ゼブライカ

登録日:2011/06/23(木) 20:14:07
更新日:2024/03/03 Sun 14:49:57
所要時間:約 5 分で読めます





稲妻のような 瞬発力。 ゼブライカが 全速力で 走ると 雷鳴が 響きわたる。


ゼブライカとは、『ポケットモンスター』シリーズのポケモンの一種である。


■データ


全国図鑑No:523
分類:らいでんポケモン
英語名:Zebstrika
高さ:1.6m
重さ:79.5kg
タマゴグループ:陸上
性別比率:♂50♀50
タイプ:でんき

特性:でんきエンジン(でんきタイプの技を受けるとそれを無効化し、素早さが1段階アップ)
  /ひらいしん(でんきタイプの技を受けるとそれを無効化し、特攻が1段階アップ。元々無効の場合は上がらない。
        ダブル・トリプルバトルで自分以外のポケモンが使った単体対象のでんきタイプの技の対象を自分にする)
隠れ特性:そうしょく(くさタイプの技を受けるとそれを無効化し、攻撃が1段階アップ)

HP:75
攻撃:100
防御:63
特攻:80
特防:63
素早さ:116
合計:497

努力値:素早さ+2

シママがレベル27で進化


■概要


ギザギザの雷模様や鬣が特徴的なシマウマのような姿をしたポケモン。
雷雲が出た際に行動が活発になり、鬣でをキャッチして電気を蓄える。
また気性が激しく、怒るとその鬣に蓄えた電気を四方八方に雷撃として打ちまくるため注意が必要。

その鬣は放電する度に青白く発光し、その光り方で仲間とコミュニケーションを取っている。

まるで稲妻のようだと言われる程の瞬発力を持ち、全速力で走り回った際には雷鳴のような音が聞こえるとか。
名前の由来は「ゼブラ」+「雷火」。

決してイカではない。
しかしイカ娘ネタをやりたいがためにイカ扱いする人が後を絶たないとか。

ゼブライカ「どう見てもなのに酷いじゃなイカ!」

イカ型のポケモンならXYから登場しています。


ちなみに進化前のシママは『ブラック・ホワイト』発売前からその姿やタイプが公表されていたポケモンの一匹で、
新たな物理でんき技「ワイルドボルト」と共に公開されていた。


■ゲームでのゼブライカ


なんと2023年6月現在、通常の野生個体は第5世代にしか登場しないと言う恐ろしいレアリティの高さを誇る。
ゼブライカは不安定だが第6世代のフレンドサファリ・マボロシの場所に出る可能性があるだけまだ良い方。
しかしシママは野生個体の出現はBWが最初で最後で、BW2以降ずっと野生出現していない
『ポケモンバンク』ありきでは流石に種の存続が危うい

そんなBWではかなり序盤から捕獲可能でピカチュウ(ライチュウ)やデンリュウライボルトレントラー等と同じ恒例の序盤のでんきタイプ。

そのかなりの素早さや、早い段階からでんきの苦手なくさタイプに対抗できるほのお技「ニトロチャージ」を自力で取得できる点からかなり頼りになる。
しかし耐久の低さや、高い攻撃力を活かす物理技は「ワイルドボルト」を覚えるまでは「スパーク」止まりな点がネックか。


主要トレーナーではライモンシティジムリーダーにしてでんきタイプ使いの我等がシャイニングビューティー、カミツレさんの切り札。
高い素早さから「ボルトチェンジ」や「ニトロチャージ」でガンガン攻めてくる強敵。

…ただでんき対策を悉くすり抜けてくる前座のエモンガ二匹のほうが印象に残りやすく、トリなのに若干空気。
ちなみに切り札ではあるがエモンガがボルトチェンジを使うため、片方を倒した時点で交代して出てくる。こちらを先に倒すと最後の1匹がエモンガに…

ちなみに女性ジムリーダーの切り札には珍しく性別は♂である。
…だから何だというわけではないが。

また、ヒウンシティにあるゲームフリークにいるモリモトこと、森本茂樹氏の切り札を務める。

【朗報】
第9世代作品「ポケットモンスタースカーレットバイオレット」にてシママ共々追加コンテンツ後編に参加することが決まった。これによりついに他の作品にも登場を果たした



■対戦でのゼブライカ


でんきタイプらしく素早さに優れており、スターミーライコウフローゼル等115族をギリギリ抜かせるというという絶妙な速さを持つ。
攻撃力もそこそこ高く特攻も平均的で攻撃性能はなかなかのもの。
ただしこの手の能力を持つポケモンにありがちなように耐久は紙。つまり典型的な速攻アタッカー。

アタッカーだがでんきタイプで四足歩行型という関係上サブウェポンは決して豊富とは言えず、単純な攻撃範囲は微妙。
しかし「ニトロチャージ」「オーバーヒート」といったほのお技を筆頭にでんきタイプにしては地味に珍しい技をそこそこ覚えてくれるため面白い動きができるのが特徴。

中でも特に目を引くのが「さきどり」で、自身の素早さや物理・特殊どちらにも対応可能な種族値からゼブライカとの相性は抜群。技の少なさもカバーできる。
上手く使えば厄介なドラゴンゴースト等を返り討ちにする事も可能。ただしスカーフや読み違いに注意。

攻撃力に優れるが物理技は「ワイルドボルト」「ニトロチャージ」「おいうち」「すてみタックル」ぐらいしかない。
高威力の「オーバーヒート」や対応力に優れる「めざめるパワー」がある特殊型の方が範囲は広い。
しかし特攻そのものはそこまで高くないため特殊型は火力不足…と特殊・物理どちらかに特化すると中途半端になってしまいがち。

そのため両刀寄りの構成で相手に合わせて器用に立ち回るのも手。
「さきどり」を活かすという意味でも両刀型の意味は大きい。
両刀型が基本という関係上攻撃面の努力値調整が難しく、読みや知識が重要な「さきどり」「おいうち」等が他のでんきタイプとの差別化になっている点から、
でんきタイプの中でもやや玄人向けな存在と言える。

ただ第7世代では「とびはねる」がZワザとして使えるようになり、USMでは教え技として「けたぐり」を習得する等、物理型の使い勝手も多少改善された。
前者はでんきを半減するくさ、後者はじめん複合やじめん技の使い手が多いいわはがねに有効等、相性補完としても悪くない。

第9世代では久々の本編登場ということもあって、「くさわけ」や「スマートホーン」「10まんばりき」などの物理技を新規習得し、本格的に物理アタッカーとして運用できるようになった。

特性はどちらもでんきタイプに対抗できる優秀な物。
しかし「じしん」等のでんきタイプに対する優秀な遂行技が無いため単純なでんき狩り性能はエレキブル等に劣る。
「でんじは」が無効化できて嬉しい程度の認識が無難なのだろうが、XY以降ではそもそもでんきタイプにまひは無効なので…(ry

隠れ特性は対くさ用の「そうしょく」。
でんき技は(紙耐久とは言え)半減なので、等倍→無効に持ち込めるこちらの方が需要が高い。
一応、「ねむりごな」や「キノコのほうし」の対策にもなる。


■アニメでのゼブライカ一族


進化前のシママはサトシのライバルの一人、「ケニヤン」のポケモンとして登場。
ライモンタウンで行われたドンバトルで再会した際はゼブライカに進化していた。


ゼブライカ「追記・修正ヤラナイカ」

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最終更新:2024年03月03日 14:49