの大きな違いは色気らしい。
マテリアルでも、東出先生と近衛先生両名が服の上からでもわかるおっぱいなどに感嘆し、「これは(兵士も)ついていかざるを得ない」とコメントしていた。
中性的とはいったいなんだっ……まあ可愛いからいいか。

旦那がジャンヌを大切に思っていたようにジャンヌも旦那を盟友として大切に思っていたようで、自らを失ったのが原因と言われる晩年の彼の乱心には心を痛めている。

肉体を持っている(この世の人間に憑依している)関係上、どっかの騎士王とかとは違って食事や睡眠は必須事項。
ただ、本来霊体であるジャンヌが肉体を操っている関係上、無理をすればそれらを無視してある程度行動し続けることはできる。
しかし、行動限界を迎えると空腹で倒れてしまったり、意識を失ってしまう。

余談だが、騎士として戦っていたためか、それとも本来農家の娘で体力仕事が多かったためか、ジャンヌ本人も相当な健啖家らしい。
反面、当時の農家の娘という出自の関係上学問の類は苦手。聖杯の知識があるので活動に困ると言う訳ではないが。

また、彼女の特異性として、本来サーヴァントである以上実体化はしていても霊体なので妊娠はしないが、
ジャンヌはレティシアに憑依しているため、性行為を行うと(レティシアが)妊娠する可能性があるらしい。

令呪はかなり大きいプロトタイプの令呪のように天使のような形状のものが背中に刻まれている。
マテリアルでその形状が明かされたが、そちらより頬を赤らめてわざわざ全裸になって令呪を見せてくれているジャンヌに目が行く。
東出「何でリクエストされて嫌々ながらも「逆らえない……」みたいに脱いでんですかこのエロ聖女!」


因みに『Fate/stay night』発売前、当時セイバーの真名の最有力候補として名前を挙げられていた模様。
まあ、女騎士で著名な人物なんてそうはいないし、まさかアーサー王が女体化していると予想する者がいる筈もないのでジャンヌと予想する人が多かったのも当然と言えば当然である。


余談だが『空の境界』にて、抑止力の後押しを受けていた人物の一人として語られた。守護者かは不明。



▲活躍(ネタバレ注意!)

ルーラークラスの特性上、赤のサーヴァントのマスター、シロウ・コトミネからは計画達成の邪魔者と見られ、カルナを刺客として送られる。
ジークフリートとそのマスターに救われるも、彼女はあくまでも中立としての立場を守り続けた。

その後、黒の陣営が『セイバーを失った』と言っているのにジークフリートの霊力がこの世に残っていることを感じ取り、その源を探す。
そして彼の心臓を埋め込まれて生存しているホムンクルス(ジーク)を発見。
元々害したりするつもりはなく、初めから彼の好きにさせるつもりだったが、彼の行動理由に生前の自分と似たものを感じ、共感。
彼が単独でフラフラ行動されると危ないと理由をつけて行動を共にするようになる。

ジークの「ユグドレミアの城にいる同胞(ホムンクルス)を助けたい」という意思によりユグドミレニア陣営へ向かうが、そこで黒赤両陣営の激突に巻き込まれ、その最中に天草四郎と邂逅。
彼が死者でありながらその領分を逸脱し人類救済を行おうとしていると知ったことで、自身の召喚理由を監督役ではなく世界に歪みが出るのを防ぐためだと確信を強めていく。


ジークに対しては『ジーク君』と君付けで呼び、自分の方が長く生きているから、とお姉さん風を吹かせている。
聖杯大戦と本来関係のない相手だからか、彼に対する態度は人間的。
ジークからもその素朴な人柄や公正な性格を好ましく思われており、関係は良好。
ただ、どうにも人生経験がないせいか朴念仁なジークの天然の振る舞いに戸惑わされることも。

レティシアが表に出てくることは基本的にないのだが、ジャンヌが気を利かせてレティシアの意識を表面化させ、ジークと話させてやることもある。
一応ジャンヌより女性らしい口調だったり、素直に感情を出しているなどレティシアが表面化している時は地の文もあって読者にはわかりやすいが、ジークは気付いている様子は皆無。
自分が抱くジークへの好意はレティシアのそれが自身にも影響しているものと解釈しており、上記のようにレティシアを時折表層化させてやるのはそのためである。

なお、使用した令呪は、ヴラド戦で赤黒共闘時に5騎への支援に1画ずつ使用、アヴィケブロン戦で共闘したモードレッドに約束した報酬の1画提供、ジークに一旦消滅したジークフリート用2画を提供。
天草側のサーヴァントはジャンヌ対策としてそれぞれのマスターの令呪を2画ずつ用いて不利な命令を聞かないようにしており、
実際には使わなかったものの終盤に活用可能だったのは共闘したケイローン用1画、モードレッド用1画、アストルフォ用2画のみと有用性が大きく制限されていた。
他にマスター死亡後のジャックを浄化しているが、何か命令しようと思えば一応可能ではあった。



宝具


我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)
ランク:A 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:???

我が旗よ、我が同胞を守りたまえ!

我が神はここにありて(リュミノジテ・エテルネッル)』!


聖女としての彼女が、生前先陣を切って掲げながら走り、付き従う兵士達を鼓舞した旗が宝具としての力を持った物。
対魔力:EXを、宝具等の概念も含むあらゆる種別の攻撃に対する庇護の力に変換する。
2013年のエイプリルフール企画ではセイバーの『約束された勝利の剣』を受け流し、
本編でも地形を崩壊させる威力にまで蓄積された『疵獣の咆吼』の一撃すら受け流した。
ただし、対魔力:EX同様に、受け流すだけで攻撃自体の無効化などはない為に、彼女の後ろにでも退避しなければ仲間は当然回避出来ない。
上記のような一撃であれば、周囲は地形が変わる程のダメージを受ける。


紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
ランク:C(発現前)、EX(発現後) 種別:特攻宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???


「主よ、この身を委ねます───」


ジャンヌが処された火炙りの刑の炎を発現させる聖剣。上述の台詞が発動の呪文となるが、これは史実におけるジャンヌの辞世の句である。
当人が受けた最大の受難である「火炙りの刑」を攻撃解釈した概念結晶武装。
固有結界の亜種のような特徴を有し、ジャンヌの心象風景を剣として結晶化したものであるという。
この宝具の発動時のみ、彼女は腰に刺した剣を抜く。

なおこの剣はジャンヌ・ダルクそのものでもあるため、この宝具を発動した戦闘後にジャンヌは、


な ん と 消 滅 す る


火炙りとか特攻宝具とか意味がそのまんますぎるだろコレェ…




なお奈須きのこは後に自身のブログである竹箒日記にて、ジャンヌ・ダルクについて以下のように語っている。

彼女の最期は余りに悲惨で、異端裁判から処刑までの間
あらゆる陵辱が行われ、彼女から尊厳と奇跡を奪いつくされ
「神の声を聞いたのは嘘だったと言え」
ただその一言言えば解放される、その状況で彼女がどこまで信仰的純潔を守り通せたかは諸説様々だが
救国の乙女はこの上なく無惨な方法で処刑された。
彼女に与えられた報酬は、そんな暗いものだったのです。

この話が何処まで型月のジャンヌに影響されているかは不明だが、型月の彼女もまた悲惨な最期を迎えたと思われる。
旦那が狂っちゃうのも仕方ないね。

しかし、悲惨な結末を迎えた生涯に彼女自身に後悔は無く、処刑される結果も最初から予測していたらしい。
彼女は初め、主の嘆きを聞いた。争いを続ける人々と、地獄に変わっていく世界を嘆く悲しみの声を聞いた。
そう、彼女が聞いた啓示とは、使命でも義務でもなく、ましてや栄光でも勝利でもない。
ただ誰に向けられたわけでもない嘆きを聞いただけ。
ただそれだけで、彼女はその嘆きを止めるために戦うことを決めたのだ。
誰に認められなくても、何度もなく罵られても、誰もに間違いだったと言われたのならば、せめて自分自身だけは裏切らない、信じた道をただ貫く。
「それでも、救えた命があったから。この道は、間違いではなかった」
最後の時まで胸にあったのは、ただ清廉な祈りだった。
『主よ、この身を委ねます───』
この言葉を最期に彼女は業火に呑まれ、息を引き取ったという。

誰に間違いだと罵られても、自分の信じた道を貫く。
その生涯は『正義の味方』という叶わない理想を目指しつづけた衛宮士郎アーチャー(Fate)と似ている所があるかもしれない。



ただ、そんな信仰熱い聖女という面と異なる苛烈さも生前は見せている。
当時の戦闘は貴族ルールで儀式化していた。
当時は人質は身代金を払えば生きて帰ってくるのが当たり前、むしろ身代金を取るために生け捕り推奨というような、現代からは考えられない牧歌的な戦争だったのである。
夜襲や奇襲などをするのも当時の戦術ではなかった。*1

だが、イングランドに劣勢になったフランスは、手段を選ぶ余裕がなくなった。
そんな中で夜襲上等、人に大砲をぶっぱなすという当時の常識をぶち壊す戦術をとるための旗振りをしたのがジャンヌだったのである。
ジャンヌは農家の娘で貴族ではない。そんな貴族ルールの重要さは分からなかったのだ。
そして、イングランドはフランスの非道戦術導入に虚を突かれたためにジャンヌに連敗したのである。

つまり、ジャンヌは強引で苛烈な手段を厭わない人物だからこそ名を残したのである。
ルーラーのジャンヌの手段を選ばない脳筋思考も、実は史実を反映したものなのだ。


▲他作品での登場

Fate/Zero』(アニメ版)

セリフ無しだが15話に登場。
この放送で彼女のファンが激増したとか何とか。

また、旦那曰く、飛び出しがちな旦那の眼球を隙あらば目つぶしでいさめてきたとのこと。
痛そうではあるが、なんとなくほのぼのした光景が浮かぶのは何故だろう。


カプセルさーばんと

ボスキャラ、及びプレイヤーキャラの一人として登場。
ルーラーを一回やり終える事に貰える英霊休暇」なるものを与えられ、冬木に来日。
自分は有名な英霊だからと自称してJKに変装するも、やっぱり気付いてもらいたいという構ってちゃんキャラ。
だが、冬木のちびっ子達からはアーサー王」だとか「ナポレオン」だとかと間違えられ中々気づいてもらえない。
後日談では悔しさの余り、セイバーやアーチャーと入れ替わって第五次聖杯戦争に参加しようとする始末。
ゆくゆくはジャンヌブームを巻き起こし、赤ジャンヌ桜ジャンヌを登場させようと企んでいるんだとか。そして、その後割と本当にジャンヌブームが起きるっていう……

ちなみに、ジャンヌが坂本真綾氏の声で喋るようになったのは、よりにもよってこの作品が最初


Fate/EXTELLA

アルテラ陣営で参戦。
元々はアルテラを排除する為に召喚された存在だが、内面を知ってからは彼女に協力するようになる。
彼女やアルトリアのようなシステム保全担当のサーヴァントが想定通りの解決に乗り出した場合、フォーマット(=全消去)のような決着になるのが避けられない、というのもある。
最終安全装置であるアルトリア、単独顕現してきたギルガメッシュを除けば、アルテラ対策に召喚されたのが彼女とイスカンダルだけなのを見る限り、ムーンセルとしてもできれば取りたくない手段であると思われる。

宝具はなんと『紅蓮の聖女』を採用。しかもちゃんと使うと死ぬ
この為宝具を使うと死後自動復活のスキルを使うか令呪を切らないとゲームオーバー確定というとんでもない罠仕様になっている。
なお、このゲームは被ダメージが多いと評価が下がってしまうが、これによるHP減少は100%分のダメージとして扱われるため、非常に使い勝手が悪い。

キャラとしての性能は、ルーラーらしく防御力は高いのだが攻撃力が低く、攻撃モーションも遅め。
アグレッサーなどを倒すのに時間がかかってしまうため、レベルを上げてスキルで補正しないとジリ貧になりやすい。



Fate/Grand Order

キービジュアルにセイバー(アルトリア)、シールダー(マシュ)と共に描かれており、事前情報が出始めた頃から参戦は確定していた。


◆ジャンヌ・ダルク(裁)


「サーヴァント、ルーラー、ジャンヌ・ダルク。お会いできて本当に良かった!」

クラスはルーラー。レアリティは最高位の☆5(SSR)。イラストは勿論社長。
CVは『カプさば』から引き続き主題歌も担当している坂本真綾氏が担当。

アプリのリリース時から実装されている恒常星5サーヴァントであり、後述の性能も含め、特に現在のような星4確定の無かった頃のリセマラで彼女を狙うマスターは多かった。
現在もキャラ人気もあってかそこそこ定期的にPUされる。また恒常キャラなので忘れた頃に出会うことも。

バトルでは旗を剣のようにまとめたものを振り回して攻撃する。先端に刃が付いているので槍のような感じ。
2016年夏にモーション改良が行われており、旗による攻撃が基本なのは変わらないが、
旗を軸にサマーソルトキックをぶちかましたりと足グセが悪くなったアクロバティックに戦うようになった。
2024年春に更なる改修が行われ、回し蹴りをかましたり自ら発光して攻撃することも。あとジルを相手にすると目つぶしをかます

カードセットはA宝具にArts3枚のキャスター型。NP効率は初期鯖故に微妙だがAチェインを組みやすいので宝具発動に困ることはない。

ステータスは超の付くHP偏重。Lv90でHP16500は全サーヴァント最高値、聖杯でLv100まで上げればなんと驚異のHP18000にまで達する。フォウくんを突っ込めばHP20000さえ超えてしまう。
またルーラーはバーサーカー以外の基本7クラスおよびムーンキャンサーからのダメージを半減し、
そこにクラススキル「対魔力EX」、更に後述の宝具により生み出される圧倒的耐久力は他の追随を許さない。
巌窟王が称した通り、まさしく人間要塞

宝具は『我が神はここにありて』を採用。
味方全員に無敵1T、HP回復2T、防御アップ3Tを付与するが、デメリットとして自身が2Tスタンする。
攻撃性は一切無いものの、全体無敵がとにかく強力。敵サーヴァントの全体宝具、大型エネミーの全体攻撃等を凌ぐには非常に有用。
HP回復2Tも立て直しには有効。防御バフは宝具1だと悲しいくらい弱いが宝具レベルが高ければ役に立つ。
以前はスタンが最大の弱点であったが、幕間の物語を進めていくと強化され、なんとスタンデメリットが消滅、更に味方全体のデバフ解除が追加される。
A強化やNP増加礼装を付ければ2~3T毎に無敵と防御アップと回復とデバフ解除を高速でバラ撒く不沈艦と化す。

反面、数値だけ見たATKは☆5最低。
クラス補正で攻撃力に+補正がかかる上に半減される相手がアヴェンジャーしかないとはいえ、有利になるクラスもバーサーカーと滅多に出ないムーンキャンサー以外存在せず、
「弱点はないが有利なクラスもいない」シールダーほどではないが、やはり火力の低さがネック。

スキルは
啓示→清冽なる祈りの果てに:毎ターンスター獲得15個+全体Arts強化+全体NP20付与
真名看破→燦然たる聖光の復権:敵単体の宝具威力ダウン&防御力ダウン1ターン&防御力ダウン3ターン
神明裁決:敵単体にスタン(サーヴァント限定)

ルーラー耐性と無敵宝具は強力無比で、その特性から、前半ストーリーではサーヴァントクラスのボス戦ではジャンヌがいるとかなり楽になる。
周りに防御アップを多く持つマシュ・キリエライトや全体回避持ちのダビデ、「神明裁決」を使い回しNPも補助できる玉藻の前、そしてフレンドのジャンヌなどでも入れておけばボス戦の大半が作業と化す。
全員Arts枚数が多く宝具をバカスカ使えるため、まさに鉄壁とも言える布陣となる。
しかも殿にジャンヌが残ると本人の耐性とArtsチェインによるNP補充で2~3ターンに1回くらいは宝具が使えるためとにかく粘る。
短期決戦では到底削れない長期戦必須の相手ならば、耐久性に特化したジャンヌ入り耐久パは汎用性の高い最適解となる場合が多い。
ジャンヌをピックアップ召喚などで早期に手に入れられるかどうかは、ストーリー(特に第1部)攻略の難易度に直結すると言っても過言ではない。

しかし、全般的にスキルが腐りがちと言う問題があった。(逆に言えばスキルがイマイチでも耐久力はトップクラスだったということだが)
当初「啓示」はスキルマでも毎ターン星9個でしかなく、クリティカル率を大幅に高めるとはいかなかった。
真名看破は宝具威力ダウン効果のみで、即死級の宝具威力相手では焼け石に水でしかない。
神明裁決も刺されば強力なものの2部以降増加したサーヴァントでない敵には全く役に立たない状況だった。

また、ストーリーや高難易度でも強化解除や無敵貫通といった無敵対策が増えてきたため、こうした優位性も1部迄というのが大方の見方だった。
更に2020年夏に無敵貫通対策として対粛清防御宝具を保有するアルトリア・キャスターが登場。
1ターン無敵防御できて回復能力のあるジャンヌの宝具と、回数制&無敵貫通無効のアルトリア・キャスターの宝具は相互互換だが、スキルが今ひとつなジャンヌと異なり、超強力なスキルを持つのでフレンドから借りやすいアルトリア・キャスターが起用される例が圧倒的に増え、ジャンヌの性能は今一つと言う評価に落ち着きつつあった。

2021年に「真名看破」による宝具威力ダウンが「燦然たる聖光の復権」に強化され、サーヴァント限定が外れて更に敵の防御力にかなり倍率の高い二重デバフをかけられるようになったが、圧倒的な耐久力で貢献するジャンヌに噛み合っていないと言わざるを得ず、微妙な評価は続いた。

しかし2024年の奏章Ⅱ開幕の後に「啓示」が「清冽なる祈りの果てに」に強化され、スター増量と全体NPとArtsバフばらまき性能が付いたことでようやく耐久パーティーの要としての役割が戻ってきた。


パーティに組み込む場合は、お互いの宝具で相手の短所を補い合えるために相性が抜群と評判のアンデルセンや、
バーサーカークラスなどの火力の高いサーヴァントと共に組み込むといいだろう。Artsバフや宝具による耐久を考えるなら、Artsアタッカーを使いたい。
特に回復力や無敵貫通ギミックを持たない相手にいくら時間がかかってもかまわないということなら、アルトリア・キャスターやマシュ、マーリン始皇帝などと同時起用して徹底した長期戦に持ち込む戦術も考えられる。
速攻狙いでも起用されるアルトリア・キャスターほどの汎用性はないにせよ、時間をかけての耐久戦ならジャンヌと言える程度の実力は十分ある。

単騎運用も強力で、みんなのトラウマのあの太陽ゴリラをはじめ、超高難易度クエストをジャンヌ単騎で殴り続けて終わらせられるケースも。普通に戦っても最後にジャンヌが一人だけ立っているという事態が日常茶飯事なので、最後にジャンヌ単騎で戦うことを見据えたコマンドコード刻印を考えておきたい所。

ちなみに敵として登場した場合はそんなに強くない。
ルーラーの耐性上硬いのは事実だが、その反動で比較的HPは控えめに設定されやすく、攻撃力も高くないのでアタッカーが落とされる心配がほぼない。
しかも宝具は強化前仕様で普通にスタンするため、無敵さえなんとかすればカカシ同然になる。
だからと言って舐めて掛かると啓示連打からのクリティカルで思わぬ一撃を貰ったりするので油断は禁物。

メインシナリオでは1章「邪竜百年戦争オルレアン」に登場し、同章のキーパーソンを務める。
死の直後の時間軸に故郷フランスに召喚され、「竜の魔女」を名乗る自身の「オルタ」と対峙する。

また1部終章にも登場する。その登場シーンは必見。

イベントでは「監獄塔に復讐鬼は哭く」に登場。
巌窟王を止めるべく監獄島に乗り込んできたが、
「怒り」「恨み」を正当なものとする巌窟王とそれを持たないジャンヌは相容れない存在であり、死闘の末に敗北し主人公の行く末を彼に託して消滅した。


◆ジャンヌ・ダルク(弓)


「召喚に応じ、参上しました。ジャンヌです!今回はバカンスアーチャーだから、堅苦しいことは言いません。
夏休み、楽しみましょうね!」

2018水着イベで登場した、イルカのお姉さんと化したジャンヌ。腹ペコ王と同じくクラスはアーチャーに。
本人曰く「イルカを撃つのでアーチャー」とのこと。

身長/体重:159cm・44kg
出典:史実
地域:フランス
属性:秩序・

【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大儀礼、儀礼呪法等を以てしても、傷つけるのは難しい。

単独行動(セレブ):EX
マスター不在でも行動できる。
イルカも遊ぶ。海の近くにいる限り、彼女の魔力はなぜか供給され続ける。

【保有スキル】
エンドレス・エンジョイ・サマー!:A
略してEES。
終わらない夏を全力で楽しむべし、という心意気。

水辺の聖女(ドルフィン):A+
アーチャークラスとなったことで、なぜかイルカが懐くようになった。イルカはジャンヌに敵対する者に牙を剥いて襲い掛かっていく。

サーヴァント・チア!:B
ルーラークラスでなくなっても、その応援精神は変わらない。一緒にがんばりましょう、と言いつつぎゅっと手を握り締め、他人を勘違いさせる。
本人的には応援のつもり。


【宝具】

豊穣たる大海よ、歓喜と共に(デ・オセアン・ダレグレス)
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:100人

「ショーターイム! 青い空、エメラルドの海、そしてたくさんのお友達!
(エカヒ)(エルア)(エコル)、みんな、受け取ってー!『豊穣たる大海よ、歓喜と共に(デ・オセアン・ダレグレス)』!」

デ・オセアン・ダレグレス。
海に祈りを捧げたことによる、幻獣召喚。
幻獣に縁があるのか、海に纏わるものなら大抵呼び出し、力を行使することができる。
圧巻はシロナガスクジラ。なんか押し潰されて死ぬ。その内メガロドンとかも呼べるかもしれない。



クラスチェンジしても委員長気質は消えていないのだが、いかんせん夏なので目に見えて浮かれ中。具体的に言うとカプさば出演時以上のはっちゃけ方をしている。
ルーラー時は自分が聖女であることを否定すらしていたが、アーチャー時だとどこ吹く風。今までシリアス一辺倒だった反動からかシリアスをほぼぶん投げて世界を海に沈める海で満たすためにのアドバンテージを振り回して大暴れする。第二再臨の際、眼鏡をかけるのは教師モード(自称)らしいが、あるのはただ「姉」という概念の暴力である。
おかげでオルタからは「姉を自称する不審な女」呼ばわりされている。なんで狂化も精神汚染もないんですかね?
貴方も家族です

連れているイルカの名前は「リース」。困っていたイルカを助けてきたところ付いてきたらしい。
お前を消す方法を知りたい。

イベント内では勿論メインポジション。
サークル「St.オルレアン」をマリーとともに立ち上げ、前回の「サバフェス」の1位を取っていた。
そのため対抗意識に燃える邪ンぬの最大の目標になるが、当の本人は妹が創作活動に手を出したことが喜ばしいようで随所で手助けしたりしてくる。
健啖設定も実装、邪ンヌどん引き

翌年の水着イベントでは水着剣豪として登場したが前年に輪をかけてぶっ壊れた。

翌年の水着イベントは姉要素は控えめだが今度はリースXPを平和な湖に放した。湖を混沌に染めるんじゃない。というか生態系壊すな。

2021年の水着イベでは本人は登場しないが、サメ絡みでイマジナリージャンヌが登場。もう聖女という要素は欠片もない。ただの自分を姉だと思っているサメ女である。

2022年水着イベでは登場したが、姉要素は非常におとなしくなり、同人作家に目覚めたスカサハ=スカディをサポートするような立ち位置であった。

性能はというとルーラー時と同じくHP偏重。
カードはB2Q1A2で、宝具はArts。Quickは優秀だがArtsは微妙な性能であり、素のNP効率はあまり良くない。
クラススキルの「単独行動(セレブ)」は通常の単独行動の効果に加えて水辺限定で毎ターンNPが少し増えるという追加効果が付く。
保有スキルは一方で攻撃寄り。
「エンドレス・エンジョイ・サマー!」はArts性能アップと無敵(2回)の複合スキル。どちらも持続は3T。
攻撃に切ることが多いが、無敵も便利。ターン制限はあるが回数制なので適当に切っても無駄にならない。
「水辺の聖女(ドルフィン)」NPチャージと宝具威力アップ、更に水辺ではクリティカル威力も上がる。
NPチャージ量は最大で40。未凸虚数魔術から即宝具を打てるが、種類の多い初期NP50礼装とは微妙に噛み合わない。
宝具威力アップは3T持続するので先打ちしても無駄になりにくく、宝具のNP回収力が高いので他のサーヴァントとの組み合わせ次第では効果ターン中に複数回宝具を打つことも可能。
「サーヴァント・チア!」はアラフィフの「邪智のカリスマ」と逆の効果で、善属性への二重カリスマ。
ルーラー時から属性が変化した為に自分は対象外になっているが、善属性アーチャーは結構いるので効果を実感しやすい。サポーターにも善属性のサーヴァントは多く、活きる機会は多い。

宝具はArts全体宝具。追加で3Tの間毎ターンスター獲得状態を得られる。
多段ヒットなのでNPは回収しやすく、素のNP効率は良くないがArts強化などのバフを入れれば連発も視野に入り、極めればサモさんシステムの真似事も可能になる。


ジャンヌ・オルタ


1章で登場した派生キャラ。性能などより詳しい説明は該当項目参照。

ジャンヌ・ダルクの悔恨と憎悪の側面。
『竜の魔女』を自称し、ルーラーの権限を以って多数の竜に纏わるサーヴァントを狂化を付与して召喚した。
自身のフランス救済が否定されるなら、救済されたフランスも否定されるべきである…として、ワイバーンとサーヴァントを率い各地を蹂躙して回った。
通常のジャンヌからは想像もできないような毒舌、流し目の立ち絵は非常にエロry


なお「オルタ」とは、『Fate』では「その人物の別側面」という意味を持つが、
ジャンヌ・ダルクには世を恨んでいたとかそういう側面は全く存在しないため、このようなオルタは存在しないはずである。
その正体はジルの願いにより形作られた、いわば英霊の贋作だった。

その後、'15クリスマスイベントではすっかりやさぐれていたのをサンタオルタに弄られていたが、
期間限定イベント「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」にて『アヴェンジャー』として正式実装。
詳細は彼女自身の項目にて。

なお、味方としてのキャラクターコンセプトはジャンヌと同じく女子高生。
ただしこちらは悪ぶっているが素直になれないツンデレで、きのこ曰く「暗黒JK」。
オリジナルであるジャンヌのことは(表面上)嫌っているが、
ジャンヌからオルタへの感情は「突然コインの裏として割り込んできた存在だが、まるで蓮っ葉な妹のようで嫌いになれない」というもの。
オルタ側もなんだかんだ満更でもないようなので、正反対な性格のJK姉妹という立ち位置に落ち着きつつある。
そして水着ジャンヌになると明らかに嫌いになれないどころかかなり強烈にお姉さん風を吹かせるように。
同様にオルタも水着になって軟化しており普通に良い姉妹に見えるのだが、あまりのお姉さん風にはリリィともどもたじたじ。

そんな可愛げのある一面が幸いしてか、今やすっかり『FGO』から登場したサーヴァントの中でもトップクラスの人気を誇る英霊の一人である。


ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ

'16クリスマスイベントで邪ンヌが何やら企んだことから生まれた派生キャラの派生キャラ。詳細は該当項目参照。
クラスはランサーになった。元のジャンヌの得物がほぼ槍みたいな旗だったので納得といえば納得である。
サンタクロースの役目を全うしようとする真面目なロリっ子なのだが──。

水着ジャンヌの第三再臨後の姿は明らかにリリィがモチーフである。

彼女の登場で長姉ジャンヌ、次女の邪ンヌ、末妹リリィの「ジャンヌ三姉妹」なる括りができた。
ちなみにこの三姉妹はゲーム内でも相性は良好。



【対人関係】

■Apocrypha

ユグドミレニア一族により、アインツベルンの技術を流用して作り出されたホムンクルス。
上記のとおり、先輩風を吹かせているが、彼の天然な行動のせいで空回り気味。

黒のライダーである男の娘。
ジークを救うという共通の目的を持っているため、何かと絡んでくる。Apocryphaのヒロインの座を巡り争うライバル
ちなみに真名看破がある理由で完全には通らなかった唯一の人物。

赤のアーチャー。
子供の怨霊の集合体であるジャック・ザ・リッパーを消滅させようとしていたため、彼女から一方的な敵愾心を抱かれている。
FGOでも嫌われているのは同じだが、頑固な点は似た者同士とも自覚されており、合わないなりの評価はされている。

赤のキャスター。
宝具『開演の刻は来たれり、此処に万雷の喝采を』で自身の生涯を見せられ、一度は心をへし折られた。
この出来事がよほどトラウマになったのか、FGOでは「次にその宝具を使ったら出るところに出てもらいましょうね!」と脅迫するほど根に持っている。

赤のアサシンのマスター。そして第2のルーラー。
彼の掲げる「人類救済」を「人類の不信、人類進化と尊厳の侮辱」とし、それを阻止すべくジークと共に戦う。

■Grand Order

後年のフランス王妃であるライダーのサーヴァント。
フランスを愛する者同士意気投合し、第一部第1章で共闘する。
後に共に同人誌を作る仲に。

敬虔な聖女として知られるマルタには尊敬を寄せており、同じカルデアにいると「祈りだけでタラスクを退散させた、尊き聖女様がいらっしゃるなんて!」と感激する。
今「ええー?」とかどっかのみたいな反応したやつ、後で教会裏な。

『Fate/Apocrypha』では事実上の敵陣にいたものの、絡みがほとんどなかった『施しの英雄』。
清貧を旨とするカルナの姿勢を、宗派こそ違えど聖人と等しい存在と称賛する。

■EXTELLA

元々はムーンセルを救う為に召喚され、遊星の先兵である彼女と戦ったが、その本性が邪悪なものではないと悟り、
導くべき余地があると判断しアルテラの陣営に身を寄せる。

苦手な相手。俺様ムーブをする金ぴかと曲がりなりにも裁定者という存在のジャンヌとでは噛み合わない様子。

■生前

かつて百年戦争で共に戦った。
彼女の悲惨な最期から、彼はすべてに絶望し、殺人鬼へと堕ちていく。
『Apocrypha』ではシェイクスピアの宝具で召喚され、思わぬ再会を果たす。
『Grand Order』では狂ってしまう前の彼とも肩を並べて戦えることを喜び、暴走することがあれば何度でも目を突いて諫めることを約束する。





ジャンヌ・ダルクの名において、全てのサーヴァントに令呪をもって命ず───!
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最終更新:2024年03月24日 19:12

*1 こうした戦争の儀式化は、戦争による犠牲者を少なくするというメリットもあった。